空沼岳に行ってきました。きょうは3連休の中日。バス停にはカラフルなレギンズの上に短パンをはいた「山ガール」が多く並んでいました。やはり「ブーム」というのは女性から始まるのですね。あらためて実感しました。
今年は残雪が多くて万計山荘の小屋開きが一か月延期されたりしたので登山道の状態が気になっていましたが登山口や標高800mの渡渉も橋が修復されていて歩きやすい状態でしたし、山頂では周辺の山々や支笏湖、恵庭岳、風不死岳、樽前山の鮮やかな景色が出迎えてくれました。晴れた日の空沼岳山頂からの景色は何度見ても飽きることはないですね。「もう少し雲が切れてくれると苫小牧方面の太平洋と石狩方面の日本海が見れるのになぁ…」なんて贅沢をいってはいけません。
登山口の渡渉」
去年訪れたときは丸太を並べただけだったので不安定でした。以前と比べるとだいぶ川幅が狭くなったようです。多くの岩石が上流から流されたんですね。自然の力はすごい
「800m地点の渡渉」
ここもだいぶ川幅が狭くなりましたがぬれていて滑りやすいのでこのお嬢さんのように集中してわたりましょう。
「万計沼」
眺めがいいので、いつも休憩時間が長くなります。
「真簾沼」
いつもの年より水量が多かったので休憩できる岩場が狭まっていました。
「恵庭岳方面の展望」
右から恵庭岳、風不死岳、風不死岳の後ろに重なるように見えるのは樽前山。
「羊蹄山」
正式には「後方羊蹄山(しりべしやま)」といいます。全国には「なんとか富士」と呼ばれる山がたくさんありますが、これほど富士山にそっくりな山(蝦夷富士)は全国にもあまりないのではないでしょうか。
「きょうの私の登山靴」
空沼岳の別名は「どろ沼岳」。今日初めて使ってみました。泥んこを気にしないで歩けますし、下りでは爪にやさしく、靴についた泥も沢水で簡単に洗い落とせます。一番気になるのは蒸れだと思いますが、休憩のたびに簡単に脱げるのであまり気になりません。これは意外と優れものかもしれません。
私の靴はミツウマのグリーンフィールドという農作業用の長靴ですが、胴長で底が厚くトレッドも滑りにくい構造でGoodです。
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