銀の砂時計

Elegant~美しい旋律に調和する良質な風景・生活空間を求めて

ロシアの歌

2016-11-22 10:00:01 | 音楽空間
「Индиго」を集中して聞いたこともあって、動画サイトのリンクが女の子ばかりになってしまいました。

ついでなのでリンクを辿るのですが・・・


素晴らしい歌が次々出てきました。とくにメロディーは「欲しいところに欲しい音が来る」「魅力的な伴奏」が合わさっていて、どっぷり浸かることになりなりました。ロシア少女の歌がこれほど素晴らしいとは!!


Группа СМСки <<Прятки>>
もうメロディーが好きでなりません。繰り返し聴いています。ノリノリの動画も素晴らしいです。動画中に大きな紙に伝言を書いて伝えるシーンがありますが、今月になってロシア語の意味が分かるようになり、大感激しました。このような小さな出来事が学習意欲を刺激してくれますね。


Группа Непоседы <<Ангел летит>>
「天使が飛んでいく」という一言が印象に残る歌です。


現在進行形としては
Алиса Кожикина
が素晴らしいですね。

「Я не игрушка」
この力強い力は、聴く人のこころをつかんで離さないでしょうね。

「Скоро Наступит Весна」
春に聞きたくなる歌で、優しい気持ちにさせてくれます。



***
わたし的には好みのメロディーばかりなので、カラオケだけでも満足してしまうかもしれません。ロシアにこんなに素晴らしい歌があったなんて・・・



言葉と音楽と

2016-11-21 11:00:01 | あきかぜ便り~日記
ブログの更新が少なくなってしまいました。今年もかなり忙しく、なかなか更新できない状況になっています。特に忙しくなっている原因は語学学習です。いまポルトガル語、ロシア語、英語を同時学習しています。



ポルトガル語

ポルトガル語は本格的な学習開始から3年が経過し、4年目に突入しています。それなりの段階になってきていて、いわゆる中級レベルの後半になってきているかもしれません。定期的に学校にも通っています。

ブラジルに帰国した友人からもSkypeでポルトガル語を習っていて、ブラジルの諺を教えてもらう段階になっています。また、彼女から指定されたポルトガル語の単語で作文をするというパターンを続けていて、ポルトガル語の作文内容を英語に翻訳して併記するという学習方法を採用しています。同時に英語も学べて助かっていますし、なんとなくスペイン語、イタリア語が聞き取れたりするようになりました♪

学習が進むにつれブラジルのドラマCHIQUITITASに出てくる歌の歌詞がとてつもなく奥深い内容であることを理解するようになりました。それも学習が進むほど、聴き直すほど深く感銘を受けることが続けています。子供番組の歌なのに一切手抜きなしでして、本格的な文学作品のように奥が深いのです。ポルトガル語を学ぶ前から好きだった「MENTIRINHAS」もブラジルの女の子たちが涙する理由を追体験するような感覚になったり、「Um Cantinho de Luz」の含まれる優しさに心打たれたり、言語学習を通り越して彼女と語り合うこともあって、まるでcoraçaoを分けてもらっているようですね。

沢山のことを教えてくれる彼女は、日本語が分かるのにポルトガル語でしか話をしてくれません。こちらからの日本語での問いかけは全てポルトガル語で返ってきます。メールから日本語が消失して久しいですし・・・最近思うのですが、彼女は巣立ちを促す親鳥のように振る舞っているのかもしれませんね。そう考えると、なんと優しい人なのかと。

彼女の友人や甥っ子たちとも話をしましたよ。少なくとも小学校低学年くらいの子供となら、すぐにお友達になれそうです。あと、彼女はリビングで話をすることが多いのですが、すぐ近くに彼女のママがいまして、時々、そのママが「SOUND ONLY」で出てきます。ごく自然と彼女のファミリーに入れてもらったような感じがして、こころ温まるような居心地の良い雰囲気にとても感謝しています。
→事実上の家族公認?(笑



ロシア語

わたしは子供頃からプロコフィエフ、ラフマニノフ、スラブ系民族音楽も好きでした。未だモーツァルトは肌に合わず「?」のままですし、ムラヴィンスキーなどと名前を耳にした方がワクワクしてしまうのです。さらにタルコフスキーの映画がかなり好きということもあり、ロシア語を学びたいという思いはありました。今年になってロシア人先生からロシア語を教えてもらうことになり、本格的に学習を始めました。

先生から初回の頃に「ロシア語は難しいよ」と繰り返し言われましたが、わたしにとっては不思議と自然に頭の中に入ってくる言葉でした。あと、どことなく~ポルトガル語に似ているような気がするのですよね。言葉でうまく表現できないものの「なんとなく」「どことなく」似ているようなところが感じられて、余計にロシア語が好きになりました。

他には偶然の出会いもわたしの背中を押してくれました。学習開始を検討していた頃、「Индиго」という少女グループの存在に出会ったことが学習開始の大きな原動力になりました。特にこのИндигоの歌との出会いは強烈で、歌詞が分からないのに「MAMA」という歌に胸がいっぱいになってしまい感動の波に飲み込まれてしまいました。
「この歌詞の内容を知りたい!!!」
少しでも彼女たちの言葉が知りたいと思う気持ちは大きな力を与えてくれています。将来的に意味が分かった時、ブラジルの歌と同じくらいの衝撃がやってくるかもしれませんね。

最近では「БАБУШКА」の歌にやられました。なんて美しく優しい歌なのでしょう。わたしには想像しかできないけれど、こんなおばあちゃんがいたら、そしてこのような気持ちにさせてくれる存在なら、きっときっときっと幸せでしょうね(涙 

間もなく学習開始から半年になりますが、言語を学ぶことで音楽に対する親密度が深くなってきているような印象を持っています。



英語

イギリスの友人とのやり取りで必要な言語なので、もっと力を入れなくてはならないのですが・・・ポルトガル語やロシア語に気持ちが移っているので、イマイチ英語が出てこなくなる現象が出ています。そうそう、ポルトガル語・ロシア語ともに英語が超絶ペラペラな人から教わっているので、言葉の意味や話者の気持ちを確かめるときに英語が使えていますよ。
「それって、英語で言うと○○○のこと?」
と聞くことができるので便利です :)



***
ポルトガル語は学校の授業があり、ロシア語も実際に会ってプライベートで教わっていますが、他の対応はすべてSkypeです。月に10時間以上も使うので、Skypeが無いと生活できないですね(笑

そして自宅でSkypeで話したり、宿題をしたり、動画をみたりなどしていると、土日の休みでほとんど日本語を話していない日が生じたりします。休日は一日で3カ国語を扱うことが当たり前のようになり、Wordでポチポチ打ち込んでいる(宿題や学習のまとめ)日々です。こんな生活が普通になるなんて、考えてもいませんでした。


先日はこのような経験もしました。池袋駅で日本人と外人の女性グループが話をしていました。どうやら目的地への行き方やお金の支払いについて話しているようでした。たまたま通りかかった私は日本人から声をかけられ、行き方の確認をされました。簡単に教えると、それをそのまま外人に教えていて、その日本人から、
「すみませんねえ、外人なもので。」
「ああ、スペインの方ですか?」
「えっ???分かるの?」
「ポルトガル語なら少し・・・」
「あら、そうなの! それはいいわね。みなさん喜ぶでしょう?」
と言われました。思いがけないところで、ラテン系の話題で話が弾むとは思いませんでした。


ちなみに・・・

とあるイギリス人(日本在住)から
「頭の中が混乱しないの?」
と聞かれました。

確かに1ケ月くらい混乱というか、暗譜した楽譜が完全に消え去って「頭の中が真っ白(#これこそ恐怖の瞬間)」になった時と同じ状況に陥りました。しかし、いまではアンサンブルを演奏しているように頭の中で言語が仲良く共存して、音楽のように流れています。


***
いまお付き合いしていただいているブラジル人、ロシア人、イギリス人は皆さん個性的な女性ばかりで、とても楽しい時間を過ごさせてもらっています。考え方や感じ方の違いにワクワクドキドキさせてもらっていますし、わたしにとっては居心地がいいです。いまロシア語を教えてくれている先生もとても親切な方で、いつも学習の手助けをしてくれる面倒見の良さがあり、深く深く感謝しております。