急な勾配で険しいものであっても、曲がりくねっていて遠回りになっても、足場がよくなくて足踏みをしても、一歩一歩積み重ねた自分だけの道のりがあります。
その道が、ふりかえっても、足もとをみても、今日も確かに続いています。
青春とは、感動するやわらかな心
青春とは若い人の特権のように思われるかもしれません。そして、若い頃が終わるとともに、青春も終わるように思われています。
しかし、青春とは人生の中での、若い頃の一時期にあるのではなく、気持ちや心のもち方にあるのではないでしょうか。
かりに60歳を過ぎても、その人が夢とか希望や生きがいを持ち続けていれば、人生の最後の日まで自分らしく生きることができます。
それが青春でしょう。
つまり自分らしく、充実して生きていれば、それは青春です。人生100年時代と言われるようになり、10年近くになりますが、それはたんなる長寿のスローガンではないのです。
その人が志を高くもっている限り、100年の青春を謳歌できるのです。そのような未来を志向するキャッチフレーズです。
そして、希望や志は、硬直化した心でなく感動する柔軟さから生まれます。光に対して心が震えることが、一歩を踏み出す原動力になります。
その光を追いかける情熱があれば、それはまた別のだれかの人生を照らします。