めけめけ様の日々雑感

胴体力関係は、「N氏式胴体力」カテゴリ。

民喰い3

2006年11月16日 | 日記・雑感
前述の考え方は行き過ぎると、安楽死や姥捨ての問題にもつながる。

健康な人間の割合を増やす方法は3つある。
病気になる人を減らす。なった人は速く治す。
最後の一つ、治らない人は・・・。

こんなことを考えなければならないほど、日本は貧しい国なのだろうか。
戦後軌跡の復興を果たしたのは嘘だったのか。
これほど、文明が発達したのに、ひいこら働かないと食っていけないのか。

どうも、善良な大勢の民草の時間と命と富を吸っている「民喰い」がいるような気がする。

民喰い2

2006年11月16日 | 日記・雑感
介護保険の仕組みは良くわからないので、医療保険で考えてみる。
サラリーマンは3割負担である。
そこで、医療費が10,000円とする。
すると、病人の負担は3,000円となる。
保険の負担は7,000円となる。
極端な例を考えると、
病人と健康者が1:1であった場合、
健康者の負担(保険料)は3,500円となる。
病人は保険料3,500円と自己負担3,000円、計6,500円を支払う。
この保険料負担を安くする為には、3つの方法がある。

1 医療費を減らす。 2 病人の負担を増やす 3 健康な人間の割合を増やす。

よく聞く意見に、医者は給料が高いのだから減らせ。というものがある。
医療費を減らす、一つの方法である。
しかし自分の主治医に「あなたの給料は高いから減らしなさい。」
と言える人は少ないと思う。
医者も人間だから、長い間勉強して、苦しい研修医時代を経て、
バカな教授にこびへつらいして、やっとこの程度の給料なのだ。
減らすどころか2倍にしてもらってもいいくらいだ、位のことを思っていても
不思議ではない。
下手に給料を減らしたら、
「減った分だけ、輸血量も、麻酔薬の量も、腫瘍を切り取る量も、減らしましたw」
と言われても文句は言えないだろう。
同じことが、医療機器メーカーや、製薬会社についても言える。
「経費削減で、材料の質を落としました。実験を減らしましたw」

では、2 病人の負担を増やす というのはどうだろうか。
しかし、病人は基本的に病気の間働けない。収入のない人間から搾り取るのは人道的ではないだろう。病気をした人だって、病気になるは、金は取られるはでは、踏んだり蹴ったりだろう。

結局、3 健康な人間の割合を増やす。
のが、一番現実味があるのではないだろうか。

介護の問題にしても、介護不要の人間を増やす。というのが肝要なのだろう。

民喰い。

2006年11月16日 | 日記・雑感
先日、付き合いで介護職就職の説明会のようなものに行った。
感想
・給料140,000(となれば、手取りはもっと下がるだろう。11~120,000くらいか?)
・老人の入浴、排泄の介助をする。(重い、汚い)
・ちょっとしたミスで人を死に至らしめてしまう可能性もある。

典型的な低賃金3K仕事である。
私は望んでその仕事に就くことはできない。
就業している方々には、深い尊敬の念を抱く。

どうしてこれほどまでに低賃金なのか?
素人考えで思いつく理由を列挙する

①もともと昔は、介護は無料だった。(次世代の家族:嫁などが受け持っていた。)
②そもそも、介護が必要になるようになるまで生きる人間(若く元気な人間に比して)も少なかった。
③稼ぐ手段と資産を持っていない老人にとって、高い料金を払って介護を頼むことはできない。

無料だったものにいきなり高い値段をつけることは難しい。
少子高齢化・夫婦の共働き化・非婚化による、無料介護の担い手の消失もある。

自分の鬱に対しての考察

2006年11月10日 | 日記・雑感
10/30から、鬱の波が来た。
10/30.31日と仕事を休み、
その日から、小遣い帳やメモ、スクワットの習慣もなくなった。
暇があれば、家で酒を呑み、あぐらでぼんやりと下方虚空を見つめ続けていた。
ひたすら寝続けた。

11/7.8日にも休み、心配した上司が抜き打ちで家に様子を覗きに来るという一幕もあった。
外出してなくて本当によかった。
9日には、「勤怠という観点から、本来今年が昇給年であるが、昇給は次回まで見送り。」
という決定が下された。
次の昇給っていつだろう?
順調に解雇(多分それが私の社会的な死)への階段を下っている。

しかし本日、精神的状況が少々回復したので、
とりあえず
今回の鬱の要因を分析してみよう。

自分で理由と思える事項を
書き出してみる。

A:仕事量が周りの人間に比べて明らかに少ないのに、指摘されるミスは多く、
自分の職務能力に対する自信、ひいては社会人として生きていける
という世界と自分に対する基本的な信頼感が削られ続け、
将来に対する不安が高まった。

B:気候が急に寒くなった。

C:若い女性と高価なレストランに食事に行ったが、
その時の女性の服装や態度が自分の期待と違っていたこと、
また、そこで楽しい会話が出来なかったことから、
自分には楽しい恋愛は無理なのではないか、
という以前からの諦念が改めて強くなったこと。

D:急激に身体感覚を改変したので、その今までの感覚との齟齬から、
一時的に心身の調子を悪くした。

それに対して、更に原因を考えてみる

A:仕事量が少ないのは、
仕事を、周りに求めるほどのやる気がない点と、
昨年11月から今年5月までの半年間の休職で
職場自体に、私の労働を必要としない気風が醸成されている点、
私自身、現在も突発的に休むという実績があり
また、メンタルヘルスというややデリケートとされている問題からか、
周りも私に仕事を振りづらい状況にあり、孤立しつつある。
ブログの表題どおりに社内ニートである。
<参考>
ニートとは、労働につかず、教育も職業訓練も受けていない若者のこと。
社内ニートは入社したものの、その後なんらかの事情で、
その労働意欲や昇進の意欲をなくしてしまった者をさす。
こういう場合、普通は転職の道を選ぶはずだが、
労働意欲もなくした社内ニートは転職さえ行わない。
ただ会社に通い、机に座っているだけである。
会社側では理由なく解雇することもできないため、
いわば「月給泥棒」として存在している。

B:これについては、日本に四季があり、
時が流れる以上変えることの出来ない必然である。寒くなると朝が辛いのは皆同じである。

C:これについては、長くなりそうなので割愛。また後日に。

D:これについては、重心集約力を急激に高めると、こういうことが起こる。
身体感覚が急激に変わることで、神経疲労を起こし、数日間異常に眠くなるし、
免疫力も一時的に弱くなる。また、社会適応力が弱くなる人もいる。
これは、気功でいうところの偏差、健康法で言うところの瞑眩反応、
身体論者の脳疲労と似たようなものであろう。

A~Dの要因に対して対策を考えてみる

A:とりあえず、あまり職場を休まない。
(私が休んでも困る人間が私以外いない点がモチベーションを下げるが。)
与えられている仕事を自分なりにがんばってやる。

B:暖房器具を活用する。腹巻をする。靴下を履いて寝る。お風呂でしっかりと温まる。

C:恋愛に対して「護身」する。電波大戦における、倉田英之の境地を目指す。

D:カルシウムと水分とビタミンC(神経疲労とストレス対応)を取って、
充分な睡眠(8時間)を確保し、神経が順応するのを待つ。

以上の対策をBとDに対して行い、鬱は底打ちした。

AとCに対してだが、
これは、漫画家の福満しげゆきが自伝的作品「僕の小規模な失敗」
でも語っているが、ダメ人間(又は、自分がダメだと確信している人間)
の悩みは、
①自分は(今までの人生と周りを観察したところ)バカなので、
ろくな人生を送れないのではないか。
②女(異性)にモテない。ひいては、他人に愛されない。
の2つに集約できる。

この2つについては、また今後考えてみる。

丸める反るについてつれづれとメモ

2006年11月07日 | めけの独善的身体の練り方(我流)
http://blogs.yahoo.co.jp/nsi444/43186295.html

の記事に大いに影響を受けて、
国際重心集約力学会名誉会長(嘘です。)
の私も、
「丸める反る」について
考えました。

反ると仙骨が入る→仙骨の締めにつながる。

丸まると肩甲骨が上外側にスライドする→突きや、バッティングなど、
手を前方に伸ばす動作に応用可能。

反る→おなかと胸を伸ばす。
丸まる→腰と背中を伸ばす

おなか、胸、腰、背中とは、胴体を上下前後に四分して、前下方をおなか、
後下方を腰、前上方を胸、後上方を背中と仮定してます。
胸椎は背中で、腰椎は腰。

反る→腹部内臓に弾性力を溜める。
反る丸めるで形意拳の劈拳かな?

丸まる→背筋と椎間板に弾性力を溜める。
丸める反るで形意拳の鑽拳とか八極拳の肘撃ちとかかな?腰痛に注意!

丸める反るで下に向かう力が発生するような気がする。足への伝達→体当たりへの発展?

反る丸めるだと上に向かう力が発生するような気がする。手技への発展?

体幹をバネと考えると、
丸める反る(丸める戻す)は「縮める→伸びる→(戻る)」
反る丸める(反る戻す)は「伸ばす→縮まる→(戻る)」

胴体の萎縮がある程度取れるまでは、
丸める反るの方が安全。
萎縮が開放されて、大腿骨、仙骨、腸骨、背骨、肋骨、鎖骨、肩甲骨、上腕骨くらいがぼんやりと
感覚的に分かれてきたら(細分化)
反る丸めるで力を出すほうが簡単。
丸める反るで力を出すときは、丸めるときに仙腸関節が緩むので、
背中(胸椎)に力を集中させないと、腰が壊れる。

ついでに
捉えとは、重心線に骨(関節)をあわせること。