めけめけ様の日々雑感

胴体力関係は、「N氏式胴体力」カテゴリ。

今日の戦歴。

2006年06月30日 | 日記・雑感
今日は、タイプウェル記録更新ならずでした。

ちなみに、ローマ字基本常用語全12回のトライで、

A: 2回
SJ:4回
SI:3回
SH:1回
SG:0回
SF:2回

という戦歴でした。もう少し頑張れば、調子が悪くてもSが付くというレベルになれそうです。

なぜ、足先を開くのか

2006年06月21日 | N氏式胴体力
当ブログの、メインコンテンツである「N氏式胴体力」の写真について、

足を前後に開いた体操で、足先が開いているが、これには何か意味があるのか、

というご指摘をいただきました。

理由といたしましては、

「そうすることが、身体構造力学上、科学的、数理的、幾何学的に求められうる

最も自然かつ効率的な角度であるからです。」

・・・・・・・・・はい、大嘘です。

分かったようなことを言ってごまかそうとしてしまいました(^^;

足先を開くといえば、肥田式の基本姿勢もそうですし、養神館合気道の基本の構えも確かそうでした。

中国拳法の基本の歩形である弓歩も後ろ足を開いていますね。

太気拳の這いなども、足先を開いている人がいたような気がします。

反対に足先を閉じる構えといえば、空手の三戦が思い浮かびます。

ちょっと足を色々と開いたり閉めたりしてみた私の体感からいうと、

どちらにしても、脚が捻られることによって、仙骨が締まるのではないかと考えられます。

もうすこし平易に言うと、重心が安定しやすいということです。

くだくだと書きましたが、つまり、足先を少し開くのは、そのほうが楽だし、安定するから

だと思います。

追記:N氏から教えてもらいました。足先を開くと、脚の内捻りが意識しやすいとのことです。
改めて「スーパーボディを読む」を読むと、157ページに
「(O脚の人は)膝が外に開いているため、内側に締めよう、捻ろうという気持ちが働きやすくなる」という記述がありました。



最近自ブログがタイプウェルブログと化しています。

2006年06月20日 | 日記・雑感
自己記録上位15位を全部Sランクで埋めることに成功しました。

結構コンスタントにSJを出せるようになって来ました。

まあ、途中でつかえて、

グダグダになるとBとかも未だに出ますが(^^;

自己ベストはSGレベルです。うーん。遅くとも年内にはSAレベルをとりたいなあ。


私は基本的に努力が大嫌いなのですが、

こうやって少ない努力で(一日30分足らず、多くて1時間以下)

すぐ(一ヶ月以内)に結果に反映されるのは楽しいですね。

実は胴体力(=捉え歩き)もそうなんですけどね。

現在時点で基本常用語は108回もやってます。

「Mr.三日(以下、一日で辞めること多し)坊主」の私にしてはよく続いております。

上達に際して、

一つ気が付いたこととしては、人間の感覚は底上げされるということです。

初めてタイプウェルの記事を出したとき(平成18年6月10日)は、

「現在の私のレベルは調子が悪いとD 普通でC 調子がいいとBである。」

と書いていたのだが、今(平成18年6月20日)では

「うわっ、つかえた。やばい。だめだ。調子悪いぞ。くそう。ああ~だめぽ、最悪や」

等といいながらAやBを出しているのだから。

10日で大きくタイピング速度に関する感覚が変化していることがわかります。

この方向性の遥か向こうに

「SJか、タイピングじゃねえよ。こんなもん。修行が足りんな、俺」

という境地があるんでしょうねえ。

よっしゃ!タイプウェル記録更新!!

2006年06月19日 | 日記・雑感
いやあ、五日ぶりに更新できた。
一回SJレベルを出したときから、Bレベルあたりをずっとうろうろしていて、
あのSJは奇跡かまぐれだったのかなあ、などと思っていたのだが、
今日、もう一度SJが出てくれました。
その次には何とSIレベル。なんだかレベルが上がった瞬間を感じましたよ。
じりじりとSAレベルに近づきたい。

「生物が重力が進化させた」個人的まとめ 

2006年06月19日 | 日記・雑感
この本によると、脊椎動物の進化には重力と力学作用が大きく関わっているという。
ちなみに力学作用というのは、力を加え続けると骨は変形するということである。(ウォルフの法則)
進化論の話をするまでもなく、人間の祖先は猿だった、という話を知らない人は少ないだろう。
西原氏は著書の中で、ずっとさかのぼれば、人間の祖先は軟骨魚類のネコザメだった、もっとさかのぼれば
ホヤだった、と述べている。
おたまじゃくしのような形態をしているホヤの幼生が、そのまま岩に固着することなく、
幼形進化したのが、魚類の原型であり、脊椎動物の原点だというのである。
ここで、出てくるキーワードが「頭進」である。おたまじゃくしを見れば分かるように、
頭に尾の付いた生物は頭のほうに進む。これを「頭進」といい、最初は全内臓が頭にあった
生物(ホヤの幼生)も口から取り入れた食物を消化吸収排泄しているうちに、慣性の法則で各内臓が消化の順に後ろに取り残され

後ろのほうに肛門が移動する。

「人間つまるところ一本の管だ。飯食べて、排泄するだけ。」などとは言われるが、その原型がこの時点でできることになる。

この頭進と慣性による内臓の後退を考えると、宗教的な行として行われる滝行や、首長族の習俗も理解できるような気がする。

滝行は、頭から垂直に水をかぶり続けることで、頭を先頭に泳ぎ続けていた原始の記憶を呼び覚まし、
生命力を高めたり、独特の精神的境地を求めるものなのではないかと思えるし、首に輪をはめて首を伸ばす首長族
の習俗も、より首を伸ばし、相対的に内臓を後ろ(人間は直立二足歩行をしているので下方)に持っていくことで、
進化の感覚を味わおうとしているのではないだろうか。
まあ、首を伸ばせば進化だというのならキリンはとても高等な生物ということになってしまうではないかという疑問はある。
キリンと人間の違いは、口から肛門までが垂直に近いかどうかだと思ったり。

なお、ホヤよりも原始的な生物は口と肛門が同一であるそうだ。これでは管ではなく袋に近い。

そして、脊椎動物の原点の生物が頭進を続けると、

呼吸用の鰓腸(エラの原型)と消化用の腸しかなかった内臓から、造血機能のある脾臓が分化する。

なぜその様な分化が起きるかについてだが、
外的刺激は全て体液の流動に変換されると説明されている。
体液の流動は、体壁との摩擦で電位変化を引き起こすらしい。
一定の運動(生活様式)を繰り返すことによって、その流動電流が一定して供給されたときに
細胞の遺伝子の引き金が引かれ、機能の分化が起こる、と仮説を立てている。
このあたりは、よく分からないが、
外的刺激が体液の流動に影響を与え、体液の流動の変化が、身体を変化させると理解した。
このあたりなどは、生活習慣の違いが民族の身体の差を生み出しているのでは、などと
考えるとおもしろい。

また、おもしろかった部分に、人の祖先であるところのサメの鰓の呼吸筋は、人では咀嚼や表情筋になっているそうだ。
人の呼吸は横隔膜や腹直筋をはじめとする体壁筋で行っているそうだ。しかし未だに回路がつながっているから、
表情と呼吸はリンクする。という話はおもしろかった。
試しに顔だけで笑顔を作るのと、笑った時の呼吸を再現してから笑顔を作るのは
後者のほうが自然な笑顔が作れるような気がする。

「内臓が生みだす心」については、又後日。

「生物は重力が進化させた」「内臓が生みだす心」西原克成 読了

2006年06月19日 | 日記・雑感
2冊読み終わって、非常に感銘を受けた。

ただ、文章が独特なので、分かりづらい。

なお、この本を読んで素晴らしいと思った方は「西原克成 トンデモ」

でググることは止めたほうがよい。

私は生物学者でもないし、論理思考が苦手なダメ文系なので、

学術的な突っ込みはできないが、

身体感覚を深める為にかなり役立った。