桜の花の芽は秋から休眠します。
その桜が鮮やかに開花するのは条件がととのわなけらばなりません。
つまり、休眠にある花芽が、凍るような寒風に吹かれ、寒さに着実にさらされなければならない。
その点で、寒気こそが花芽を蕾に変え、満開のショーを演出するといえます。
花びら一枚でもそのプロセスをへてできあがるのです。
自然の摂理に、私たちは驚かされます。
思えば、人の生き方も同様ではないでしょうか。
耐える日があるからこそ、飛躍する時が来るのです。
とくに、入学式や入社式に際して、若い人びとが精進した力をもって、ジャンプアップした学校・社会に入っていく姿。
これこそが春爛漫なのでしょう。
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