3月半ば、秋田市内の映画館で“草間彌生 わたし大好き”というドキュメンタリー映画が上映された。
草間彌生さん・・・前衛彫刻家であり画家であり小説家である。
1957年にアメリカに渡り活動。ボディ・ペインティング、ファッションショー、反戦運動などを行う。その他、現在でも世界中で活躍している。
映画は東北限定で上映されたもので、『愛はとこしえ』というトータル50枚もある作品を描いている草間さんを紹介しながら今までの作家活動をさかのぼって語っている。
映画とリンクして秋田市内では草間彌生展が開催されている。
普通作品展と聞くと美術館で行われると思われがちだが、今回はART DIVERSEUM~アート・ディヴァージアム~と称し美術館と高齢者施設との連動企画だ。目的は『アートという文化を積極的に社会に還元していこうとする地域社会貢献としての目的』『美術展の会場として利用することで日常社会から閉ざされた施設に社会を取り込み高齢者施設の社会化により入居者の生活の質の向上を試みるという目的』。
とはいえ僕みたいな皮ジャンを着た188cmもある大男が施設に現れたんじゃお年寄りの方々もさぞ驚かれただろうなぁ・・・
草間さんは曲線と水玉模様で描いたカボチャの作品が有名なので、皆さん一度は御覧になっているのではないだろうか。
そのカボチャのオブジェが香川県直島町にある。そのオブジェが秋田駅前にも用意された。直島は赤、秋田は黄色。それは僕のもう一つのブログ“ティンカーベルが教えてくれた。。。”で紹介。
草間彌生展は4月13日まで。