銀の砂時計

Elegant~美しい旋律に調和する良質な風景・生活空間を求めて

Capítulo 144

2015-11-30 10:00:01 | 映像空間
Chiquititas 2000 144話まで観ました。

一連のお話しも一区切りというところで、最終回的な雰囲気が漂っていました。しかしお話しは続くようで、PaulaにさらわれてしまったFelipeとBenjaminの運命は・・・という展開になるみたいです。


144話では何と言っても最後の歌が素晴らしいです!!!

RafaelとLuzが結婚式から家に戻ってきて、子供たちと歌を歌うシーン。そしてMariaのソロ。歌に入る前から子供たちの息遣いや仕草から涙を流しているのが分かります。演技と言うより、本当に泣いているようにみえ、その表情はとても美しく、優しさに満ちていて、何度観てもこのシーンだけで感動してしまいます。この感動的なシーンに涙腺が緩む・・・よく見ると、Mariaは大粒の涙を流しているのですね。ここは一緒に泣いて、一緒に感動してしまいましょう。


***
この作品は子供向けです。しかし、製作者サイドの優しい思いと願いが随所に感じられて、とても幸せな気分にさせてくれる素敵な作品です。歴史的、文化的なことが背景にあって、このようなストーリーになるのかもしれませんね。

そしてブラジル版と同じく、子供たちの表情が素敵すぎます。この作品に出会えたことは幸せだと思いました。

もちろんスペイン語が完全に分かるわけではないので意味の分からないところも結構ありますよ。それでも音楽の手助けもあって、大いに楽しめました。地球のほぼ裏側から感謝の気持ちを伝えたいです。


Gracias chicos.

Muito Obrigado!!

ありがとう!



うた

2015-11-16 11:00:01 | 音楽空間
CHIQUITITASの歌を聴いています。1995年からの曲でスペイン語・ポルトガル語の違いがあるものの、いまも使い続けらていているのですね。

どれも素敵な曲ばかりで、メロディーの美しさに魅力を感じています。面白いのは曲が緩急緩急の構成になっていたりして、思いのほかバロック的だったりします。歌詞の内容は深いし、まるで吟遊詩人みたいな一面もあります。子供向けの歌なのにバロック的で、あるいは吟遊詩人的だったりすることに驚いています。

なかには聞いたことのあるような歌もあります。
É só querer
O que você fez?
Adolescentes
などは、どこかで聞いている気がしてなりません。

特に「Adolescentes」は、「A Turma do Balão Mágico」の「É Tão Lindo」を聞いたときような衝撃がありました。
「あ!!これ、この曲だよ!!」

残念ながら、どこで「Adolescentes」を聞いたのかは覚えていないですね。



Meninas!

2015-11-15 10:00:01 | あきかぜ便り~日記
Elenaの本が到着するのを待っています。

ふと、思ったのですが、
シベール、ミツバチ、EVA、Innocence、DICTADO、ベティ、エリ・・・
最近、観ている映画は女の子の映画ばかりです。シベールとミツバチは以前から知っている作品なので「最近」には該当しないかもしれません。

しかし昨年、「シベールの日曜日」に再会して映画熱が再発してからというもの、少女が主役のものばかり観ていることに気が付きました。友人からも同じ意見が出ていますね。

さらにいえば、CHIQUITITASも女の子メインのお話しですから、meninas三昧といえるのかなぁ。ピンッ!と来たものだけみているので、自覚症状は全くありません。

歌はAnaluで・・・こりゃまたmeninaですね。


みえない力

2015-11-12 10:00:01 | あきかぜ便り~日記
インターネットを使い始めて、かなりの年月がたったように思います。いまでは生活になくてはならないものになりましたが、偶然と言うか、運命と言うか、不思議な縁を感じる出来事に遭遇することがあります。


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スマートフォンではTwitterを利用しています。日本語では発信していないせいか、外国の方々からフォローされることがあります。ブラジル、アメリカ、イギリス、ドイツの方々からフォローされていて、とても嬉しく感じています。たまに「お前の文章は意味不明だ」と教えてくれる人もいますけど(汗

今年の夏、たまたまリンク表示があったということで、アメリカのガン関連のアカウントと相互にフォローするようになりました。その流れでアメリカの小児ガン関連のアカウントもフォローしました。


一方、パソコンではYouTubeを良く見ます。もちろん「あの」番組やら何やらで、海外の動画ばかりみています。当然、YouTubeのリンクに表示されるものも海外のものばかりで、日本語の動画は無い状態です。最近流れる短いCM動画でさえ、ブラジルのCMが表示されることがありますからね。

そのような環境下で、今年の春あたりからパソコンの画面に見知らぬ幼女の動画リンクが表示されることがありました。どうせプライベートの動画だろうと考え、スルーしていました。ただ、同じ女の子のリンクが時々出ていたのは覚えています。


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それが先日、何を思ったのか自分でもよく分からないのですが、気が付いたらその女の子の動画をみていまして、パソコンの前から動けなくなっていました。その時はすでに頬が濡れていたような気がします。彼女が書いた絵をみた時、優しさに満ちた強い力を感じ、体が震える思いをしました。このような経験は初めてです。

彼女のことをもっと知りたくなりました。


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彼女の名前はElena Desserich。

動画にあった英文をゆっくり読んでみると、ガンで亡くなった幼い女の子のようでした。彼女は家族あてのメッセージをたくさん書き残して、家の中のいろいろな場所に隠すように置いていたと紹介されていました。わたしはメッセージに書かれていたハートに強く心を動かされました。とてもあたたかい思いが込められているのを感じたからです。

動画のリンクを辿るうち、本が出版されていることを知りました。その本が日本語でも出版されていることを、いまになって知りました。


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今回はスマホのTwitterとパソコンのYouTubeという異なる端末で表示されたリンクが、Elenaという一人の女の子に繋がったような感じがしています。Elenaのハートに引かれるまま導かれたのかな?と考えたりもしています。これも何かの縁なのかもしれませんね。


DICTADO

2015-11-09 10:00:01 | 映像空間
先日、「フリア よみがえり少女」というスペイン映画を観ました。相変わらず邦題が好きになれませんが、もともとは「DICTADO」という題名らしく、原題の方がしっくりくると思います。

DVDを貸してくれた友人は
「面白くない」
と言っていたので、期待せず観ました。


う~ん、この映画好きです!!!
ジワッとくる怖い感じが好きですね。

お話しの終わり方にもう少し工夫があると良いかなぁ。でも、予告編に出てくる
「SABE COSAS DE TI」
の一言に絡むフリアの台詞には鳥肌が立ちました。あのようなシーンで、あの女の子から言われたら、本当に怖い怖い。ゾーッとしましす。
#日本語の字幕だけ追っていると、怖さを感じないかもしれませんね。

フリア よみがえり少女 [DVD]
クリエーター情報なし
ポニーキャニオン



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スペイン語の方は、想像していたよりも意味が分かるシーンが多かったです。ポルトガル語を教えてくれているブラジル人の先生からも、
「そろそろスペイン語も何となく分かるでしょ?」
と言われるようになりましたし。このような効果が出てくるとは驚きです。

ということは、いままで観てきたスペイン映画も「いま」観なおすと、いままでと違った部分が見えてくるかもしれません。これからが楽しみになってきました!!


広がる世界

2015-11-08 20:30:01 | 映像空間
いままでブラジルSBTのCHIQUITITAS 2013を観ていたのですが、このnovelaにはシリーズ?があるらしく、古いシリーズ作品があることをかなり前から知っていました。例によって、古いものにもたくさんの歌があるようなので、とても興味がありました。

そこで今回はアルゼンチンTelefeのCHIQUITITAS 2000を観てみようと思いました。ただ、若干の不安がありまして、アルゼンチンなのでスペイン語になってしまうのですね。ポルトガル語でさえ初心者卒業レベルなのに、どこまで追従できるか分からないけど、ひとまずCapítulo 1から・・・


冒頭のMariaの語り、MariaとCamilaのやりとりから皆で手を重ねあわせてテーマ曲へ導く展開にウルウルくるような感動を覚えてしまい、そのまま引き込まれるように見入ってしまいました。特に歌の導入部が気に入ってしまいました。

台詞は思ったよりもすんなり耳に入ってきますね。スペイン語を聞いて、似ているポルトガル語を脳内で探して、意味を適当に当てはめてストーリーを再構築しているような感じです。細かいところは分からないのですが、大まかな内容はつかめそうです。

このCHIQUITITAS 2000は、たいへん面白そう。このワクワクする感覚は、どっぷりハマってしまうことを暗示しているのかもしれません。これから順次観ていく予定です。


生まれてこの方、日本のドラマは苦手で関心をもつこともなかったのに、ブラジルCARROSSELの魅力に惹きつけられて、そのままCHIQUITITASへ。そして今度はアルゼンチン版へ。なぜ、南米地区の作品に心踊らされるのか分かりませんが、世界が広がっていくような感じもしています。