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箕面三中もと校長から〜教育関係者のつぶやき〜

2015年度から2018年度に大阪府の箕面三中の校長を務めました。おもに学校教育と子育てに関する情報をのせています。

志をもつといつまでも青春

2025年07月04日 06時19分00秒 | 教育・子育てあれこれ

急な勾配で険しいものであっても、曲がりくねっていて遠回りになっても、足場がよくなくて足踏みをしても、一歩一歩積み重ねた自分だけの道のりがあります

その道がふりかえっても、足もとをみても、今日も確かに続いています。

青春とは、感動するやわらかな心

青春とは若い人の特権のように思われるかもしれません。そして、若い頃が終わるとともに、青春も終わるように思われています。

しかし、青春とは人生の中での、若い頃の一時期にあるのではなく、気持ちや心のもち方にあるのではないでしょうか。

かりに60歳を過ぎても、その人が夢とか希望や生きがいを持ち続けていれば、人生の最後の日まで自分らしく生きることができます。

それが青春でしょう。

つまり自分らしく、充実して生きていれば、それは青春です。人生100年時代と言われるようになり、10年近くになりますが、それはたんなる長寿のスローガンではないのです。

その人が志を高くもっている限り、100年の青春を謳歌できるのです。そのような未来を志向するキャッチフレーズです。

そして、希望や志は、硬直化した心でなく感動する柔軟さから生まれます。光に対して心が震えることが、一歩を踏み出す原動力になります。

その光を追いかける情熱があれば、それはまた別のだれかの人生を照らします。