数年前にタブレット新規契約の景品でもらったacerのノートパソコンは、いつも起動した状態で、普段はSETI@homeの処理をしています。
Intel Atom 1.66GhzとギリギリのRAM搭載でもSETI@homeの処理は頑張ってくれて、2ユニット並行処理、1ユニットあたり14時間くらいで終了しているようです。
普段使いには何も不満なく使えはしますが、なにせ Windows7 starter なので「軽い」環境が適した状態であることは確かです。
ところが先月、定期的に行っているPCの再起動をしようと画面を見たら、
「Windows10のインストール準備ができました」
みたいな画面になっていて、
「ああ・・・まずい!」
と思って、確か「×」のあたりをクリックしたと思うのですが、インストールが始まってしまいました・・・
この時、結構慌ててしまって、どこをクリックしたかは正確に覚えていません。おそらく「×」だったかと。
*****
まあ、1ケ月は元に戻せることは知っていたので、物は試しとインストール終了を待つことにしました。
インストールに長時間かかると読んでいたわたしは、30分ほどで終了してしまったことに驚き、この時は
「予想外に早いね、いいかも!!」
と思ってしまいました。
実際に再起動して、Windows10が起動すると、画面デザインはとてもクールで、タスクバーのアイコンもお洒落な感じを受け、初めの印象は悪くありませんでした。
一先ず、SETI@homeが立ち上がるか試したくて、スタートメニューを出そうと思ったのですが・・・・・・・・
・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・
思わず「O que?」と口に出してしまいましたよ。何も反応がないのですから。
表示するには何やらいろいろな情報を拾って、アニメーション的な表示まで組み込まれているようで、メチャクチャ重たいのですね。初回表示には2分ほどかかり、以後は30秒くらい待たないとスタートメニューが出てきません。
それでもSETI@homeは普通に立ち上がり、処理時間もWindows7と変わないようでした。
なのでWindows10を使ってみることにしました。
*****
3週間ほどお試しで使ってみましたが、細かい設定で余計な表示項目をしないしても、スタートメニューが出てくるまで遅延する状況は改善できませんでした。さらにメニューが表示されても、例えば電源を選択するにしても、マウスを移動させて20秒近く待たないと選択すらできません。これではイライラするだけで使えたモノはありません。
そして決定的だったのは、日本語入力の遅延です。エディタを起動して、アルファベットは一瞬の遅れで入力できるものの、日本語入力は遅延しまくりで、キー入力の文字さえすぐには表示されませんでした。文章作成は一番使う機能なので、この状況は看過できません。
日本語入力が快適にできないなら、この非力なマシンで無理してWindows10を使い続ける必要はありません。快適だったWindows7に戻す決断をしました。
*****
Windows10からWindows7へ戻す作業を開始。
Windows10のメリットを告知する文章が表示されて、元の環境に戻す理由選択画面が出てきました。「日本語入力が遅延しすぎて使えない。非力なマシンにまで強制的にインストールしないでほしい」とコメント入力しようとしましたが、ここでも日本語入力が超絶遅延しまくりだったので、アルファベットでローマ字入力しておきました。まあ、どうせ読まないでしょうしね(笑
復元作業開始・・・
ここでも30分くらいで作業は終了しました。
再起動・・・
うーん、やっと見慣れたWindows7の画面が出てきました。
元のWindows7 starterになって、サクサク軽いPCが戻ってきました。日本語入力も普通にできるようになって、一安心。
*****
Windows10自体は悪いOSではないと思います。画面がすっきりしていて、わたしは好きな印象でした。Windows10のPCを新規購入するなら、使ってみてもいいかなあ。
確かにマイクロソフト側がお勧めしたい状況は理解できますが、今回のように非力なPCにまでインストールを強力に推し進めてしまうのは問題があるのではないでしょうか。
「いつでもWindows10へ戻ってきてください」みたいな表示もあったかと思うのですが、このPCではWindows10に戻ることはあり得ませんので、マイクロソフト様どうぞよろしくお願いします。
Intel Atom 1.66GhzとギリギリのRAM搭載でもSETI@homeの処理は頑張ってくれて、2ユニット並行処理、1ユニットあたり14時間くらいで終了しているようです。
普段使いには何も不満なく使えはしますが、なにせ Windows7 starter なので「軽い」環境が適した状態であることは確かです。
ところが先月、定期的に行っているPCの再起動をしようと画面を見たら、
「Windows10のインストール準備ができました」
みたいな画面になっていて、
「ああ・・・まずい!」
と思って、確か「×」のあたりをクリックしたと思うのですが、インストールが始まってしまいました・・・
この時、結構慌ててしまって、どこをクリックしたかは正確に覚えていません。おそらく「×」だったかと。
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まあ、1ケ月は元に戻せることは知っていたので、物は試しとインストール終了を待つことにしました。
インストールに長時間かかると読んでいたわたしは、30分ほどで終了してしまったことに驚き、この時は
「予想外に早いね、いいかも!!」
と思ってしまいました。
実際に再起動して、Windows10が起動すると、画面デザインはとてもクールで、タスクバーのアイコンもお洒落な感じを受け、初めの印象は悪くありませんでした。
一先ず、SETI@homeが立ち上がるか試したくて、スタートメニューを出そうと思ったのですが・・・・・・・・
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思わず「O que?」と口に出してしまいましたよ。何も反応がないのですから。
表示するには何やらいろいろな情報を拾って、アニメーション的な表示まで組み込まれているようで、メチャクチャ重たいのですね。初回表示には2分ほどかかり、以後は30秒くらい待たないとスタートメニューが出てきません。
それでもSETI@homeは普通に立ち上がり、処理時間もWindows7と変わないようでした。
なのでWindows10を使ってみることにしました。
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3週間ほどお試しで使ってみましたが、細かい設定で余計な表示項目をしないしても、スタートメニューが出てくるまで遅延する状況は改善できませんでした。さらにメニューが表示されても、例えば電源を選択するにしても、マウスを移動させて20秒近く待たないと選択すらできません。これではイライラするだけで使えたモノはありません。
そして決定的だったのは、日本語入力の遅延です。エディタを起動して、アルファベットは一瞬の遅れで入力できるものの、日本語入力は遅延しまくりで、キー入力の文字さえすぐには表示されませんでした。文章作成は一番使う機能なので、この状況は看過できません。
日本語入力が快適にできないなら、この非力なマシンで無理してWindows10を使い続ける必要はありません。快適だったWindows7に戻す決断をしました。
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Windows10からWindows7へ戻す作業を開始。
Windows10のメリットを告知する文章が表示されて、元の環境に戻す理由選択画面が出てきました。「日本語入力が遅延しすぎて使えない。非力なマシンにまで強制的にインストールしないでほしい」とコメント入力しようとしましたが、ここでも日本語入力が超絶遅延しまくりだったので、アルファベットでローマ字入力しておきました。まあ、どうせ読まないでしょうしね(笑
復元作業開始・・・
ここでも30分くらいで作業は終了しました。
再起動・・・
うーん、やっと見慣れたWindows7の画面が出てきました。
元のWindows7 starterになって、サクサク軽いPCが戻ってきました。日本語入力も普通にできるようになって、一安心。
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Windows10自体は悪いOSではないと思います。画面がすっきりしていて、わたしは好きな印象でした。Windows10のPCを新規購入するなら、使ってみてもいいかなあ。
確かにマイクロソフト側がお勧めしたい状況は理解できますが、今回のように非力なPCにまでインストールを強力に推し進めてしまうのは問題があるのではないでしょうか。
「いつでもWindows10へ戻ってきてください」みたいな表示もあったかと思うのですが、このPCではWindows10に戻ることはあり得ませんので、マイクロソフト様どうぞよろしくお願いします。