めけめけ様の日々雑感

胴体力関係は、「N氏式胴体力」カテゴリ。

胴体力 甲野理論 高岡理論 の本当の関係

2006年05月11日 | N氏ブログ「超初心者~」復刻版
これらの理論を同一のカテゴリーにしている人は、
残念ながら自分の胴体が動いておらず、頭の中だけで
理論をこねくり回している
何もわかっていない人だ

と、断定せざるを得ません。


証明①

甲野理論 高岡理論を実践している人に、正座状態でのねじりを
やってもらいましょう。

もし、「本当に」胴体(体幹部と言い換えてもよい)を
半分ずつに分けて使えるのであれば、(体が十分ゆるんでいるのであれば、)
きちんと90度にねじることができるはずなんですが、、、


これができる人は、理論の実践者には、まず、いません、、、、

こんなレベルで、体を半分に割ってやわらかく身体を使うんだ
なんて事いって、どうするんでしょう、、、、


証明② 

上記の理論を実践している人に

気分爽快!身体革命P   に載っている肩こり解消法を
片側だけやってもらってみましょう。

結果は、昨日のブログのとおりです、、、、、

こんなので、「肩に力が入ることなく、楽に歩けます」と言ってて

なんとも思わないんでしょうか、、、、、、

証明③

上記の理論を実践している人に、まず最初は何もせずに
肩を前後に動かしてもらいます
(鎖骨を前後に動かすといったほうが適切)

次に、鎖骨の際のくぼみの部分をぐっと押さえたまま
同じ動きをやってもらいます
(かなり痛いこと請け合いです。少しの間、我慢しましょう)

そして、その後、押さえるのをやめて、同じ動きをやってみましょう。

最初と比べて、ものすごく軽く動くようになっています、、、、

こんなことで、「胸鎖関節がね、、、」とか言ってて、

いいんでしょうかね、、、、、



証明①~③の結果、上記の理論実践者は、胴体レベルが
超初心者以下の状態に留まっていることは明らかである


お疑いの人があれば、その場で実験してみればいいのです
何にも複雑な体操の類は出していません

以上


まあ、さすがに上記の文章だけでは、

掛け値なしの
むき出しの事実(ネイキッド ファクト)を
出しただけの

冷酷非情な 冷た~い文章なんで


ほんの少し、解説を加えますね。

証明①で
わかること=背中の柔軟性のチェック

証明②で
わかること=肋骨と骨盤の引き剥がし具合


証明③で
わかること=胸本体が動いているかどうか
      (股関節のレベルが一定以上になっているかどうか)


というわけです。


ちなみに、肩こり解消法を毎日「単独で」やっても、それだけでは,肩の位置は
変わりません。しばらくすれば元の高さに上がってきます


鎖骨のきわを押さえるのも一緒です。毎日やっても、それだけでは
変わりません。いつも痛いだけです

ねじりだけ「単独で」一生懸命やっても、同様です。力んだ体のまま
行えば、やればやるほど背筋が緊縮して、大変です、、、


どうすればいいかの回答は、すでにこのブログに書いてあります
そちらを参照してください。


実験してみれば、簡単にわかることなんですけど、、、、

確かめる人は、、、ほぼいない

2006年05月11日 | N氏ブログ「超初心者~」復刻版
実は居ないのではないか?
という疑問が ズ~っト付きまとっています


実際に体操をやったら、簡単に確認できることを
やらずに、声高に理論を主張する、、、、

この手の人がものすごく多いのではないかと思われるからです。

たとえば、、、

「胸骨操作が身体を動かす重要なキーである」

なるほど、確かにそうです。まちがっていません.

でも、正座状態で行なう「捻り」の体操で、きちんと九十度
ねじることも出来ないのに
「胸骨操作が重要だ、、」と、言われても、、

そもそも、正座状態でのねじりが90度できていない人は、
(スーパーボディを読む の写真 参照)
腰と胸の分離がまだまだ出来ていないことが明白なんですが、、、


(きちんと動いている人にとっては、あまりにも当然のことでしょう
当たり前であるがゆえに、できていない人に対して
何にも言わないだけで、、、、

「ああ、できていないんだね。まだまだわかってないんだなあ」
と、心の中では思うことでしょうけど。
ただ、それを直截いちいち指摘するのは、野暮ったいよな~
と 感じているだけで、、、)





物事には順序というものがあるんです、、、、

一足飛びに胸骨の操作で全身の動きを統合できるわけではありません


まず、日常生活における立ち方、歩き方を矯正し
骨盤と肋骨の引き剥がしをきちんと行い、それが簡単に出来るようになった後
「胸の操作」というところに移るわけです、、、



未だ胴体を動かす回路が作れていない初心者に向かって
「胸骨がね、、」と述べても、
初心者にとっては役に立たないんですが、、、、、

いわんやそんな状態の初心者が他人に向かって「胸骨がね、、、」
と教える事態に至っては、、、、、

はあ、、、、



「とにかく、全身をゆるませることが必要なんですよ。」

こういうことを声高に主張している人全員に
気分爽快!身体革命に出ている「肩こり解消法」を片側だけ
やってもらえばいいのです

そうすれば、やったほうの肩だけが下がり、広がっています
ものすごく肩が軽く回ることでしょう。
やっていない方は、いつもの通り、重いままです。

では、この人たちの肩は、やる前に「ゆるんで」いたんでしょうか?

もし、「ゆる」で、肩がリラックスしているのであれば、
上記のようなことが起こるのは何故でしょうか?

背中をゆるませることが重要なんですよね、といってる
人間が、正座状態の捻りで、まともに捻じれなかったなら,
その人の背中は、「ゆるんで」いたんでしょうか?


こういうことは、現実にやってもらえば、「その場で」


簡単に分かること
なんですが、、、、

どうもそういう確認をやっている人はほとんど
(筆者がネットで見る限りにおいて )いないようです。

できる人は、どんどん先に行ってしまうので、

「何そんな当たり前なことを長々とブログに書いているんだろう
この人は。やらないヤツはやらないし、全然分からないし、
ずっと勘違いを続けるだけなんだから、それでいいんだよ」


という意見もあるでしょう。

でも、そういう勘違いを検証する方法も一応(ネット上に)
出しておかないと、後々あんまり良くないと思いますよ、、、


実際にやってみればいいんですよ、、、

上記の二つの例だけでも、言葉と現実の乖離が、確認できるんですが、、


「ゆる」やってる人 胸骨トレーニング やっている人、
その場で試していただければいいんですけどね、、、,

胴体カチカチ状態で、正面から向かい合っても 胴体は動かないし
いわんや胸骨の操作など、とてもできないんですけど、、、、


うむ、、、、、こういう検証をしないのが
日本人の特性なのかなあ、、、、、、、

その結果が、、こういうことなんだろうか、、、、、、

わからない、、、、、

比較せずして理解なし 基準なくして眼力なし

2006年05月11日 | N氏ブログ「超初心者~」復刻版
1『肩のチカラを抜け』『肩甲骨から動くんだ!』
  
 肩のチカラが本当に抜けているのか?肩甲骨から腕を動かすことができて
 いるのか?
 

 身体革命P134の『肩凝り解消法』をやった後、肩が下がってしまう人は、
 もともと 肩のチカラが抜けていないし、肩甲骨から動かす事は
 できていない

2『腰から動くんだ』

 骨盤と肋骨の距離が近付きすぎていないか?

 
 『伸ばす/縮める』で、骨盤と肋骨を上手く分離出来ておらず、
  肋骨そのものを畳めない人は、骨盤から動く事はできていない

3『背中を使うんだ』
 
 背中は 一定レベル以上に ほぐれているのか?

 正座状態で『ねじり』をやってみて、きちんと九十度ねじれない人は
 背中がまだまだ固く、背中を意識できる状態にはない

4『首を伸ばして周りをよく見ろ』
 
  首が上手くのばせるレベルの胴体か?

 正座状態から『胸を動かす体操』をやってみて、首の位置が上下動せず、
 胸だけを分離して動かせる状態でなければ、首そのものを動かしても、
 緊張するだけで、伸ばす事はできていない


5『もっとフトコロを深く取れ!』
 
 フトコロに余裕があるのか?
 
 肋骨そのものの癒着がはがれ、肩がキレイに落ちた状態でなければ、
 上半身にリラックスは生まれない
 身体革命P134の、肩凝り解消法→ 1とリンク

6『腰を落とすんだ!腰を!』

 骨盤本体は動いているのか?

 普通にまっすぐ立った状態で、肋骨と骨盤の間の距離が、指4本分
 開いていない人は、骨盤本体を動かせていない。
 そのため、腰の見かけ上の位置を低くしても、
 骨盤本体は下がっておらず、膝、腰に過重な負担がかかる。 
 
 この言葉を連発する人の元には、膝、腰の酷い故障を抱えさせられて
 いる人がたくさんいる

7上記の言葉ができている人と、できていない人を同じ所に並べて

『簡単な』ポーズをしてもらったり、『簡単な』同じ動作を

やってもらい、同時に観てみないと、普通の人には、違いが理解出来ません

上記のような検証を経て、これらの言葉を確かめてみれば

『自分では体感覚に基づく実感が伴っていないにもかかわらず、
分かっているつもりで言葉だけを使っていて、

しかもそのことに、まるで無自覚である』

人の割合は、物凄~~~く多い事が確かめられることでしょう。

指導者がこんな事をやっていたのでは、『眼力』は、付きようがありません。

『眼力』=『物事の本質を見抜くチカラ』

という事のはずなんですが、、、、、、


簡単に確かめられるのだから、確かめてから使ってもいいはず

なんですけど、、、

残念ながら、そういう事もしないんでしょうね、、、、、、、

斉藤孝 氏を 胴体力的に分析すると、、

2006年05月11日 | N氏ブログ「超初心者~」復刻版
最初に述べておきますが、私は 斉藤孝さんの全ての著作を

否定するわけではありません。

身体論に関わっていない著作は、私個人すきですし、

著作も何冊か持ってます(『読むサプリ』とか、傑作ですよ)


前置きはこれくらいにして、分析を進めていきましょう

1 腰の状態

Q 斉藤さんの腰は 骨盤と肋骨の距離が通常の人に比べても、近づきすぎています。
  
 あのような状態では、『腰が据わる』という事はありません。

 かなり腰そのものが緊張している状態です。
 
 従って、骨盤と胴体を分離して動かす事はできず、その結果として、当然の事ながら

 足そのものを使って、『踏ん張る』事になります

 本当に腰が据わっている人は、『踏ん張る』とは言いません。

 踏ん張らざるを得ない程、骨盤そのものが動いていないため、『踏ん張る事』を

 声高に主張する事になってしまうのです。(スーパーボディP142以下参照)

  
A このような斉藤さんの腰が据わっていない事は、どうやったら確かめられるか
  

  
  一番簡単な『伸ばす/縮める』の体操を、立った状態で
  
  その場でやってもらえば良いのです。

  このポーズをやってもらって スーパーボディP49の中村裕二さんと
  
  比較してみれば、一目瞭然です

  『それじゃ分からないよ』という人は、新聞に載ってる
  
  間違い探しのつもりで、肩甲骨ぐるぐるの時の脇の下の肋骨部分を

  観察してみてください。 全く動いていない事が良く分かります

  それでも分からない場合は、残念ながら、動いている人と斉藤さんを
  
  並べて、一緒に簡単な動きをやる所を観てもらうしかないですね、、

  (例えば、メケメケさんと斉藤さんが並んで動いたら、誰にでも分かる形で
   理解可能です)



2 肚の状態

Q 斉藤さんの肚は、物凄く固くなっています。このため、胸も全く

  動かせない状態です。お腹を触っても、みぞおちを触っても、

  かなり固い事が確かめられます。

  胸が動かないと言う事は、鎖骨周りも相当凝っています。

  鎖骨のきわの部分を押さえられたら、相当痛がる事でしょう。

A 検証方法は、一番簡単な(正座状態での『ねじり』)をやってもらうことです。

  おそらく、30度ねじれるかねじれないか位の状態です。



3 背中

Q 2の結果からも分かる通り、背中の筋肉が大変緊張しています。
  
  このような緊縮状態が日常化していても、この事を認識していないと言うのは、
 
  ある意味では物凄く頑丈な身体とも言えます

  ただ、そういう事に対する間違いを指摘するからこそ

  『腰肚文化』という事を主張する意味があるんですが、、、、

  このような状態が日常化している斉藤さんは、おそらく定期的に整体等に

  足繁く通っているはずです。

  そうでなければ、とてももたないでしょう、、、、、


A これは、『丸める/反る』+『ねじり』(身体革命P159)の動きを、片方だけ
  
  正確にやってもらいましょう
  
  やった方の身体は、肩が物凄く落ち、鎖骨が開き、腕が付け根から

  デレッと落っこちた

  状態になります

  やっていない方は、緊張したまま残されていますから、『酔っぱらいの立ち姿』

  に見えない事もないかもしれません、、、


4 肩甲骨

Q 『サイト-さんと言えば、肩甲骨』と、言ってもいいくらい、テレビでは
  
  お馴染みになってます。

  (肩のチカラを抜きましょう)と、、、、


  ただ、あれを観て、肩甲骨が動いていると認識してしまう(肩のチカラが抜けている)

  のは、
  
  実際に肩甲骨がキレイに動いている所(肩のチカラが抜けている)を

  観た事がないからだ、と断言します。

  いや、訂正しましょう。
  
  日本人であれば、誰でも肩甲骨がキレイに動いている所を観た事が

  あるのだから、『観ても全然分からないからだ』です。

  イチローのCMを観た事のない人は、おそらくほとんどいないと思われるので。

  これだと、こういう反論も成り立ちますね。

  『さすがに斉藤さんとイチローを比較したら、イチローが動くに決まってる』

  うむ、そうは言えますね。

  では、こうだったらどうですか?

  『斉藤さんの肩甲骨は、通常動くべき位置で動いておらず、本来ならもっともっと

  大きく動くのが本当である。本当に動いた状態であれば、イチローと同じようになる』

  そこでAです。



A 気分爽快!身体革命のP134に載っている肩凝り解消法を、片方だけ
  
  やってもらいましょう。

  やってもらった方の肩だけが大きく下がり、やっていない方の肩は元の位置にあります

  やってもらった方の斉藤さんの肩を廻してもらえば、やる前よりも大きな範囲で軽く

  回る事が確認できるでしょう。

  これが確認できるとすれば、やる前の斉藤さんの肩のチカラは、はたして

  抜けていたんでしょうか?

 
5 首

 首周りの筋肉は、僧房筋の緊張と相まって、いつも張っている状態です。

 このような状態では、首を柔らかく動かす事は とてもできません。

 ましてや、『中心軸』など、とても望める状態ではありません

 

6 結論。

 斉藤 孝 氏の胴体の状態は、一般の胴体が固い人たちと、全く変わらない
(むしろ、一般の人よりも癒着がツラい)状態にある。

 彼が述べる『腰肚文化』は、自分の身体の辛い状態を認識しないまま、言葉だけを

 書き連ねているもので、説得力に欠けてしまうものである。

 述べてある言葉は、ホントに身にしみる程に 腑に落ちる程に、

眼からウロコが落ちる程に

 正しいんですけど、、、、

 当の本人が、腰肚文化を全く活かしていない自分の体の状態を認識出来ていない所が、

 余りにも悲しくて、情けない、、、、、、、、


7 もし、この結論が間違っていると言うのであれば、各段落のAにしるした検証方法を

  斉藤 孝さんに試してみればいいのです。

  それで、結論は出てきます、、、、、


8 お願い

  斉藤 孝 先生 あなたは今、日本の教育界に物凄く影響を及ぼしうる

社会的地位にあります

  ですから、その地位を真っ当に使うためにも、御自分の身体の辛くて

固い状態を一刻も早く認識して、

御自分の身体を改善し、御自分の言葉と、身体の状態とがきちんと

  一致する状態を作ってください

  そうする事によって 美輪明宏さんから告げられた『使命』を、きちんと全うする事が

  できるはずですよ。

実体に即した名前

2006年05月11日 | N氏ブログ「超初心者~」復刻版
胴体力には3種類しかない、、

『丸める/反る』『伸ばす/縮める』『捻り』

このうち、前の二つの動きの名称は、この名前よりも、動きの実体に即した

名前で読んだ方が、超初心者にとっては誤解が少ない  と 

私は考えます。

その名称とは、、、

『丸める/伸ばす』 『ひらく/畳む』  です。

特に 丸める反る では、反り返って背筋が収縮してしまっている
 
いわゆる『反り返り』の状態を 『反る』と勘違いしてしまっているケースが

非常に多い、、、、、、、、


背筋が収縮してしまっていたら、背中の緊張が酷くなるだけで、

背中が柔らかくなる事は、ないんですが、、、、

『丸める/伸ばす』で、背中を伸ばすコツは、肋骨のへりの部分(横隔膜の部分)

を、上に引き上がるような感覚で行う事です

こうすれば、腰椎の反り返りが抑えられ、背中の筋肉の緊張がほどけてきます。

上手く繰り返す事ができれば、この動作だけでも相当背中が柔くなります



では、『ひらく/畳む』ですが、、、


腕を上に伸ばして、脇腹の表面の筋肉が引っ張られても、肝心な

肋骨部分が大きく開いていなければ、(蛇腹のように広がらなければ)

『ひらく(伸ばす)』にはなっていないんですね、、、



脇腹表面の筋肉がくっついているケースが多い 超初心者の人は、

脇腹のよろしくない脂肪が『ビーッ』と、引っ張られるだけでも

『あ-、引き剥がされてるな-』と、思い込んでしまい、

肝心な肋骨部分がうまく 開いていない事が多い、、、


もう一つの注意点は

『上手く肋骨をひらくには、反対側の肋骨をきちんと畳まないといけない』


より 『ひらく』ためには、反対側を畳まないと、ひらく事もできないのです。


アコーディオンが開く時の事を思い浮かべてください。

上の部分が開く時、下の部分は当然、畳まれますね、、、

それと同じです、、、、

依存度の問題と原因

2006年05月11日 | N氏ブログ「超初心者~」復刻版
まず、次の文章を読んでください

『、、、、、先生は、弟子の   を観ていると、
「この  考え方はどうもよくないな」「  にもっと真剣に取り組まなくては」
等と思う事は良くあるそうだ。だが、それを本人に直接言っても意味がないと
考えておられる。こうしたほうがいい、というポイントがあっても、
本人が自分で気付かないと上達しないと言うのだ。

、、どうしても強くなりたい、前進したい、そういう向上心が大本にあり、
自分の頭で真剣に考え、ここだけはどうしても分からない、解決の道が見出せないと
いうのであれば、   に相談する事は決して悪くはないと思っている。

だが、受け身の姿勢でただ教わるというのでは、   といった   に必要な
総合的な力を身に付ける事はできないだろう。、、、』

(『決断力』 羽生善治 角川ONEテーマ21 P176~177より)
  空白部分は、ブログ作成者による修正


教わる側の依存心が高まると、結局本人のためにならない、、、

ただ、超初心者からある程度の所までは、『誰でもできる、、立ち方 歩き方』を
教わった方が分かりやすいんですね、、、

そのある程度とは、胴体力ではどういうレベルを指すのか?

それは、『誰でもできる股関節で捉えた立ち方 歩き方』を
半年~1年続ける事により、体型が明らかに変わった時点

だ と、私自身は考えています

より胴体のレベルを高めようと思えば、
細かい修正点はたくさん発生していきます。

ただ、そのレベルまで来れば、自分がどれくらい『できていないか』を
体操の出来をモノサシにして、判断可能です。

体型が変わり、以前よりは動くようになったけれども、
依然、『伸ばす/縮める』が、不十分である

以前よりは背中が動くけれども、いつでも『胸が動く』というわけにはいかない

以前よりは みぞおちが楽になってきたけど、下腹部と、太もも周りが     上手く削れてくれない

とか、いろいろ出てきます


そして、そのような問題を解決するのは、あくまでも動かしている本人が
やる事で、先生がする事ではないのです、、、、、


ず~っと以前、(数年前)それこそ1から10まで口を酸っぱくして言っていた
時期もあったのですが、どうも効果が薄い(というより、下手をすれば、ない!)
事が分かってきました、、、

それは、何故か?

結局、本人の中の『できる事によって発生する感動 向上心』が、薄いから
です。

なるほど、言われた通りの事をある程度素直にやっていれば、一定のレベル
(体型が変わってくるレベル)までは
胴体が
動くようになっていきます、、、

ただし、そこからより高くなろうとすれば、より厳しい基準で自分のからだと
会話していかないといけません、、、

でも、『動く事による感動』が、薄いと、『ま、こんなもんか』
『もう動く事は当たり前だな』となって、そこから先へは、いかなくなるんですね、、、

そして、『それじゃ、止まっているから、先へ行きなさい。そのためには
     ○○して××して、△に意識を置かないとダメです』

と、横から言い続けられても、、、、

本人にとっては『ウットオシイ』『オレには俺のペースがあるんだよ、いちいち横から言われると頭にくる 』、、、

そのままではそこで『止まったまま』なのは   なんですが、、、


『動く事による感動』や、『次にはこういう事が分かるんじゃないか?』
とかは、
実は共有するのが非常に難しい事なんですね、、、、

それは、結局本人が何を求めて、どこへ行こうと思っているのか に
帰結します、、、、

『好奇心 向上心』は、教えられるものではないのです、、、

それこそ、自分の内面から発せられるものだから、、、、

う~ん、、、、むつかしい、、、

バレーボールにおける胴体力(W杯日本女子を観て)

2006年05月11日 | N氏ブログ「超初心者~」復刻版
単に、本に書いてある事のみを当てまめる

超初心者的なシロート解答だと

『股関節のとらえが弱いから』
『胴体が良く動いていないから』
『丸める/反るが できる余地がたくさん残っているから』
『伸ばす/縮めるが できる余地がたくさん残っているから』

という、あんまり実際の役に立たない解答例になってしまいます



確かに、上記の事は事実です。
しかし、これでは、バレーボールの
どの局面(フェイズ)で、どのように役に立つのか、また、動いていない事が原因で
どういう失敗が起こってしまうのかが、はっきりせず、

結局『役に立たない素人の戯言』の域を出ません

そこで、今回のVS中国戦を例に取り、胴体力的な分析をしてみます

まず

1 レシーブ編

ものすごい威力のある中国側のアタックを、正面から『膝を曲げて(この言い回し重要)』
日本側はレシーブしようとしていました。

このレシーブをする時、日本選手は全員、斉藤 孝 先生のいう通り
いわゆる『踏ん張って!!』います。

サイト-変換するとすれば、『あのバレー日本女子代表を見習いなさい。あの踏ん張りを』
といった所でしょう。


しかし、下半身で力んで『踏ん張って』いる限り、強烈なスパイクの勢いを殺して
レシーブし続ける(『し続ける』 という所がポイント)事は難しい、、、、

(これは、サッカーにおけるロングパスのトラップにもあてはまります)


強烈なスパイクを正面からアンダーでレシーブする時、『腰を落とせ!!』と、
口を酸っぱくして指導する監督が、大部分ですが、

それは『腰(骨盤)が落ちている』のではなく、
『膝が曲がる事により、見かけ上の腰の位置が下になっている』だけです、、、

これだと、長時間やればやる程、膝や足首、腰などに過大の負担がかかり、
故障の要因になります。

『足だけで』踏ん張り続ける事により、長時間やれば 足がもつれます。

結果、後半になればなる程、ダイビングレシーブの数が増えていくわけです
(足で追っていけなくなってくる)

これは、『体力のなさ 根性のなさ』という原因ではありません!!
解説者も間違えないでください

そうではなく
『胴体が動いていない事により、脚そのものに負担が係りすぎているため』
です。

脚に負担が係りすぎているために、後半の肝心な所で、脚が上手く動いてくれない
そのため、スパイクの威力を上手く殺せなくなってしまい、相手のスパイクが
決まりやすくなっているのです、、、、

(この部分を『根性』や、『精神論』だけで分析しても、
同じ事をくり返すだけです。それじゃ必死でプレーしてる選手が 悲しすぎる、、、)


では、どうすればいいのか

ここで、胴体が上手く動いている事が生きてきます

もう一度、アンダーで正面からレシーブするシーンを思い出してください

レシーブする瞬間、背中はCの字に『たわんで』いるはずです
(いわゆる『丸める』)この、丸める動作により、スパイクの威力を殺す事が

上手くできれば、脚そのものの負担は、同じ動作をするにしても軽くて済みます。
胴体が動く事により、背中の筋肉が柔らかくなれば、膝に負担がかかりにくい状態で
『腰(骨盤)を落とす』事ができるわけです。

結果、レシーブ率も上がってきます


2 スパイク編

トスが上がり→スパイク という流れですが、トスのタイミングが少し

ずれた場合、骨盤からの連動が足りないジャンプだと、空中の一点でしか
タイミングがあわせられないため、そこで攻撃がずれてしまいます。

これが骨盤からの連動が利いた『丸める/反る』を上手く使ったジャンプだと
スパイクを打てる『打点』が空中の一点だけではなく、『ゾーン(幅)』に
なります。

キューバの選手などが、上手く胴体を使った
独り時間差スパイクをよく使っていました。

(これを黒人特有の瞬発力とバネのせいにしていては、いつまで経っても
対抗できないでしょう)


これは、最初からセッターが時間差攻撃をしようと思って行っていたのではなく、
トスを受けた選手が、空中で日本のブロックのポジションを観た後に 自分で
リズムを切り替えていたわけです
(無論、時間にすれば0コンマ何秒の世界ですが、、、)(スーパーボディP137参照)

これができるのとできないのとでは、攻撃のバリエーションにものすごく大きな差が
生じてきます

通常、攻撃パターンをサインを出しながら決定するのは、セッターが相手コートの
選手のポジションを観ながら判断するわけですが、その判断に加えて、
アタックにいった選手が空中で『もう一度確認する』という高度な事が可能になるわけです

そうすれば、決定率もおのずから上昇していくでしょう。


また、アタッカーの『伸ばす/縮める』がもっと良くできるようになれば、
空中で腕の角度をあんまり変える事なく、打つコースを変える事が可能になります

(中国の選手は、ものすごくこれが上手かった、、、)

これがブロックにも生きてきます

ブロック時に空中で利くのは『伸ばす/縮める』です。
大きく肋骨が動いてくれれば、空中で腕を動かせる範囲が格段に広がります

つまり、身長の低いブロッカーでも、ブロックの範囲を大きくする事が可能になるのです

カバーする範囲が空中で広くなれば、それだけ相手のスパイクのコースが制限され、
レシーブ率も上昇します





細かく分析していくと、もっと長い文章になってしまいますが

とりあえずは、これでいいでしょう。

ガンバレ、ニッポン!
(ちなみに、私はセッターの竹下さんを凄く応援したい人間の一人です、、)

『誰でもできる股関節で捉えた立ち方』の見つけ方 2

2006年05月11日 | N氏ブログ「超初心者~」復刻版
オーソドックスな方法は、既に書いてあるので、

一風変わった方法を挙げてみます

まず、いわゆる 巷でいわれている(真直ぐ立つ)にして、
肋骨のアーチが出るくらいに
胸を膨らませます(お腹を引っ込める)

足は膝を曲げずに、真直ぐな状態にします 足先も真直ぐにしておきます



そして、自分が一本の棒になったつもりで、膝を伸ばしたまま、少しずつ
身体全体(足は伸ばしたまま)を前に倒していってください

(腰から折ってしまってはダメです。あくまでもそのままの姿勢で)


そして、これ以上前に傾けると倒れてしまうというところまで、倒してください

この時、ふくらはぎに力が入り、足の親指も突っ張ってプルプルしている事でしょう

そこから、膝だけ軽く曲げてください

足の親指と拇指丘に力が入っていたら、オーケーです
(上手く行かない人は、膝の角度を深めにすると 拇指丘の所に乗る事が分かりやすい)

この時の姿勢を鏡で横から観ましょう

身体革命 P170の左の写真に近いのではないでしょうか?


ここから『伸ばす/縮める』をやってみてください。

肋骨が、真っ外見上真直ぐな状態でやった時もより上に引っ張られれば、

OK。

やってみましょう。

できる人 少しできる人 できてない人の対話

2006年05月11日 | N氏ブログ「超初心者~」復刻版
本日は、胴体力についてお三方に集まっていただき、胴体のレベルによって
どのように観る風景が違ってしまうのか
『理解』が違っているのか を 話し合っていただきたいと思っております

申し遅れました、

本日司会を勤めさせていただきます 円楽です、

い、イヤ間違えました、N氏と申します、どうぞ、よろしく。



A まず、以て僕が言いたいのは、『やってから時間をおいて考えよう』ってことですね
  
  まだ、始めてから
  月日が経っていないにもかかわらず、『~するとどうなるんですか?』
  『~と、××って、言っている事が同じだと思いますけど、Aさんはどう御考えですか?』
  とか、そういう事を質問することが、本人にとって何の意味があるんでしょうか?
  
  そういう答えは、他人に聞く事じゃなく、自分の身体を自分で動かして
  認識していくものでしょう?
  そもそも、そういう疑問を解くために、胴体力を始めているはずなのに、それじゃ、何のために
  わざわざやってるの?と、言いたくなるんですね
  
  そして、そういう理論的な事は、既に2冊の本に書いてあるんだから、理論的な事は、
  『本を読めば』いいのですよ。
  
  たとえ、私が答えても、
  それは結局本に書いてある事と同じ事を言っているだけなんだから
  自分で何十回と読んでみれば好いんですよ。
  
  安易に人に頼って、イージーな答えで満足しようという薄汚い依存心を感じますね


B いや、Aさん、それはやっぱり言い過ぎです。あなたの論理は『胴体エリート』が 
  下々のものに対して『答えてやってるんだ』というような匂いがプンプンします。
  
  それに、本を読んで、実践してやっていくうちに分かる人って、実際はそういるもんじゃ
  ないですよ!
  
  あなたの論理からすると、『できない人は真面目にやっていないからだ』という事にしか
  ならないじゃないですか。

A だって、実際そうでしょう? やっていないからできていないし、自分がどれくらい
  『できていない』かを認識する事さえ できていないんだから。

  だいたい、できている人だって、最初から高度に胴体が動いていたわけじゃなく、
  きちんと段階を踏んで、今のところにいるんですよ。
  
  そういう努力を積んできている人に向かって
  『どうやったら、そういう風に身体を高度に動かせるようになるんですか?』
  と、イージーに質問する事が、どれくらいその人に対して失礼な事なのか
  わからないんですね。
  
  答えは決まってるでしょう?
  『体操を続けてきたからです』って


C う~ん、それじゃ やっぱりおかしいですよ。
  
  なるほど、Aさんが『体操を続ける』ことによって胴体がより進歩し続けている
  ことは、素晴らしいし、それは認めます
  
  でも、そもそも、この胴体力、『股関節の捉え』抜きでは成立しないものでしょう?
  私を含めて できてない人は、『それが分からない』というのだから、
  それを分かるにはどうしたらいいかの答えがないと、どうにもならないじゃないですか?

  それを『体操しなさい』とだけ答えるのは、、、、、


B なるほどね。AさんはCさんに対して『それは努力不足だよ』と言い、
        
        CさんはAさんに対して『努力の仕方がわからないんです』と
   
  言っているわけだ。

  変な話ですけど、私は、AさんCさん共に正しいし、共に間違っていると思うよ

AC どーいうこと? 

B 確かに、Cさんの言う通り、『股関節の捉え』がないと、胴体は動かないし
  胴体力は成立しない。
  
  その意味では『体操だけでは努力の方法が分からない』というCさんの意見は正しい
  

  でも、それは『誰でもできる股関節で捉えた立ち方』からスタートすれば、
  Cさんの言う『努力そのものの方法』は、解決するんだよね。
  
  この状態ならば、胴体が固い人でも『捉えている』状態なんだから  
  

  そして、ここからがCさんの間違ってるところなんだけど
  
  『誰でもできる股関節で捉えた立ち方』は、写真を参考にして、ある程度の時間をかけて
  自分の身体を使って、体操をやってみる などを行い
  会得していかないといけない
  
  んですよ。

  ひとそれぞれ身体の癖や形が違うから、だいたいの形は言えても、
  それをオーダーメイドで合わせるには、本人の努力が 一定の期間 必要です。
  
  九九を覚える場合、ひたすら繰り替えして試行錯誤した時期があったでしょう?
  それと同じですよ
  
  九九を覚えて 初めて、ふた桁のかけ算、割算など、段階が進んでいくわけだから。 



  九九を強制的に覚えなきゃいけない段階においてまで、
  安易に他人に頼ろうとしてるから、
  『依存心云々』という話が出てきてしまうし、無用な感情的摩擦を生むんですよ


C なるほど、分かりました。

B Aさんの言いたい事はよ~くわかります。
  
  確かに、へんてこな○○○な人や
  自分が何質問してるのか分かってないような人の質問を受けるのは、苦痛でしょう。
  そういう人に向かって『あなたが努力していないからです』とは、言いづらい、、、

  でも、あなたの方にも、歩み寄らなければいけない部分があると思いますよ

A え~!

B それは、あなたの『内部感覚を表現する言葉』と、動いていない人の『内部感覚』が、
  まるで違っているんだと言う事を、あんまり考えていない 点です

  Aさんだって、全く動いていなかった時期があったわけでしょう?


A そりゃ、そうですよ


B それじゃあ、動いていなかった時の内部感覚がどうだったか、思い出せますか?

A う~ん 肩が怒ってて、腰が少し痛かったかな、、、あんまり思い出せない、、、

B そうでしょう? あなたは、もう、動いていない人の内部感覚があんまり分からないんですよ
  
  だから、自分の内部感覚だけで、動いていない他人に同じ言葉を使って教えるのは
  外国語で話し掛けているのと一緒なんです。

A 外国語?そりゃ言い過ぎだ。だって内部感覚については、『スーパーボディを読む』に載っている
  とおりで、、、

B まさに そこがいけないんですよ。その内部感覚言語は、あくまでも『胴体が動くようになった後』
  出てくるもので、『動く前』ではないんです。
  
  だから、動いていない人に合わせて、翻訳した言葉を使っていかないと、誤解を招くだけではなく
  混乱を招くだけなんです、、、、

A わかりました。 私も少々傲慢だったようですね、、、、
  物事を伝える事がこんなにも難しい事だとは、、、、

質問は、3ヶ月経ってから、、、、

2006年05月11日 | N氏ブログ「超初心者~」復刻版
超初心者の人が、よくする質問に、こういうものがあります

『誰ででもできる、、、立ち方』が、わかりません。教えてください


この質問、あんまりいい質問ではないんですね、、、、




この立ち方の実際の姿が載ってるページは、もう繰り替えしませんが

とりあえずこれを見て、自分で2ヶ月くらい実践した『後』から

しか答えは出てきません



なぜなら、2ヶ月真面目に『立ち方、歩き方』を守った自分の状態と

2ヶ月前の自分とが、ものすごく違っていることを

『外見上ハッキリ確認できた時』に

初めて『立ち方、歩き方』が身体で理解できるものだからです。


従って、実践し続ける時間を3ヶ月くらい置いた後でないと、

質問には なりません

(つまり、あなたは まだ実践した時間が足りてないので、質問以前のところにいます
 と、いうことなのですが、、、)
  

超初心者の人は、とりあえず、『誰でも、、、立ち方』を元に、

体操を3ヶ月やってから、上記の質問をしましょう、、、、


というより、

いきなり『股関節の捉え』なる内部感覚で分かるようならば、その人は

超初心者じゃないですよ、、、、

(この話題に関しては、過去のブログに記事があります)




(少なくとも、3ヶ月後には超初心者ではなくなってます。つまり、
このブログで対象としている範囲から外れてます)




超初心者の間は、とりあえず『誰でも、、、立ち方』の写真を参考に

体操(特に伸ばす/縮めるで、肋骨と骨盤を最大限に引き離す)を

やっていきましょう

骨盤本体と 肋骨の距離が 近過ぎると、『骨盤本体の感覚』は、

まず出てきません。

超初心者の注意すべき点に関しては、6月29日の記事を読んでみてください