
銭函天狗山(536.7m)に行って来ました。
宮の沢から小樽行きのバスに乗り「銭函」で下車。登山口までの道は少し分りにくかったのですが、下調べのおかげで何とか迷わずに行くことができました。登山道入口付近では砂防ダムの工事中で大きなダンプが通っていました。工事が完了したらこの砂防ダムが登山口のいい目印となるでしょう。 登山道は「肩」に入るまでは泥んこの所が多く、とくに尾根の急斜面では滑りやすいのでちょっと苦労しました。「肩」に出ると一気に展望が開けて「銭函天狗山」が姿をあらわました。登山道も乾いた岩盤に変わりましたが、代わりに太陽がこれでもかと日差しを浴びせます。「うーん、これはいたしかゆしですなぁ」。
「肩」の部分をしばらく歩いて右に回りこんで登っていくと山頂に到着です。山頂の山側は樹木がないので展望がいいのですが、海側は樹木にさえぎられて展望があまりよくありませんでした。ふと山頂標識を見ると「天狗岳」とあります。はて「天狗山」「天狗岳」どちらなのでしょう?でも山頂からの眺めがいいのでそんなことはどうでもよくなってしまいました。小さな木陰を見つけていつもより長いランチタイムです。「手稲山」「奥手稲山」がきれいでした。
下りの「肩」で前方を見たら石狩湾方面のすばらしい展望が目に入ってきたので、岩稜を横に入れてパチリと一枚。「ガイドブックに載っていた写真よりいいかも」と自画自賛しながら下っていきましたが、尾根からはまた泥んこの登山道なので滑って転ばないようにゆっくりと下山しました。