英語・ダイエット・その他徒然なるままに

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新しい物が見たい

2012年01月03日 01時36分16秒 | インポート
この年末年始も、特に見たいTV番組もないので、テレビには一切見向きもしていません。が、まあ、レコード大賞とか紅白とか、どんな人達が出ていたのかくらいは知っておこうと思い、ネットの方でチラチラと調べてはいます。

AKBがレコ大ですか。まあ売り上げはぶっちぎりのNo.1らしいので、この人達以外の人にあげるのは無理があるでしょうね。売り上げベースという意味では至極順当。ま、どういう人達が何を目的に(握手?)CDを買っているのかは知りませんが、よく150万枚も売れるなあと思います。個人的には音楽的な魅力は全く感じません。

ただ、じゃあ昔のアイドル、例えばキャンディーズとかピンクレディーとか、あるいは百恵ちゃんとか聖子ちゃんとかその他諸々、AKBに比べて圧倒的に音楽性が高いのかと自問すると、それもないような気がする。子供の頃、歌番組は良く見た方ですが、今になって思えば、ある種のバカバカしさをはらんでいるのは今も昔もあんまり変わらないような気が。

でも、昔の芸能は今と比べて圧倒的に魅力はありました。それは何故だろうと考えると、昔の芸能は、その時点でそれまでには無かった”新しい物”を出していたからじゃないかと思います。TVも歌もドラマも、今にして思えば必ずしも洗練されているわけではないし、バカバカしい要素もある。しかし、間違いなく1つ1つがその時点では新しい物だったような気がするのです。キャンディーズやピンクレディー以前は、ああいう可愛さやセクシーさを前面に押し出したアイドルグループは無かったのです。だから、受けた。面白かった。

今の芸能は、質そのものが落ちている事もあると思いますが、私なんかはそれ以上に、過去の焼き直し感が強くて、見ていられません。AKBなんて、やってることは基本、おニャン子と同じだし。KARAとか少女時代も、今の日本の歌手連中よりは遥かに洗練されていて耳ざわりはいい、それなりにクオリティーは高いと思いますが、あの手の音楽は過去に沢山きいた覚えがある。だから、まあ可愛いけど、心は躍らない。

最近個人的に、芸能に限らず色々な分野で、”こんなの見たことない”という物をもっと見せてくれという欲求不満が高まっています。私自身が生きているテクノロジーの世界でもそうです。似たような研究ばかりでウンザリ。まあ、どんな世界でも、成熟するにつれて新しい物は作りにくくなっていくわけですから、わざわざ新しい物を生み出す苦労をするよりは過去の焼き直しの方が効率よく儲けられるという面はあるでしょう。でも、みんながそれをやると業界全体が沈むことになる。

とにかく、新しい物か、あるいは超絶クオリティーの高い物が見たい。それ以外はいらない。

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