銀の砂時計

Elegant~美しい旋律に調和する良質な風景・生活空間を求めて

感動の映画「パンズ・ラビリンス」

2008-11-30 22:31:08 | 映像空間
今日は11月27日にWOWOWで放送された映画を観ました。
#録画していたものです

しばらく映画そのものから離れていたこともあって、この作品は全く知りませんでした。作品を知ったのは、WOWOWの番組表に出ていた写真(主役の少女オフェリアが迷宮の中で振り向くシーン)を観たことがきっかけでした。題名も内容も知らない、その作品の「その一コマ」の写真で、全てを察したような感覚を覚え、久しぶりに1枚の写真から身震いするような衝動を感じました。
「これは観なくては!」


***
「パンズ・ラビリンス」は、映画の始まりからして哀しい。
(T.T)

特にこの始まりのシーンは、2度目に観ると胸が熱くなるのではないでしょうか。2度目以降は冒頭部分だけで作品のいろいろなシーンが走馬灯のごとく回想され、この作品の持つ「重さ」が一気に襲ってきます。そしてその時、より深く作品に触れることが出来ると思います。ぜひ、1度観たら、少し時間を空けて翌日にでも観てみることをお勧めします。
#わたしは昼・夜と2回観てしまいました

さてさて、本編は主役の少女「オフェリア」の織りなすおとぎ話が、作品の主軸になっています。ただ、オフェリアの眼を通して描かれる現実の世界は凄惨かつ、あまりに切なく哀しすぎます。

オフェリアの前で展開される悲しい現実。死、孤独・・・多くの試練に向き合うオフェリアを観ていると、この作品を観ている観客でさえも、おとぎ話の中に展開される「安らぎ」が唯一の救いに思えてしまうほどです。それくらいに観る人を引き込み、強く訴えかけてくる力がある作品といえます。

スペインの内戦に関しては、ドキュメンタリー番組をみたことがあります。とても悲惨なものだったようです。その番組の悲劇的な記憶が強く残っているせいか、「パンズ・ラビリンス」から受ける衝撃はとても大きなものでした。シーンの一部は「PG-12」指定を受けるほどの、目を背けたくなるようなシーンとなっていますが、製作者側として現実を明確に表現したかったのかもしれません。


***
オフェリアが体験するおとぎ話の不思議な世界には、怖そうな怪物(?)たちが出てきます。エヴァンゲリオンに出てきそうな白い怪物も出てきたり、一瞬ドキッとしてしまうところもあります。食卓の天井を飾る恐ろしい絵、積み上げられた靴・・・おとぎ話仕立てになっている空間なのですが、どれも「現実」を想起させる繋がりがあって、とても恐ろしい。特に靴は生々しくて鳥肌が立ちました。本当に怖いシーンです。

作品中、たまらなく好きなのは、母親のお腹の中にいる弟にオフェリアがおとぎ話を聞かせるシーン。このときのスペイン語の響きが味わいがあって好きです。映画冒頭でもスペイン語での「語り」の部分がありますが、この種のシーンではスペイン語がもつ響きの美しさが引き立ちます。

音楽も美しく、なかなか良い仕上がりです。物悲しい子守歌は一度聴いたら忘れられないです。オフェリアが地下の入り口へ降りていくシーンで流れる音楽は、芥川也寸志の映画音楽的な哀愁のようなものが何となく漂っていて、いいですね。


***
映画の終わりに出てくる王宮のシーンは、華麗で美しく作られています。デザイン的にも面白い作りです。しかしその美しさゆえに、現実の世界での悲劇がピンポイントでクローズアップされることとなります。

オフェリアの表情・・・
そして観る人へ重くのしかかるもの・・・
最後に迫り来るもの・・・

作品が語りかけてくる何かを「現実」の世界で深く考えさせられる、素晴らしい作品です。
パンズ・ラビリンス 通常版 [DVD]

アミューズソフトエンタテインメント

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絆創膏の糊ですか?

2008-11-27 11:55:55 | あきかぜ便り~日記
何気なく携帯電話を見てみると、妙な汚れが付いていました。ベッタリ、しつこく液晶画面などにこびりつく汚れで、初めは汚れの原因が分かりませんでした。食べ物を食べながら携帯電話を触ることは無いし、普段からきれいに掃除していますし・・・

パソコン用のウェットティッシュでゴシゴシ掃除するのですが、この汚れがしぶといのでありまして、落とすまでが一苦労。ウェットティッシュでゆっくり絡めとるようにすると取れるようです。
「何かの糊?」
「接着剤??」
謎は深まるばかり。

きれいに掃除しながら、手元をみて、全ての原因が判明しました。指先の絆創膏に触れた部分が次々汚れていくのです。どうやら、この汚れは絆創膏の糊らしく、絆創膏をしている指先でボタン操作などすると「跡」というか、小さな汚れが付くのですね。携帯電話を操作する齋に、指で汚れをさらに広げてしまうと、ベッタリとした汚れの完成です。

そういえば、ゴロゴロ寝ころんで絆創膏をしたままの指でメールをしていましたよ~、たしかに。

絆創膏を指先にしているときは、携帯電話の取り扱いに注意したほうが良さそうです。ベッタリとした汚れが付いてしまうことがあります。対策としては、綿で出来た薄手の手袋などを用いるとよいみたい。

もっとも指先に絆創膏をして手袋をするので、メールの文章は打ち込みにくくなりますけどね。
(-_-;)




名曲探偵アマデウス-#19

2008-11-25 00:06:16 | 音楽空間
今回はエリック・サティでした。番組の中でジムノペディは引き算の音楽と表現していましたが、最小限の音で表現する世界は広くかつ深く、まるで長い時空の旅をしているかのような気分にさせてくれます。静かな旋律は多くのイメージを与えてくれます。

前回はラヴェルでしたが、ラヴェル、サティという作曲家を連続して取り上げているところは番組構成としても面白いです。当時、新しい試みとして生み出された楽曲も、その新しさゆえにミステリアスな刺激を与えてくれるところがあって、観ていて飽きないです。そこがこの番組のツボなのでしょう。

名曲の謎をドキドキさせながらひも解き、ほほ笑ましくもコテコテなギャグで緊張をほぐす。この緊張・安堵の繰り返しは、まさに音楽のよう・・・名曲探偵というキャラクター設定でありながら、番組自体がひとつの楽曲のようになっているのかもしれません。これもこの番組の魅力ですね。

今回取り扱ったジムノペディに関しては、もう少し掘り下げて旋法などを解説して欲しかったし、サティに関しても更なる探求をして欲しいところです。少し欲張りな要求かもしれませんが、番組がことのほか面白いために、ついつい「思い」も欲張りになってしまうようです。

次回も楽しみです☆彡



ウィルコムWX320KRのソフトウェア更新

2008-11-24 02:18:12 | あきかぜ便り~日記
使い始めて間もなく1年目になる
WX320KR
のソフトウェア更新をしました。

前回は確か夏ごろだったと記憶していますが、わたしにとっては2回目のソフトウェア更新です。前回同様、「更新」といっても難しいものではなく、
機能メニュー→その他の設定→ソフトウェア更新
と選択して、あとは画面に指示通りに操作するだけです。注意することはしっかり充電しておくこと、電波の安定した場所で行うことくらいで、「更新終了後」には電池パックを一度抜き、電池を入れ直すように指示されている点です。
#電気的な初期化のため??

ソフトウェアの更新に要する時間は、わたしの環境で35分くらいでした。そして説明書き通り、一度電池を抜いて、再び電池とカバーを装着。そして電源オン!
♪ウェイクアップトーン♪
がなって、無事立ち上がりました。


***
さて、ソフトウェアを更新して何が変ったのでしょう?

見た目では何も変っていないような感じがします。見えないところで、動作の安定性などが向上しているのかもしれませんねえ。あえて言えば、データ通信時の接続性が良くなったような感じがします。Operaでサイトを表示させる時も、ネットワークに接続されるまでの処理が若干速くなっているように感じますので。

派手な更新ではありませんが、細かいところをリファインしていく姿勢が感じられ、ユーザーとしては好感が持てるところでしょう。この機種は通話とメール・ウェブサイト閲覧という基本的な機能を特に重視していますので、細かい手直しによって完成度がより高まるのなら、とても良いことでしょう。


ウィルコムストア



今月は伸びないウォーキングの距離

2008-11-23 23:33:25 | あきかぜ便り~日記
11月になって、ウォーキングの距離があまり伸びていません。歩くのがイヤになってしまったというわけではありません。月の前半でインフルエンザの注射の影響が出て、体が怠くてウォーキングを休止したり、距離を短くした日もあるので、距離が稼ぐことが出来ていないのかも。

季節は寒さを実感するようになってきて、ウォーキングには良い気温になってきました。本当はもっと歩きたいです。歩いていると、体がポカポカして心地よいですからねえ。
(^^)

今日現在で97キロ(11月分)。

11月の歩行距離は120キロくらいで終わってしまいそう。
月間200キロの目標は遠い・・・
(T.T)



WOWOWで映画三昧

2008-11-18 00:25:16 | 映像空間
NHK-BSでの「名曲探偵アマデウス」だけでなく、WOWOWでも映画を観ることが大幅に増えました。しばらく観ていなかったBS系番組に、いまハマっています。

WOWOWの映画で面白かったのは
「ボーン・アイデンティティー」
「ボーン・スプレマシー」
のシリーズ。CIAや工作員としての描き方が少し物足りないですが、追って追われてのスピード感あふれるアクションは存分に楽しめます。最近流行りの特殊効果で圧倒するのではなく、「追跡」「過去を明らかにする」というストーリー展開により、作品が緊迫した空間に仕上がっているところも好感が持てます。本当に観ていても飽きないですねぇ。

11/29にはシリーズ3作目が放送されるので、今から楽しみです。


ボーン・アイデンティティー スペシャル・エディション

ユニバーサル・ピクチャーズ・ジャパン

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ボーン・スプレマシー

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「名曲探偵アマデウス」が面白い!

2008-11-17 11:28:44 | 音楽空間
自室用の古いテレビが復活してからと言うもの、休日はテレビを観ることが増えました。居間の液晶テレビで観れば良いのですが、コチラの方は地デジだけの設定のため、BS系番組が好きなわたしはあまり観ません。

復活したテレビ環境でお気に入りになった番組があります。それはNHK-BS2(BShi)で放送されている「名曲探偵アマデウス」です。番組自体は地上波の番組宣伝でみて、
「コレは!」
と興味をそそられたものの、そのままになっていました。その番組と出会ったのが、11/16夜のこと。ドヴォルザークの交響曲第9番を扱っている時でした。

コミカルな芝居仕立てのなかで繰り広げるクラシックの定番曲「新世界交響曲」への推理。音楽バラエティー番組なのに、楽曲に対する分析的な解説にはワクワク・ドキドキの連続。そのまま座り込んで見入ってしまいました。

ドヴォルザークの9番なんて、もう数えきれないくらい、まるで暗譜するかのごとく脳裏に焼き付いている曲です。ただ、今まで何となく漠然とした意識の中で感じていた事柄や、旋律の構造などを映像を踏まえながら解説していくため、番組の中に思わず引き込まれてしまいます。そして、観ている人に初めてであった楽曲のような新鮮な驚きを与えてくれます。

「面白い!!!!!」


***
そして先日は、モーリス・ラヴェル「亡き王女のためのパバーヌ」がテーマになっていました。「王女」の謎解きストーリーも楽しめるのですが、わたしとしては旋律の解説部分が一番面白いです。調の特徴、使用している音階の由来など、もっと詳しく解説してほしいくらい。ドップリ漬かりながら番組を楽しんでいます。

そして、
楽譜を見ながら、楽しむのもありなのかな?・・・
ふと、そのように思ったりもします。今までとは違う側面から、聴きなれた曲に接すると、もっと世界が広がるかもしれません。

「名曲探偵アマデウス」
面白い番組ですよ☆彡




ラヴェル / ボレロ、亡き王女のためのパヴァーヌ
フランス国立管弦楽団
ソニーレコード

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「幸」あるEIZO製品で暮らしにHappyを!

2008-11-16 14:55:14 | 良質な生活グッズ
11月7日に開催されたEIZOの体験会に参加してきました。





開催された場所は「EIZOガレリア銀座」です。Macユーザーの方ならアップルストアの近く東銀座駅側と言えば、だいたいの場所は分かるかもしれませんね。
EIZO Galleria 来場者&アンケートキャンペーン実施中!

体験会に参加して一番感じたことは、EIZOの製品にはその底辺に
「幸(さち)」
の思想が流れているように感じられることでした。上に掲載の写真や「幸」などという言葉を記事内で組み合わせているからといって、けして手相占いのお話ではありませんので誤解無きよう・・・(笑) 

今回のテーマは「FORIS.HD」と「C@T-one」の開発にかかわるお話。EIZOの開発部門の方から直接のお話を伺えるという興味深い体験会となりました。









***
まずは「FORIS.HD」について・・・EIZOが手がける高品位のテレビという位置づけのようですが、既に家電業界では猛烈な激戦となっているテレビ分野にあっての商品展開ですから、それなりの特徴を持たせなくてはならないはずです。そこでPCモニターで技術的な蓄積のあるEIZOでは、
「絵創り」
というコンセプトを明確に打ち出してきました。

もちろん印象的かつハイセンスな本体デザインも重要な部分でしょう。実際、このテレビのデザインは素晴らしいです。しかし、やはりテレビとしての「映像」は特に重要になります。そこで鍵となる「絵創り」というコンセプトが生まれたと思われます。この発想には関心を寄せる方も多いのではないでしょうか。

このテレビは、ぜひとも「EIZOガレリア」にて実物を観ていただきたいです。それは一目観ていただければ納得する
「やさしい映像表現」
を実感していただきたいからです。映し出される「映像」がとてもやさしい表現になっていて、開発コンセプトの帰結がココに集結しているのかなぁ〜と感じてしまいます。

家電量販店で見かける一般的なテレビは、とにかく明るく、エッジがクッキリ&ハッキリという表現のものがほとんど。確かにシネマモードなどのモード切り替えも付いているのですが、やはり鮮やかすぎる表現が「身にしみる」というか、目が疲れることが多いような気がします。特にデジタル処理の進んだ近年のアニメ作品では、子供向けの30分番組でも目が疲れてしまったり・・・
#せっかく大画面にしたのに、目が疲れるなんて(T.T)

そのような現代の流れの中にあって、EIZOが提案する「やさしい映像」は新しい潮流として高く評価したいですね。


***
「やさしい映像」を提供してくれるハードウェア的な仕組みでは
「自動シャープネス機能」
「黒レベル自動調整」
「明るさ自動調整機能」
といった3つ特徴ある機能が組み込まれています。特に目の疲れやすい体質のわたしにとって嬉しいのは「明るさ自動調整機能」で、周囲の環境に応じた明るさ調整を自動で行ってくれるセンサーが付いています。その他の機能も、現代のテレビに要求される高画質を得るために重要な働きをしています。
詳しくは・・・
フルハイビジョン液晶テレビ「FORIS.HD」

明るさセンサー






特徴的な3つの機能が実現しようとしている共通項は
「高画質」と「快適性」
の2項目。そして特に快適性の中に含まれる快適な画質という観点では、
「幸画質」
というコンセプトが体験会の中で紹介されました。このコンセプトはEIZOのテレビがもつ特徴をうまく表現していると思います。快適性の中から幸福を得るとでもいうのでしょうか、ちょっと欲張りなことかもしれませんが、やさしい映像表現の中からは開発者の熱いメッセージ「幸画質」を感じ取ることが出来ます。

今までに無い「やさしい映像」がもたらしてくれる暮らしへの効果は大きいと思います。目にやさしいテレビ画像表現はセンスの良い本体デザインと相まって、新しい生活を提案してくれています。

美術館の冊子のように美しい作りのカタログ





ちなみに音響面ですが、テレビとしては良く出来ている方かと思います。独特なスピーカー部のデザインも新鮮で、音場の奥行き感は少ないものの、素直な音響表現をしているのではないでしょうか。テレビとしてなら、満足できると思います。

スピーカー部分




クラシック音楽が好きなオーディオファン(AVではなく、純オーディオ)の方が、このテレビを組み込んでも面白いかもしれません。映像がやさしいので、柔らかい音色系のクラシック向けシステムでもマッチするでしょう。もちろん、音に関しては普段使っているオーディオシステムから音声を流すことになると思いますけど・・・


***
もう一つのトピックは「リモコン機能付きマウス C@T-one 」ですね。マウスとテレビのリモコンが一緒になっている斬新な製品。わたしもMacと古いソニー・トリニトロンテレビの併用環境で、毎日使っていますよ。



使い始めて分かるのは、計算された絶妙な大きさが使いやすいというところ。シュークリームのような直径のマウスは、円形でありながら手になじむ大きさゆえ、自然な指配置で扱うことが出来ます。

マウスに手を伸ばし、触れて操作する・・・この一連の動作はしっかり組み合わさって奏でるアンサンブルのようなもの。無意識に扱うところが多い反面、持ちにくかったり、押しにくかったりといった操作上の不協和音があるとアンサンブルは成り立たず、たちまち使いにくい製品になってしまいます。よって、一番のポイントは扱いやすさでしょうね。

新しいリモコン付きマウスを生み出すにあたって、EIZOの開発陣も細かく検討を重ねたようですね。特にマウスの大きさを決定する上で検討されたポイントを図解したのが、本記事の冒頭の写真。手相占いのような絵柄ですけど、しっかり科学的な検討が加えられて大きさが決定されたようです。

マウス(リモコン)は実際に触れて扱う周辺機器ですから、「使いやすい」という部分は製品上の生命線のはずで、他にもクリック時の感覚、テレビリモコン部も良く考えられています。


☆クリック感の適正化
何気ない裏側のカタチにも「使いやすさ」への工夫が!





☆円周部の造形の違いでボタン位置を把握させる工夫




***
わたしが感心したのはテレビのリモコンで使用する赤外線発信部の構造。デザインの関係で曲面になってしまう赤外線レンズは、赤外線が拡散してしまわないように工夫されているとのこと。



「え?赤外線??」
と思う方もいるかもしれません。実は赤外線の発信部は極めて重要なのです。リモコンの操作情報は赤外線で伝達されるのですが、赤外線の照射がうまく設定されていないとリモコンとして全く意味を成さなくなってしまいます。

以前、わたしは外国製の格安冷風機を購入したことがあるのですが、製品に付属していた赤外線リモコンが全く使い物にならず困ったことがあります。製品受光部至近距離の正面から操作してもリモコンが使えず、リモコンを違う方向に傾けるとリモコンが動作する・・・明らかに信号を載せた赤外線があらぬ方向に拡散・屈折してしまっているようでした。偶然、使っていた日本製ビデオのリモコンが冷風機に反応することをみつけ、ビデオのリモコンで冷風機を使っていました。ボタンの順番はメチャクチャでしたけどネ。

この時の経験から、赤外線の発信部はとても重要な部分であること、格安の外国製品には屈折など考慮されていない部材が使われている場合があることをイヤと言うほど思い知らされました。

ですから、
「しっかり設計に組み込まれている」
との話には
「さすが、EIZO」
と思ったわけです。
(^^)//パチパチパチ

***
この他、リモコン機能付きマウス C@T-one には、電池を安心して使う機能、本体に傷を付けにくくするデザイン上の工夫など、隠れた工夫が凝らされている製品です。ここに流れるコンセプトとしては、
「好感触の使いやすさ」
というものを感じさせます。

もちろん出たばかりの製品と言うこともあったか、省電力モードからの立ち上がりが若干遅めなので改良されるといいなあ〜、電池切れお知らせランプが欲しい、マウスホイールに丸みが欲しいなど、わたしからの要望もあるのは事実です。しかし、これらは細かい部分での要望であって、全体の「好感触」という部分は揺るぎないものとして確立していると思います。

体験会では出てきませんでしたが、「好感触の使いやすさ」というものを更に昇華させた表現として、
「幸感覚」
のリモコン付きマウスと表現したいですね。マウスを操作、横でテレビを観たいときは裏返してテレビのリモコンになる・・・これはチョット幸せな使い心地といえますね。


***
2つの製品FORIS.HD」と「C@T-one」の魅力につながるお話が聞けて、とても面白かった体験会でした。

目にやさしい映像表現が印象的な「幸画質」テレビ、手になじむ使い心地がうれしい「幸感覚」のリモコン付きマウス。どちらもハイセンスなデザインに身をまとい、家庭内のどこで使っても違和感なく溶け込むことが出来そう・・・使う楽しみを感じられると思います。

「幸(さち)」あるEIZO製品で、暮らしを Happy & Elegant に演出できたらいいですね☆彡

EIZOダイレクト


そして、カタログの表紙にある一言。
グッとくる言葉です・・・
(^_^)







中央道・談合坂SA

2008-11-14 23:16:00 | あきかぜ便り~日記
普段、利用するサービスエリアは関越道か上信越道方面が多く、談合坂はほとんど使いません。たまたま時間的に余裕があったので、夕方の談合坂SA(東京方面)に寄ってみました。たぶん、上り方面はプリメーラ・カミノになってから初めての利用だったと思います。

○ショップの中は混雑していました
(携帯のカメラ&光の加減で、写真の写りが良くないです)



久しぶりに立ち寄ってみましたが、夕方と言うこともあって、たいへん混雑していました。まあ、いつ来ても混雑している感じはしますけどね。たまたま団体バスでも着いたのでしょうか・・・外人さんの多さにはビックリしました。

せっかくだから買い物をしようと思い、ショップの中に入りましたが、中もたいへんな混雑でした。ブラブラ歩いているうちに、外のショップでモンブランソフトクリームなるものを発見したので、食べてみました。

「期間限定」と看板には書いてありましたが、普通のソフトクリームにモンブラン味のするキャラメル状のソースがトッピングされます。食べてみると、確かにモンブラン!やや濃厚な味ですが、美味しいですね、コレ。ちなみに340円でした。


***
ソフトクリームは美味しかったのですが、ここは談合坂。意外にも談合坂は標高が高いのでありまして、夕方になった周囲の空気はヒンヤリ。体がブルブル寒くなってしまいました。

体の芯から冷えてしまい寒い思いをしつつも、周囲の山々を見渡すと、紅葉が始まっていることに気がつきました。秋の深まりを感じますね。

○山の色も変ってきました



この写真を撮影してふり返ったとき、偶然にも友人の車がサービスエリアに入ってくるのが見えました。お互い「何でココにいるの?」と大笑い。
#いやぁ~ホントにビックリです

たまたま長野方面に出かけていたようで、その友人の話では
「長野は紅葉がきれいだった」
とのことです。

そういう話を聞いてしまうと、出かけたくなってしまいますよ。
温泉旅館

で、ゆったり・ボ~ッとしたい気分です。
(^^)



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インフルエンザの予防接種

2008-11-13 14:56:32 | あきかぜ便り~日記
先日、インフルエンザの予防接種を受けました。しかし今回は副作用というべきなのか、体が怠くなってしまい、ここ数日はかなり体がきつかったですね。今までも注射を受けたところが少し腫れたり、熱っぽくなるなどの経験があるものの、ここまで強い倦怠感を感じるのは初めてでした。
#まさに「グタァ~」としていました

やっと今朝になって、やっと調子が出てきたような印象です。
いやぁ~まいった、まいった。
(^^;


テレビ

2008-11-04 13:04:31 | あきかぜ便り~日記
偶然に復活することになったトリニトロン・ブラウン管のテレビ。
復活のいきさつは11月3日の記事にて

小型のテレビなので画面こそ小さいのですが、映像そのものはきれいです。クリアで自然な色合いは健在。トリニトロン・テレビの良さを見直してしまいますね。

しかし、古い形式のテレビゆえ、いわゆるワイド画面ではないため、WOWOWなどの放送では上下に大きな黒帯(スクエア型でワイド画面用の映像を表示させているため)出てしまうことが多いです。この点は少し悲しいところです。それでもDVDの再生もきれいに表示しますし、画質的には満足かな~

ただ一つだけ違和感があるのは、画面が曲面であること。トリニトロン・ブラウン管は円筒形の一部分を切り取ったような曲面を有しているので、テレビの表面は曲面になっています。当時は見慣れていたはずの画面も、液晶テレビやパソコンモニターの平面型の画面を見慣れてしまった目には違和感を感じてしまいます。以前はパソコンのモニターなどの「平面さ」に違和感を感じていたはずなのですが、液晶画面に慣れている今は、全く逆の関係になりました。画面の構造が視覚に与える影響、それがいかに大きいのかを改めて考えさせられます。


***
初めは違和感を覚えていたブラウン管のテレビ画像は、WOWOWで映画を観ているうちに段々と慣れてきました。急にWOWOWで映画三昧の休日になってしまっているし・・・これなら、比較的短時間で「見慣れてくる」ような気がしますね。

このままアナログ放送終了まで持ちこたえてくれるかな?
→何せモデル的には古いものですので、大事に扱ってあげるつもりです。


押し入れの中から掘り出し物

2008-11-03 11:53:47 | あきかぜ便り~日記
昨日、押し入れの中を整理していたら、見慣れない箱を見つけました。すでに何を入れていたのか忘れてしまった箱だったので、中身は全く不明。箱を開けてみると、ソニーのブラウン管テレビ(14インチ?)が出てきました!

「確か、これって3年ほど前に・・・」
3年ほど前に使わなくなって、処分したつもりになっていましたが、押し入れの中で眠っていたようです。液晶全盛の今となっては、ソニー・トリニトロンのロゴが懐かしく感じられますね。



***
わたしの記憶が確かならば・・・(笑)、このテレビは不具合もなく使っていたものだったはず。少しホコリまみれになっていますが、キレイに雑巾で掃除してみました。以前、付けてしまった本体の傷などは仕方ないとして、本体やブラウン管の部分はキレイになりました。

そこで電源ON!
うわ~キレイに映りますネ。
さすがトリニトロン!

アナログ放送を視聴するするには充分な画質を保持できているようです。
これはチャンスです。
(^-^)v
そのまま自室のMacの横で使うことにしました。というのも、G3 266 MT のAV機能が故障したまま時間が経過しており、ポータブルの液晶テレビも故障し、ココしばらく自室でテレビを観ることも無くなっていました。

地デジは居間の液晶テレビで観ればよいのですが、契約が残っているWOWOWは自室側に機器を置いたままに放置され、来年の契約は解除しようかな・・・などと考えてもいましたので、テレビが復活するのはありがたい。

ブラウン管テレビの復活で一気にアナログ放送の受信環境が整い、アナログ放送終了までは何とかなりそうですね。アナログ放送だけどNHK-BSとWOWOWが視聴できれば、とりあえずは助かります。


***
Macの横にテレビが復活しましたので、「アレ」を使わないわけにはいきません!!
そうです、
リモコン機能付きマウス C@T-one
のリモコン機能です。居間の液晶テレビ(ソニー製)ではポチポチカチカチと使っていましたので、設定はすでにソニーになっています。マウスを裏返せば、そのままトリニトロンのテレビでも使うことが出来ますね。パソコンとテレビが近くにある環境ですと、このマウスは本当に便利です!
(^^)




***
このテレビを復活させて、ふと思い出しました。このソニー製テレビ付属のリモコンと、AV機能がついた Performa 6420 のリモコンは制御信号が一緒だったらしく、Performaのリモコンでソニーのテレビも操作出来ました。同じようにテレビを観ようとしたら、一緒にPerformaが起動してしまったり・・・今となっては懐かしい思い出です。

あぁ~6420はレンタル倉庫に入れたままですねぇ。
(^_^)



結局、保存用になったストラップ

2008-11-02 12:16:14 | あきかぜ便り~日記
友人から購入してもらったCD「はじまりは中之島」と一緒に、購入を依頼していたのが京阪電車のストラップ。車のキーにでも使おうかな?と思っていたのですが、実物を見て迷いが・・・予想以上に「青」がキレイなのですよね。渋いけど、落ち着いた色合いが良い印象です。
関連記事:CD感想はコチラで




結局、使うのが惜しくなってしまい、そのまま保管することになりました。ちなみに三条のストラップが欲しかったのですが、購入を依頼した友人の
「京都まで行けっていうの?」
「時間が無いよ」
という「お言葉」に恐れをなして、近場でOKしました。まあ、それでも馴染みのある駅なので、これはこれでヨカッタと思います。
(^.^;)