めけめけ様の日々雑感

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「武道のすすめ」を見た

2006年03月25日 | 日記・雑感
高倉健のやくざ映画をやっている映画館からでている客を見ていると、みんな肩をいからせたやくざ風の歩き方になっていたという話を聞いたことがある。
ブルース・リーの映画を見て「アチョー!!」と叫んだり、飛び蹴りをした人は数知れず。
となると、達人の動きを見れば達人ぽくなるのかも。
そんなわけないよね。そんな簡単だったら道場で努力する人いないはずです。
でも、見ないよりはましだろう。

「武道のすすめ」というDVDを購入。
これは、クエストという武道や格闘技関連のDVDを作っている会社から出たDVDで、
武道界の各種流派の達人がなんと15人も出ている贅沢なDVDである。その流派たるや、空手、柔道、合気道、剣道、挙句の果てには砲術(火縄銃)まででている。
おそらく、各流派では神のように見られている人たちだろう。
野球で言えば、長嶋とかイチローとか。

とくに印象に残った先生は、

塩田剛三(合気道)
この方の演武はとにかくかっこいい。ちいさい老人の身震い一つで、若い弟子が振り回され、投げ飛ばされる。「グラップラー刃牙」での達人渋川剛毅のモデルとしても有名。
三船久蔵(柔道)
空気投げこと隅落としは合気に通じるものがあるのではないだろうか。「コータローまかりとおる!」で三船久三(みふねくみ)という少女として登場。漫画内の隅落としと現実の隅落としはあまり違いがない。表現上の誇張が少なかったことにびっくり。
上原清吉(御殿手)
ほうきで闘うおじいさん。相手の攻撃線を自然にかわす技は神業。
御殿手は範馬勇次郎も使いました。100歳まで生きられたそうで、すばらしい。
中山博道(剣道・居合道)
天下の名人。剣道界の神様。居合がかっこいい。居合刀欲しいなあ。
田中光四郎(不二流体術)
アフガンの侍。ゲリラ戦経験者。技が激しい。師匠弟子ともに遠慮が少ない。
姚宗(意拳)
内家拳というのはこういう動きを可能にするのかという驚きを与えてくれる。
全身一体のバネが弾けるような動き。弾剄とでもいうのだろうか。
植芝盛平(合気道)
合気道開祖。我即宇宙。「合気道は当身(打撃技)が7割」といいながら合気道って投げ技や関節技だよなと思っていたら、演武の際には投げの前に打撃を寸止めで入れていた。
島田道夫(太気拳)
ボクシング&自衛隊経験のある「刃牙」作者をコテンパンにした人。胴回りがすごい太い。動きが獣じみている。眼光が怖い。
初見良昭(武神館武道体術)
忍者。この人も攻撃のかわしかたが人間離れしている。地味だけど実戦的な技が多い。
外人の弟子が多い。

総じて素手の武術というものは、雰囲気はちがうものの似ている部分もあるように思われた。やっぱ達人は凄い。

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1 コメント

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2016-10-14 15:29:32
武道馬鹿にしてるのか?
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