12月に入ってから、なんだか風邪っぽいな?とか、頭が痛いな?と思っていました。
年末ですし、今年は色々と挑戦もさせて頂けたし、精神的にも上がり下がりがあったので、
少し疲れが出たのかなぁ……と思い、内科で早めに風邪薬をもらいました。
薬は飲んだものの、仕事中も具合が悪くて仕事にならず、迷惑ながら楽屋で寝させてもらったりしていました。
そしたら何故か段々と、顔面の右側半分だけが痛くなり、痛みで話せなくなってきました。
歩く振動も痛い。
内耳炎なのか?
何か親知らず等の酷い痛みなのか?
元々眼圧が高めなので緑内障とかなのか?
12月半ばには、顔面右側の頭、目、口、耳、鼻、全てに激痛が走るようになりました。
変なのでまた内科に行き直そうと仕事はお休みをいただきました。
その日の深夜、顔面のあまりの激痛で何度も飛び起き、その度に痛み止めを過剰摂取してしまい、その激痛が治まるまでしばらく待って…を繰り返し、朝一で病院に行きました。
町の病院から「こちらでは無理です」と言われ紹介状を書いてもらい、大学病院でMRIや採血をし、その間も耐えがたい激痛で涙と呻き声が止められませんでした。
そうしたら結果、はっきりしないのですが、「群発頭痛」?「三叉神経痛」?という病気でした。
初めて聞きました。
……私はこれまで、良性腫瘍の摘出手術をしたり、骨折したり、胃腸炎で何度も入退院したり、肝機能障害では40℃の熱が何週間も続いて入院したり、両耳滲出性中耳炎になったり、ヘルニア直前になったり、親知らずを抜いた時もドライソケットになり、仕事上レーシックもしたし、注射や点滴にはもう全然慣れていて、基本的に「痛み」や「辛い」という感情においては、多分、相当強い方だと思うんです(笑)
その、これまで人生で味わった全ての痛みを集結して凝縮しても、全く話にならないほど、痛いとか激痛とかいうレベルを越えて、拷問の様な感じなんです。
この世の中に、こんな断末魔の地獄の痛みがあるのだということに、本気で本気で驚きました。
波はあるのですが、基本的に痛みはずっと続き、強い波の序章みたいな痛みの期間が30分位続き、死ぬほどの激痛が30分位続き、その後普通に息が出来るようになるまでまた30分位かかります。
その間は一瞬の空気の動きや風も耐えられませんし息も出来ません。
多分皆さん「そんな大袈裟な~」と思うと思うんですが、本当にあり得ないレベルなんです(泣)
エグい表現をして申し訳ないんですが、例えるなら……
麻酔無しで歯を全部抜かれ、鼻をトンカチでガンガンに叩かれて、耳に何か電流の棒を刺されて、目をえぐりとられ、脳をねじり引っ張られ………
神経が剥き出しになった顔面をノコギリでギリギリ切られ、雷で打たれ、何かに引きちぎられるような………想像を絶する地獄でした。
これが何度も何度も来るので寝ることも出来ませんでした。
呻き声がお隣さんに相当迷惑だったと思うんですが……一晩中ウーウー言ってしまいました。
何が悲しいって、原因と完治するまでの期間が不明なことです(泣)
大学病院の脳神経外科に毎日通い、先生も注射や薬を色々と変えて酸素吸入もして相当悩んで下さり、今は強いお薬を飲んでいます。
そのお陰でやっと、その時の拷問の様な苦痛から逃れられて、今は「痛い」という感覚に戻ってこれました。
薬を飲んだ直後で少し調子がいいので、左目でこれを書いてますが、光も辛いので携帯を見ることもあまり出来ません。
お薬は、根本原因を治すものではなく痛みを緩和してるだけだからそれが困るのと、副作用が強いので、いつまで飲むのか飲めるのか解りません。
大変な病気は世の中に沢山あるのは解っているのですが、こんな耐えがたい断末魔の神経の痛みがあることを知りませんでした。
「薬で治らなかったら手術です」と脅されてるのですが、頭の手術は避けたいので、絶対早く乗り越えます!
(本来は40代50代の男性に多い病気らしいです、笑)
この痛みに勝ったら、正直、世の中の肉体的痛みの全てに勝てる気がします。
今は痛みで話せないし、ちゃんと歩けないし、食べられないし、考えることも出来ないし、何も出来ない。
光や音もとても痛いので、毎日ラジオを小さめで聴いています。
薬で思考回路も少し麻痺してるので、もしも文章が変でしたらごめんなさい。
わりと我慢強いタイプだと思うのですが、その私が、不謹慎で言ってはいけない言葉だと百も承知で、初めて「こんなに悶絶するなら死んでしまいたい」と心から思ってしまうほどの耐え難い激痛が続きました。
この病気自体が別名「自殺頭痛」と呼ばれるらしいのです。
(ハリーポッターのダニエルさんもなったそうです。)
苦しみにのたうち回り、いつ波が来るのかただただ恐怖で……。
右半分の顔が溶けてなくなりそうだったんです。
今もこの薬が効かなくなったらと思うと怖いです。
いつ普通に外出出来るのかなぁ。
無意識に何度も「助けて!」と叫んでましたが、頑張って、自分の生命力で乗り越えようと思います。
早く乗り越えます。
『普通』の有り難さを、また改めて感じました。
早く歌いたい。
この痛みを乗り越えたら、ワンステップ上がった、違う歌が歌えるかもしれない!
早く治します。
皆さん、どうか病気には気を付けて下さい。
笑顔で年末を迎えて欲しいです。
疲れやストレスは溜め過ぎちゃダメですょー!
ガス抜きしてください。
親や職場の皆様に迷惑をかけて、悲しくて悔しくてしょうがないです。
早く治します!
つまらない記事を投稿してごめんなさい。。。
世の中には様々な病気があるのだと、あと皆さんに気を付けて欲しくて更新してます。
何かおかしいと思ったら、放置せずに、すぐに検査をしてもらって下さい。
私も無理をするとバタンと来ます。
ただ、前から言ってることだけど、1つだけ伝えたいです。
私がこの世で一番嫌いな言葉は、
「病は気から」
です。
この言葉が昔から憎くて憎くて仕方ありません。
気で治るなら先生は要りません。
むしろ最近私はお仕事が充実してて、どちらかというと気持ちは上向きでした。
決して油断をしたつもりもありませんし遊びに出掛けたりもしていませんでした。
病は気がどうのこうのじゃありません。
肉体と精神は密室に結び付いていますが、肉体が精神に付いてこれないことも、人生の中にはたまにあるんです。
勿論、気の緩みや、もうちょっとあの時気を付けていれば…という方もいるかもしれませんが、大きな病気は、そういう問題じゃありません。
根底に身体や免疫力が強い方は、人が病気になることを精神が弱いかのように言ったり、まるで「甘え」の様に言う人がいます。
そういう方もいつか解ると思うけど。。。
自分の身体を物差しに考えないで欲しいです。
私はどちらかというと芸事の世界にいて、精神はまぁまぁ鍛えられてる方だと思います。
ただ、人に相談せず、自分の美学の中で限界まで精神的に我慢してしまう癖も確かにあります。
無理をした結果、新たなステージが見えることもあったし、気合いで乗りきったことも沢山ありますが、それではどうにもならず、医療の力を頼ることもあると解って下さい。
なので皆さんも、大丈夫なものは大丈夫、無理なものは早めに無理だと、ちゃんと判断をお願いしたいです。
大事になったら余計に大変です。
音楽の先輩に言われれて嬉しかったのは、「麻由ちゃんはこれまでに病気をしてきた事が多い、という事もあるから、繊細な歌い回しが出来るんだね!」という言葉に、かなり救われました。
いつも元気ハツラツな人には、元気ハツラツな歌しか歌えないかもね、と。
だからその言葉が凄く救いでした。
芸事は、色々なことを乗り越えてナンボだと思います。
取り合えず、治ったらちゃんと報告します!
そして沢山歌うのだ!!
有り難いことに、私のTV出演を見て、営業依頼をして下さっている方々がいらっしゃいます。
その皆様の前で歌えることを考えると元気が出てきます。
もう正直「痛み」と「恐怖」に闘うこの2週間に疲れきって、衰弱してた私も、急に前向きになれます。
最速で治して、元気に歌ってる自分をイメージしておりんす!!
まずは補助無しで外出しても激痛が起きない、真っ直ぐ歩く、お化粧をする、TVが見られる状態を目指します。
焦りながら焦らずに。
調子に乗って方目で長く携帯画面を見てしまい、また顔の右側が痛くなってきたのでこの辺にします。
こんな熱弁を不愉快に思われた方がいらしたらごめんなさい。
闘いに勝ちます。
何度も勝って来たのだから!!!
今日はものまね王座決定戦のオンエアです!
今さっきまでまた大学病院に行ってきました。
今はまだちゃんとTVを観ることが出来ないのが残念ですが、こういう経験をしたものにしか歌えない歌が歌えるよう、これからも頑張ります。
むしろ早い内にこういう壁にぶつかれることを財産に思います。
かなり強引ですが!
こんな私ですが、出来れば来年も、応援宜しくお願いします(笑)
やるぞー。
色々な事情もおありだと思いますが、皆さんが来年に向けて明るい気持ちになれますように。
お一人お一人の心身共の幸せを祈ります。
読んで下さった方、長々とありがとうございました。
申し訳ないです。
そしてFacebookやmixiのコメントやメール等、前回の時から具合悪くなり始めてたので返信出来なくてごめんなさい。
このblogの方にコメントして下さる方、解りやすくてとても有り難いです。
いつも観覧数等沢山いただけて幸せ者です!
中々更新出来なくてごめんなさい。
ただ、もし群発頭痛や三叉神経痛を経験なさった方がいらしたら……教えて下さると参考になります。
なんやかんやありましても、応援してくれる皆様に出会えたことに感謝して、それを励みに生きていきます!!!
こんな年末の記事すみませぬ!!!