銀の砂時計

Elegant~美しい旋律に調和する良質な風景・生活空間を求めて

映画「ぼくのエリ 200歳の少女」

2014-04-14 10:00:01 | 映像空間
シベールから映画熱が再発して、映画を観る機会が増えました。例によってAmazonのおススメにピックアップされていた作品は下調べを行うようにしています。

その中で、
「ぼくのエリ 200歳の少女」
という作品に目が留まりました。邦題がしっくりこない印象ですが、ジャケットの男の子と物悲しい表情の女の子が気になったのです。

ぼくのエリ 200歳の少女 [Blu-ray]
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アミューズソフトエンタテインメント



どうやらバンパイアの映画らしいですね。もともと、この種の分野は興味のある分野ではありません。それでもAmazonで抽出されているということは、「ご同輩の方々」にはウケているのでしょう。わたしの好みに合うか不安になりながらも、一先ず動画サイトで調べてみることにしました。

動画サイトにあった予告編を観てみました。
「う~ん、イイ!!」

彩度を落としたような色合いが美しく、色合いだけで一気に気に入ってしまいました。その他ではサウンドトラックが猛烈に気に入ってしまいました。完全にヨーロピアンな世界ですよね・・・好きですよ、この音楽。

そこで作品情報をより詳しく調べました。この作品はいままで観たことのないスウェーデンの作品だったのですね。偶然、スペイン語字幕の本編動画を見つけたので、そのまま鑑賞してみました。スペイン語字幕の意味は一部しかダイレクトに理解できませんでしたが、ストーリーを追うことはできました。


とても美しい、この作品にハマりました!!!!!!!
#オスカルくんがかわいいです

北欧の風景、静かな展開、血は出てくるものの拒絶するほどのものではないし、なにより音楽が美しいのです。美しい映像と音楽がマッチしていて、スペイン語字幕版を繰り返し観てしまいました。

早速、AmazonでDVDを検索してクリック!

お話しの内容も気に入ったので、ブルーレイ版、日本語訳原作文庫本(上下二冊)を注文。さらに、英語版原作本も購入しました。
MORSE〈上〉―モールス (ハヤカワ文庫NV)
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早川書房

MORSE〈下〉―モールス (ハヤカワ文庫NV)
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早川書房

Let Me In
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St. Martin's Griffin



めっちゃお気に入りのサントラ「エリのテーマ」も欲しくて、こちらも運よくAmazonに出品している業者さんに在庫があることが分かり、サントラCDも購入しました。ついでに米国版ブルーレイもセットで購入。すべて速攻買いです。
Let the Right One in
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Mvd (Generic)

Let the Right One in [Blu-ray] [Import]
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Magnolia



***
とにかく、なにもかも美しいのです。
とても美しい。
そして哀しい。

オスカルとエリのふれあいに大きく感動しました。


終盤に出てくるエリの台詞(スペイン語字幕から)
"Porfavor, Oskar... sé como yo un poco."
"Oskar... debo irme."
この2か所は何度見てもジーンと来ます。最近、親しい友人を空港で見送ったばかりのせいなのか、後者の台詞シーンと同時に流れる「エリのテーマ」の哀しいダブル攻撃にあうと、まるで自分がオスカルくんなってしまったかのような感覚になり、強烈に強い孤独感が襲ってきます。
#タクシーを見送るオスカルくん、かわいそう(涙)



次の休日に、じっくり鑑賞する予定です。


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