銀の砂時計

Elegant~美しい旋律に調和する良質な風景・生活空間を求めて

すてきな歌

2014-04-28 09:00:01 | 音楽空間
相変わらずブラジルの番組や音楽に浸っています。

今朝、たまたま YouTube のリンクをクリックしたら、すてきな歌に出会ったので、とてもうれしくなりました。知れば知るほどブラジルの歌が好きになっていきます。

今回の出会いは・・・
Mayara Fernandes
という女の子です。

歌が上手いのは当然なのかもしれませんが、とにかく歌そのものが気に入ってしまいました。その歌は、
「Coração de Menina」
という歌でした。
Coração de Menina
クリエーター情報なし
Dmusic



聴いてみて、その歌詞の一節
Ser coração de menina, ter emoção de mulher.
に大きく感動してしまいました!!
メロディーも優しくて美しいです。

まだまだ全然ダイレクトに言葉を聞き取れないのですが、このような素敵な歌に出会ってしまうと、もっともっともっと!ポルトガル語を、そしてブラジルを知りたくなります。

きょうは朝から幸せな気分です♪


☆あいかわらず YouTube で表示される広告とかが、ポルトガル語になったりします。日本からアクセスしているのに、閲覧履歴はかの国みたいになっているせいでしょうか(笑)


「ぼくのエリ」原作文庫「モールス」

2014-04-16 10:00:01 | 映像空間
先日、Amazonで購入した「ぼくのエリ 200歳の少女」の原作である「モールス」を読みました。夕方から読み始めたのですが、ドーンと作品の世界に引き込まれてしまい、隙間時間だけでなく夜通しで読み切ってしまいました。おかげで激しく寝不足です(笑)。

確かにバンパイアのお話しです。でも、オスカルとエリのこころの交流、孤独な想いの行方に深みがあって、哀しい空気が漂っているところに魅かれます。

「モールス」という題名になっているのは、ハリウッドでリメイクされたときの題名がモールスだったためでしょう。文庫本についている帯もハリウッド版の写真になっています。

ちなみにハリウッド版の一部を観てみましたが、完全に好みに合いませんでした。端的に言うと、肌に合わないような感じで、途中で観るのを止めてしまいました。気持ちが入り込めないのです。これは好みの問題なので仕方ないですね。それにオスカルもエリもスウェーデン版出演者の方が好きです。エリはあの子でないと・・・「詩的」という観点ではスウェーデン版が味わい深いしネ。

MORSE〈上〉―モールス (ハヤカワ文庫NV)
クリエーター情報なし
早川書房

MORSE〈下〉―モールス (ハヤカワ文庫NV)
クリエーター情報なし
早川書房

「ENIGMA」

2014-04-15 10:00:01 | 音楽空間
歯医者へ行ってきました。
定期健診です。

いつも治療してもらっている歯医者さんなのですが、先生は音楽好きのようで診察室では音楽が常に流れています。診察室に入るたび、今日は何を聴いているのかな?と楽しみにしています。

通常流れている音楽はオーケストラのクラシック音楽が多く、バロックや室内楽は流れていません。ところが今回は趣が異なっていました。まず、わたしの触覚が反応したのはグレゴリオ聖歌のフレーズ。
「え?グレゴリオ聖歌を聴いているの?」
と、ビックリしてしまいました。

え?ちょっと待って??
グレゴリオ聖歌にしては様子がおかしいです。サンプリング?
「この音楽はナニ???」


診察台に横になっている間に、すっかり謎のBGMの虜になってしまいました。素晴らしいです。これはライブラリーに加えないと!!

診察が終わったとき、ガマンできずに先生に聞きました。
「先生、このアルバムのタイトルを教えてください」


先生は一瞬「ハッ?」という表情を浮かべましたが、受付で教えてくれることになりました。会計で呼ばれて受付に行くと、先生が出てきて、
「次回までCDをお貸ししますよ(笑)。ENIGMAのアルバムです」

受付の看護婦さんはニコニコして
「良かったですね、袋に入れましょうか?」
とまで言ってくれましたが、ちょっと恥ずかしかったです。


*****
先生からENIGMAという言葉を聞いたとき、衝撃が走りました。実は、かなり前からENIGMAもAmazonのおススメに出ていたのです。表示されているのは知っていましたが、あえて触ることなくスルーしていたのです。しかし、まさかこういう形でENIGMAに出会うことになるとは、予想すらしていませんでした。

帰宅してからはCDを繰り返し聴いています。このままだと近日中にAmazonでクリックしてしまいそうです。


わたしと趣味が似ているイギリス人の友人はENIGMAを知っているのでしょうか?
彼女からは話題に出ていなかったですね。今度、英国へメールしてみようっと。。。



映画「ぼくのエリ 200歳の少女」

2014-04-14 10:00:01 | 映像空間
シベールから映画熱が再発して、映画を観る機会が増えました。例によってAmazonのおススメにピックアップされていた作品は下調べを行うようにしています。

その中で、
「ぼくのエリ 200歳の少女」
という作品に目が留まりました。邦題がしっくりこない印象ですが、ジャケットの男の子と物悲しい表情の女の子が気になったのです。

ぼくのエリ 200歳の少女 [Blu-ray]
クリエーター情報なし
アミューズソフトエンタテインメント



どうやらバンパイアの映画らしいですね。もともと、この種の分野は興味のある分野ではありません。それでもAmazonで抽出されているということは、「ご同輩の方々」にはウケているのでしょう。わたしの好みに合うか不安になりながらも、一先ず動画サイトで調べてみることにしました。

動画サイトにあった予告編を観てみました。
「う~ん、イイ!!」

彩度を落としたような色合いが美しく、色合いだけで一気に気に入ってしまいました。その他ではサウンドトラックが猛烈に気に入ってしまいました。完全にヨーロピアンな世界ですよね・・・好きですよ、この音楽。

そこで作品情報をより詳しく調べました。この作品はいままで観たことのないスウェーデンの作品だったのですね。偶然、スペイン語字幕の本編動画を見つけたので、そのまま鑑賞してみました。スペイン語字幕の意味は一部しかダイレクトに理解できませんでしたが、ストーリーを追うことはできました。


とても美しい、この作品にハマりました!!!!!!!
#オスカルくんがかわいいです

北欧の風景、静かな展開、血は出てくるものの拒絶するほどのものではないし、なにより音楽が美しいのです。美しい映像と音楽がマッチしていて、スペイン語字幕版を繰り返し観てしまいました。

早速、AmazonでDVDを検索してクリック!

お話しの内容も気に入ったので、ブルーレイ版、日本語訳原作文庫本(上下二冊)を注文。さらに、英語版原作本も購入しました。
MORSE〈上〉―モールス (ハヤカワ文庫NV)
クリエーター情報なし
早川書房

MORSE〈下〉―モールス (ハヤカワ文庫NV)
クリエーター情報なし
早川書房

Let Me In
クリエーター情報なし
St. Martin's Griffin



めっちゃお気に入りのサントラ「エリのテーマ」も欲しくて、こちらも運よくAmazonに出品している業者さんに在庫があることが分かり、サントラCDも購入しました。ついでに米国版ブルーレイもセットで購入。すべて速攻買いです。
Let the Right One in
クリエーター情報なし
Mvd (Generic)

Let the Right One in [Blu-ray] [Import]
クリエーター情報なし
Magnolia



***
とにかく、なにもかも美しいのです。
とても美しい。
そして哀しい。

オスカルとエリのふれあいに大きく感動しました。


終盤に出てくるエリの台詞(スペイン語字幕から)
"Porfavor, Oskar... sé como yo un poco."
"Oskar... debo irme."
この2か所は何度見てもジーンと来ます。最近、親しい友人を空港で見送ったばかりのせいなのか、後者の台詞シーンと同時に流れる「エリのテーマ」の哀しいダブル攻撃にあうと、まるで自分がオスカルくんなってしまったかのような感覚になり、強烈に強い孤独感が襲ってきます。
#タクシーを見送るオスカルくん、かわいそう(涙)



次の休日に、じっくり鑑賞する予定です。