子離れ主婦日記

ついに60代!私も人生の締めくくり時期にはいった感じです。ゆっくり今を、生きよう。

天国への道

2016-02-02 09:38:06 | Weblog
子供に手がかからなくなると、親の介護が始まるよ。
と、誰かが言っていたのを思い出した。

ほんとだった、でも、誰かが看取らなければ、いけないんだ。

父親の旅立ちの時は、母親がめんどうをみていた。
だから、父親は問題なく天国に到着できたんだと思っていた。

それは、私があまりかかわっていなかったので、
そう感じただけなのかもしれない。

死に方を考える。

生きているものは、みんな死ぬ。あたりまえのことなんだけど・・・

死を意識した瞬間から、人間はいろんな邪念がでるものなのかもしれない。

走馬灯のように流れる思い出が、幸福な感情だけとは、限らない。
今までの恨み、つらみ、人間の奥底に眠るどろどろとした醜い感情が、
外に出やすくなることもある。

とくに、私の母親は執念の強い人だ。

これは、たぶん、性格的なものだったり、生きてきた環境的なものだったり。
80歳まで、積み重ねてきた年輪の形で、いまさら、どうしようもない。

前にも、書いたように、私は実母とまったく考え方や、性格が似ていない。
子供の頃から、母親が理解できないことが、たびたびあった。
たぶん、母親もそう思っていたと思う。

それでも、育ててもらった。

だから、こうなったら、その汚いどろどろとした感情は、
私が受け止めて、処理しなくてはいけない物なんだ。

そう考えれば、気持ちに決着がつく。

母娘の関係は、同性だけに難しいこともある、
でも、私はこのドライな関係でよかった。
たぶん、早く自立もできたし、母親に依存することもまったくなかったので、
返って、さっぱりしてて、私には、あっている。
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