鈍足メタボランナーの日記

アラフィフ以上アラカン未満の鈍足メタボランナー
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2018奥出雲ウルトラおろち60キロ出走記その2

2018-04-17 22:58:04 | スポーツ
本日より、仕事に復帰。
体の調子が悪いわけでなくて、嫁さんへのご褒美が必要なのだ。


昨日アップし忘れた、鬼の舌震までの図はこんな感じ。
最初の20キロのアップダウンはそこまで厳しくはないけど、鬼の舌震に上がる道だけがシンドイ。


高尾のエイドを出ると、馬木のエイドまでは超緩めの上り下りが連続する。
雨がほぼ止んで、多少走りやすい環境になった。アウターの下はTシャツだけだがこのときは寒くはなかった。


旧仁多町と旧横田町との境目を超えると状況は一変。向かい風。


12時からの雨は温暖前線の雨だったと思われた。後で天気図見ると15時頃はまだ温暖前線が抜けてなかった感じだが、風の強さからすると温暖前線と寒冷前線の間に南風が吹き込んで強風になったようだ。
他の気象データを見ると一旦、風が落ちて気温も落ちているから間違いない。


馬木のエイド1キロ手前から、強風がさらに強くなった。
地形的に谷部なので風が集まりやすいからだろうか?。時折、進めないほどの強風が吹いた。
体力を無駄に消耗しないよう向かい風がない箇所だけを走った。


なんとか馬木のエイドに15:07にたどり着いた。設定タイムどおりだが、南風だと八川から三井野原間の風が強いのはわかっていたので、もう時間的余裕はなかった。休憩もソコソコに走り出す。
なぜわかったかって?。第2回大会のときも雨こそなかったけど南風の時、強風地獄だったことを思い出したから。


とりあえず叶谷峠を目指す。
あんがい馬木から八川間の、この峠も強敵。そのうえまた向かい風・・・・。ここでむやみに体力を消耗するわけにも行かないので、走りと歩きを交えて登っていく。


約25分で峠を制覇。ここから3キロ近い下り道。
ここぞとばかりにスピードを上げる。もっとも下りの衝撃を考えるとキロ7分近くが限界。


八川のエイドに15:56に到着。なんとか設定タイムどおり。
写真は撮っていなかったけど、肉団子のスープの美味しいこと、美味しいこと。
おかゆもあったので適当に混ぜたらさらにおいしかった。それでもエイドに5分もいられなかった。
一番苦手な八川から延命水間を向かい風に逆らって登るから、少しでも時間的余裕が欲しかった。


ヤッパリ、強烈な向きおろしの向かい風に襲われた。横田の町中ですら最大瞬間風速は18mだったらしい。
この区間は谷部なので南風がもろに吹き降り加速している感じ。
山の陰で風がないところは走ったけど、そんな区間はほとんどなく終始向かい風。走っているランナーも歩いているランナーもほぼ速度は同じ状態・・・・・。
そのうえ枯れ葉や枯れ枝などのゴミが吹っ飛んできて顔面を直撃するので、用心が必要だった。
だいぶ心が折れかかっていたが惰性で進む。
三井野原のエイドを19:00まで出れば、残りのエイドで10分程度休息しても、ゴールは間に合うことはわかっていた。伊達に3回も走っちゃいない。


延命水のエイドでチキンラーメンで体をあたため出たのが17:10くらいだった思う。
雨が強くなって気温は11度だけど風が強くて、撥水機能の落ちたアウターの下はずぶ濡れのTシャツ一枚なので、寒くなってきた。
昔、雨の中スキーをして低体温症を体験したことがあり体感的まずいと判断して、JR坂根駅でTシャツの下に替えの長袖のシャツを着込む。替えのシャツはリュックのなかでコンビニ袋で2重に保管していたので浸水はしていなかった。


ようやくおろちループの基部にやってきた。
コレを登り切れば、あとは下るのみなのでやる気は戻ってきた。


20~40キロまでの軌跡。

つづく。