現在放送中のNHK連続テレビ小説『芋たこなんきん』、面白いよ~アッチャン、面白すぎるよ~(オリラジの藤森くん風に)
作家・田辺聖子さんの半生のドラマ化。こんなオモロイ女性とだったら僕が結婚したかったよ。カモカのおっちゃん、ウラヤマシーあ・・・でも出逢った頃や次男の登くんを躾のために殴ったときに突き飛ばされて頭を打ち付けているんだよなぁ・・・
う~ん、それも考えもの。
子供の頃から小説を書くことが大好きで小説家になる夢が叶うまで三十ン年間結婚の機会を逃し続け、・・・いや、違うな。あの期間はカモカのおっちゃんに出逢う運命が他の男を寄せ付けなかったんだな、きっと。そう!その結婚式も笑ったなぁ。嫁は小説書いていて遅れるは、旦那は急患で遅れるは、旦那の兄貴は式場にニワトリ届けて本人消えるは、そんなドタバタで嫁は何回身なりを整えてもボロボロになるは・・・
笑えるだけでなく泣けるのもこのドラマの魅力。ヒロイン・町子が戦時中、軍国少女だったことには考えさせられたし、結婚後のエピソード、徳永医院の待合室から町子の記事の載った新聞や雑誌が消える事件が。犯人は三男の隆。なぜなら学校の先生に「悪いことをした人は新聞に顔が載る」と聞かされ、好きな町子を守るためにそれらを捨てたのだと言う。・・・優しいよね・・・いつかもし子供が産まれたらこんな優しさを持った子供になってほしいな・・・
カモカのおっちゃん・健次郎さんも素晴らしい。普段は冷静で温厚。でも間違ったことにはとても厳格。酒ばかり呑んで働きもしない浮浪者、呼吸停止で運ばれてきた浮浪者仲間の姿をまざまざと見せつけ「お前もこんな風になりたいか!!」と一喝。その後この浮浪者は仕事を見つけ結婚をするまでに至る。また町子に勝手に弟子入りに来た小説化志望の男、実は自分の妻が胃潰瘍なことに気づかずに夢ばかり追いかけていることに怒りを覚え、「僕には小説の才能がないって言うんですか?」との問いに「無いわ!!」とはっきり言い諭した。その後、その男は奥さんのことを見つめるようにはなったのですが・・・相変わらず《花岡町子の弟子》だと嘘をついてまわってるよう・・・懲りてね~でも健次郎さんのようなきちんとした性格にも憧れるな。
なんだかんだ書いてきたけど一番興味があるのはヒロインを演じる藤山直美さんがめちゃめちゃ好みのタイプだってこと。ポッチャリだし。史上最年長のヒロイン?無問題、無問題
そんな(どんな?)花岡町子さん、ただいま《ツチノコ》に夢中です。もうホントいろんなことに興味を示して手を出して、あるいは向こうからやってくる町子さん。次はどんなことに興味を示すのかな?
「さ~て、来週のマチコさんは?」(サザエさん風に)