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賃貸物件の管理業務の中で、私が最も不得意としているのが、書類関係の処理だ。
とくに、契約に関する書類で、不手際があると、後で、取りかえしのつかないことになるから、ほとんど契約に関するものは、お金を払っても、不動産屋さんに頼むことが多い。
しかし、どうしても自分でやらなくてはならない時もある。
しかたない、嫌いな不動産屋に頭を下げて頼むのが、嫌なので自分でやることにした。
慣れていれば簡単な作業でも、何年もやっていないと、忘れてしまう。
拝啓、時下ますますご清栄のこと、、、とか、平素は格別のご高配を、、、とか、普段使わない言葉から、始まり、日付けや、内容、誤字脱字、とにかく、一人でやるには、神経を使う。
もう、間違えてもいけないし、直接、取引先の会社に行って、聞いてみようと思ったのが間違えだった。
大きい会社なので、親切に教えてくれるだろう、なんて、甘かった。街の不動産屋さんとは、わけが違う。
代官山のおしゃれなビルにたどり着くと、受付に電話のみ、、、え~これ、どういうこと???
受付がインターフォン、なんて、不親切。
わけわからず、ダイヤル押して、、、担当者もわからない私のしどろもどろの説明に、インターフォンから流れてきた女性の声は、そっけなく「なんですか???」と、不審者扱い。
でてきた警備員さんみたいな人は、名刺もくれないし、ましてやお茶なんか、でやしない。
私は、お客様ではなく、たんなる変なおばちゃんになってしまった~
渋谷と代官山の間にあるその会社は、確かにおしゃれで、行きかうサラリーマンは確かにエリートっぽい。
マジ、場違いだったと、気づくのが遅すぎた~、もうすこし、きちんとしたお洋服をきてくればよかったと、反省。
あまりにひどい扱いは、会社組織に不慣れな自分を認識させてくれた。
自宅に帰ってきてから、すみませんでしたと、その会社の人から電話がきたけど、相手にされなかったことで、結構、頭にきた。
その会社にというより、自分に腹がたった。なんで、キチンと説明できなかったんだろう。家にばかり閉じこもり、緊張感のない生活をしていると、こんなことにもなる。
暑かったし体調もわるかったけど、気力をふりしぼって、朝の4時までかかって、完璧な書類作成。久しぶりに大嫌いなお勉強した感じ。