叶わぬ恋と知りながら 叶うはずだと信じていた
妄想の世界では Ah 私がヒロイン
夢を見ているだけならば 誰も傷つけはしないから
夢を見ているこの今を いちばん幸せに感じる昨日今日と あなたを想い続け
明日からの寂しさも忘れられる募るばかりの愛しさを 拡がるあなたの笑顔を
この小さな体では もう抑えていられないの
窓の僅かな隙間から あなたの住む街が見える
近くて遠いこの距離に 鼓動の高鳴りを感じる夕日見つめ輝く緋色の瞳
気持ちだけは固く紡がれているのに踏み出せない 怖がりな私のため 神様お願い
“呪文 唱えて”時計の針はいつだって 私の味方じゃないから
限られた時間で 愛してくれますか?硝子の靴を残したのは あなたの愛を試すため
桃色の悪戯 戸惑うあなたが見たくて“今夜ひとつだけ我が儘言わせて あなたを名前で呼ばせて”
時計の針は無常にも 出逢った頃を奪っていく
魔法が解けても 愛してくれますか?“愛してください”
1998年に書いた作品。
童話の『シンデレラ』をモチーフにラヴソングを書いてみました。