ものごとがうまくいかないとき、自分を卑下する人は少なくないと思います。
「私はダメだなあ」と。
かくいう私も、「しょせん自分はこんなもの」と思うことがあります。
しかし、自分を卑下すると、ますますよくない結果を生み出し、悪循環に入り、抜け出せなくなります。
自分をこんなものだと思うのは、自分を過小評価することにつながります。
自分を卑下する人は、自分の不完全さを嘆き、自分を信じられず、あきらめてしまいます。
一方、謙虚な人は自分を信じて、自分のたりない点を反省して、進歩しようとする向上心をもちます。
しかし、考えてみると、「私はダメです」と言う人と「私やればできます」と言う人のどちらを人は信頼するでしょうか。
ですから、生徒の場合も、自分を卑下すること=自己肯定感を下げることになり、人とのつきあいにも支障が出てきます。
したがって、「自分はダメだなあ」と思いそうになったら、つとめて「自分はやればできる」という思いを強くもてるように、大人は励ましていきたいのです。
Yes, I can.が大切なのです。
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