老後について

昨日、学生時代の友達とランチした。

前にも、書いたように選挙前になると
必ず、やってくるY子。

学生時代、勉強が苦手で常に成績低迷の私と、
大違いで、Y子は、たぶん、学年でトップクラスの成績優勝者で...

就職先も、先生のほうから超大手企業の推薦話がきていたのにもかかわらず、
「ぜんぜん、興味がない」と、言って断わり、
中学校の先生になった。

が、先生という職業が、まじめすぎる彼女の性格にあっていなかったのか、
とんでもなく苦労したらしく、
しばらくして合ってみたら、すっかり宗教家になっていた。

まったくの無宗教で、Y子とは、なにもかもが違う。
接点がないのに、なぜか、気が合うから不思議だ。

学生時代は、よく旅行にも行ったし、Y子の家にも泊りに行っていたので、
考えれば、つきあいは長い。
なので、思い出もたくさんあるらしく、昨日Y子はずっと昔話しをしてた。

でも、記憶能力に問題のある私は、半分くらい忘れてしまって、
未知の話のように聞こえてた。
一度、Y子が海でおぼれたことがあって、
それを、私が助けたと、言っていたけど、ほんとに覚えてなかった。
「そうだったっけ・・・」を、何度も繰り返す私に、Y子あきれ顔。

子供ができなかったY子は、老後の話もしていた。
いまから、老人施設を探していたり、自分が死んだ後、財産の分配先まで、
考えていて、びっくりした。
ほんとに、しっかりしてる。

もう、お友達とも、そんな話をする年齢になってしまった。