めけめけ様の日々雑感

胴体力関係は、「N氏式胴体力」カテゴリ。

動く骨-体幹内操法

2005年03月03日 | 日記・雑感
栢野忠夫氏の「動く骨(コツ)-動きが劇的に変わる体幹内操法」という本を買った。まだ、ざっと斜め&飛ばし読みしただけだけなのだが、すばらしい内容だ。運動において体幹の重要さを説く本は数多く出ていると思う。私の知っている限りでも故・伊藤昇氏が「スーパーボディを読む」という本で「胴体力」という概念を打ち出し、胴体=体幹の重要性を論じている。前述の「スーパーボディを読む」は、胴体の動きを三つの動き「丸める反る」「伸ばす縮める」「捻る」に分け、その動きを体操として繰り返すことによって、運動のパフォーマンスがあがるという、非常に画期的な本だったが、この「動く骨」の中で語られている「体幹内操法」はそれに似ていながら、それをもはるかに凌駕する内容である。どういった点がすばらしいかというと、体幹の動きを「体幹内屈伸」「体幹内側屈」「体幹内回旋」の3つの動きに分類している点は非常に似ているが、上達にステップを分け分かりやすくしている点、実践する際に意識すべきこと、生じる感覚についてきわめて詳しく語られているのだ。また、体幹の動きを手足に伝えるというところまで網羅している。情報量が多いため、多少のとっつきの悪さは否めない(私も熟読はまだしていない。実践しながら読んでいこうと思う)が、この本の準備運動を少しやってみるだけで私の場合は首周りが楽になり、体の柔軟性が上がった。体の動かし方や健康に興味のある方はぜひ一読を強くお勧めしたい。

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