良かったぁ!この作品に出逢えてホントに良かったぁ!
僕はファンタジーが好きなのだが、知識は無い。
なので、ノーガードでストレートを入れられたように
自分の知らないところから知らない作品を提供されると
肉体的にも精神的にもノックアウトだ。
ワクワクが止まらねぇ!!
だってさ、だってさ!ケンタウロスは出るわ、ミノタウロスは出るわ、
サイクロプスはノッシノッシ歩くわ、「いかにも!」ってカンジの狡猾さのドワーフが出るわ、
グリフォンが大空を滑空するわ!
もちろん人物キャラ設定も良い。
長男として家族を守ろうと上に立とうと必死なピーター。
現実主義者の長女・スーザン。
「男として見てもらいたい」「自分は何だってできる」それを証明したいのに
ピーターに押さえつけられて反発心から崩壊を導いてしまう次男・エドマンド
純粋無垢で人々の心の柔らかい部分にすんなりと入ってきてくれる次女・ルーシー。
この4人を“二人のアダムの息子”“二人のイヴの娘”という呼び方をするのも良い。
4人の中で僕と似ているのはエドマンドかな。僕も子供の頃は実力もないのに目立ちたがりで周りを不快にさせていた。今ではそのことに気づいて変わることができて心から良かったと思う。
ルーシーは、その幼さからは想像もできない、人の弱い心を優しく包んでくれるさまはまるで聖母だ。
何より素敵なのは英雄アスラン!!マジかっこいい~。
本国イギリスでも絶大な人気を誇っているらしい。やっぱりね。
カリスマ性というのは万国共通だ。
作品のヒットで第2章の製作が決まったらしい。
早くもう一度ナルニアに足を踏み入れたいものだ。
ところで映画の中に出てきたお菓子『ターキッシュ・デライト』・・・いちご大福みたいだと思ったのって僕だけ?