満天の星空が見たい!

温泉旅がメインの生活。酒とグルメとミステリ小説、ごくたまに失恋の話。

北九州の小倉は相性のいい街だった!

2016-11-17 15:37:58 | 人間


相性のいい都市がある。福岡県北九州市の小倉である。出張で延べ二か月くらい行
っているが、何もかもがラッキーで、一度も嫌な思い出はない。

「ボートレース若松」というレース場があって、当時全国専門紙記者クラブの会長を
していた俺は、SG競走(スペシャルグレード)の記者ブース確保の打ち合わせで小倉に
宿を取った。無事施行者との打ち合わせが終わり、若松からタクシーで小倉に戻るころ
は夕方の五時前で、冷たいビールを連想し、「運転手さん、小倉のワシントンホテルの
近くでお薦めの居酒屋ってない?」と、聞いた。

「ああ、それならホテルの裏側に〇〇と言う魚の美味しい店があるけど、ちょっと店主が
頑固だよ」と教えてくれた。「頑固ということは、それだけいいものを仕入れているかも
知れないね。じゃあ、そこへ連れて行って」と、お願いした。北九州と言えば目の前が玄
界灘で、玄海の荒波にもまれた魚は身が締まって美味しいと有名である。

店の前に着くと、ちょうど若い女性がのれんを掛けているところで、我々が一番乗りだった。
「いらっしゃい」と声を出した男性が店主&料理人のようで、事前に頑固という情報が入っ
ていただけに、岩のような表情に見えた。一階はカウンター10席と、四人掛けのテーブルが
二つ。階段があるので間取りを見てみると、二階は和のスペースで、座敷や個室が有るよう
だった。

俺と連れの後輩は迷うことなく、店主の目の前のカウンターに座った。まず定番の生ビールを
頼み、「やっぱり玄界灘の魚は違うんやろね」と言った。すると店主はにやりと笑い、「お客
さん、もちろん玄界灘の魚もあるけど、うちはほとんど有明海の幸が中心ですよ」と、言った。
「え、有明海…あの干潟で有名な?」、「そう、あの有明海です」と、澄まして答えた。「でも
有明海って小倉と全然関係ないじゃん」と、俺は素っ頓狂な声を出した。

それがよほどおかしな声だったのか、店主はげらげら笑った。「じゃあ、テレビなんかでよくやっ
ているムツゴロウなんてのもあるの?」、「もちろん!」と、店主。全然頑固じゃないじゃないか
と俺は思ったが、まだ慎重を期して、「じゃあ、有明海スペシャルみたいなものがあったら、それ
を注文したい」と言った。「それはないけど、それに近いものは出せる。それでいいなら」と、店
主は言った。おいおい、頑固どころか、凄く快活ではないか!

それから二時間余り、店主と楽しく会話をして旨い魚を食べ、旨い酒を飲んだ。「まだ寝るにはちょ
っと早いな。マスターお薦めのスナックなんかないかな」と言うと、「おっ、いいよ」と、店主も店
を閉めた後、たまに顔を出すと言う小ぎれいで安くて楽しいスナックを教えてくれた。その店のママ
に、あの店のマスターの紹介だと言うと、「へ~、あの人が!」と、驚いていた。タクシーの運転手
さんが言ったように、とてもそんなことをするタイプの男ではなく、普段は客と話すことは滅多にな
いと言う。

その後、福岡県に行った時は必ずその店に寄ったが(仕事が博多でも小倉に泊った)、一番感激したのは
ある年の年末だった。忘年会シーズンで店は一杯かな…と思っていたらやはり満席、入口で女性店員に
それを告げられた。仕方ない、違う店を探そうかと思っている時にその店主が、「ちょっと待って」と
俺に声を掛けた。そして女性店員を呼んで何か指図をした。

「すみません。店主に、三階に案内するように言われました」、「三階?確かこの店は二階までだったの
では…」と言うと、「そうなんです。三階は店主のプライベートルームなんですが、そこに案内するよう
に言われました。こんなことは初めてです」と、女性店員。すると同行していた友人達が、「うわ~。
Mさんは凄い顔なんですね」と、驚いていた。

部屋へ入ると、真ん中にちゃぶ台が置いてある六畳ぐらいのスペース。そこで店の喧騒も関係なく、ゆっ
くり酒を飲んだ。帰りに「ありがとう」と手を挙げると、にやっと笑っただけだった。なんで俺だけに愛
想が良かったのか、今でも謎のままだが、7年前に会社を辞めてからその店には行っていない。

よく考えてみると俺は彼の名前も知らないし(相手は俺の名を知っている)、プライベートな電話番号も知
らない。不思議な縁だったが、彼の紹介でいつも小倉の夜は満喫できた。今も店はあるのだろうか?パソ
コンで検索すればすぐ分かるだろうが、それはあえてやらないことにしている。

居酒屋で、レッドカードを提示された!

2016-11-15 23:21:25 | 人間


この前、居酒屋で人生初めての「レッドカード」を提示された!

大阪の天満駅で、JR西日本の予約切符を受け取るために、いつもの地下鉄駅
よりひとつ手前で降りた。切符を受け取った後、一杯飲みたくなったので、
以前から気になっていた居酒屋に入った。カウンター席に座り、生ビールと
牡蠣酢を注文した。すると、隣に座っていた身なりのいい紳士(70歳くらい)
が、「じゃあ、私も牡蠣酢を…」と言って、にっこり微笑んだ。

その紳士は俺が座った時、「目」で歓迎の意思表示をしたように感じた。実に
表情が穏やかで、常に微笑みを絶やさない。思わず、俺は紳士に話しかけた。
「今晩は。ここの常連さんですか?」、「え?ああ、そうです。私は京都から
毎日天満に来ています。たまに他の店にも行きますが、ほとんどこの席で飲ん
でいますよ」

「へえ、わざわざ京都から!」、「そうです。京都の閉鎖的な雰囲気が嫌いでね。
開放感のある天満が大好きなんですよ」、「京都が閉鎖的?そう言えば、古来か
らの都であるがゆえに、京都人はなかなか心を開かないと言いますね」、「そう
なんですよ。私は酒を飲むときはリラックスして飲みたい、そう思って大阪に来る
んですが、梅田、難波、京橋といろいろ飲み歩いて、結局天満に落ち着きました。
今では定期券(阪急電車)まで買っていますよ」、「へ~、定期券まで!」

俺は彼に凄く興味を示した。定期券は一カ月15000円(京都・大宮⇔大阪梅田)だが、
43分も電車に乗る。行きは梅田からJr大阪駅へ行き、環状線で天満に来るが、帰り
は酔い覚ましも兼ねて天満から梅田まで20分歩き、京都大宮から自宅まで15分歩く
と言う。単純計算で往復2時間40分、その時間とお金をただ単に、天満にある普通の
居酒屋(カウンター)に使っているのである。

「それほどまでに天満が好きなんですか?」、「そう、大好きですね。これほど落ち
着くところはありません」と、彼は、大満足の表情を作って俺に見せた。

「それなら」、「はあ?」、「どうです。まだ早いですし、もう一軒行きませんか。
私の行きつけの居酒屋なんですが、静かに飲めて、安くて素晴らしい肴を出す店がある
んです。もちろん、私のおごりで」と、彼を誘った。それに対して、彼は微笑みを返し
ただけだった。

これほど天満を愛している人はいない。招待して当然だ…という思いでいっぱいだった。
今考えればまったく余計なお世話である。わざわざ京都からこの店に来ているのに、な
ぜ君が邪魔をする。そして、居酒屋の店主から見れば、大事な常連さんを他の店に連れ
ていくなどもってのほかだ!ということになる。

その時、俺の酒を飲むペースは異常に早かった。まず生ビール一杯、そして日本酒の熱
かん2合、麦焼酎のロック2杯…これをわずか40分ぐらいで飲んでいるのである。明らかに
酔っていて、相手の意見など聞いていなかった。

とにかく俺はしつこかった。「どうです、そろそろこの店を出ましょうか」、「いや、私
はもう少しこの店で飲みたいので…」と紳士が言った途端、いつの間にカウンターから俺の
後ろに回っていた店主が、「はい、勘定!」と、レシートを突き付けた。レッドカードであ
る(笑)、俺はすぐに目が覚めた。一瞬で事態が飲み込めたのである。

「うわ~、恥ずかしい。やってしまいました」と、俺はすぐに勘定を払い、店から逃げるよ
うに飛び出した。そして、小走りで家まで帰った。穴があったら入りたいどころか、穴に入っ
てそのまま埋めてもらいたいという心境だった。

最近歳のせいか、酒に飲まれることが多くなった。考えてみれば、イエローカードも2、3枚も
らっているような気がする。自重しなければ…。


那智で見た孤独な未来の投影…

2016-11-14 12:29:42 | 旅行


紀伊勝浦駅前のバスターミナル。その日は土曜日で、観光客が多かった。10時
25分発の那智山行きを待っていると、切符売り場に長い列。見ると、一番前の
お婆さんが切符売りのお姉さんに色々質問をしている。「大門坂はどれくらい
厳しいの?」、「私でも歩けるレベルなのかしら」、「那智神社に上る階段は
きついの?」と、その声が周囲に聞こえている。あまりに夢中になって、後ろ
を見ていない。発車10分前、往復切符(1300円が1000円に)を買うために、10
人くらい待っていた。

それを見ていた別の係員が、「お客様、私が話を聞かせてもらいます」と、ナイ
スフォロー。すぐ後ろに並んでいた若い白人3人娘はほっとした表情で往復切符
を買っていた。それから5名の中国人観光ファミリーも…。

バスは定刻通り発車した。そして途中の「大門坂」で数名の乗客が降りたが、そ
の中にあのお婆さんの姿があった。小柄で弱、弱しい体つき、表情も自信なさげ
で、「おいおい大丈夫か?」と、思わず心配してしまった。大門坂は登山と言う
ほどではないが、那智神社入り口までずっと坂で、若い人でも息が上がる難所で
ある。それに、高齢者なのに、なぜひとり?

我々はその坂の部分をカットして、終点の那智神社入り口までバスで行った。自分
は大門坂は経験済みであり、「ぜひ歩きたい!」と言うだろう、若い同行者にはこ
の経路を内緒にしていたのだ(笑)、なにしろ二日酔いの体には大門坂はきつすぎる!

那智神社、那智の滝を見て、食堂で迎え酒のビールを飲み、帰りのバス待ちをしてい
たら、バス亭にあのお婆さんが座っていた。大丈夫だったのだろうか?少し心配だっ
たので横まで行って話を聞いてみた。

「大門坂、どうでした?」、「はあ?」、よく見ると顔だちの整った、気品漂う女性
(以下お婆さんでなく、女性で)だった。「いや、勝浦の切符窓口の声が聞こえたもの
で…」、「ああ、そうですか。そんなに聞こえましたか」と、恥ずかしそうに下を向い
て顔を赤くした。

「大門坂、きつかたでしょう。休憩所もないから」、「確かに。でも何度も横道で休憩
しながら歩きました。那智神社の階段もゆつくり、ゆっくり上がって行って、なんとか
参拝してきましたよ」と、ここで初めての笑顔。「失礼ですが、どこから来られたので
すか?」、「札幌です」、「さっ、札幌!」、話し言葉のニュアンスから、関東、おそ
らく東京からではないかと思っていたが、まさか札幌とは…。

そこから聞いた話をまとめると、伴侶に先立たれ、子供たちも結婚して家から離れ、毎日
独り暮らし。時々こんな旅行をして自分の生活に変化を持たせていると言う。そこまで高
齢だと思わなかったが、80歳。体の動くうちに日本を見て歩こうと思い、今回は一人旅を
受け入れてくれる那智勝浦国民休暇村に5泊しての南紀巡りだと言う。

「じゃあ、頑張られた証明と言うか、熊野古道を歩いた写真を撮っときましょうか」と言う
と、「いいです。写真を取っても誰も見てくれる人がいないですから…」と寂しげに微笑ん
だ。いや、息子さんや、親類の方々や、近所の人、友人etc.、色々居るでしょう~と言い
かけて、それは大変失礼なことだと思い口をつぐんだ。これ以上彼女に現状を聞くのは酷な
ような気がした。

すると女性は、「和歌山は有田みかんが有名でしょう。おみかんはこれからが旬ですし、ぜ
ひ広大なみかん畑を見てみたいと思うのですが…」と聞いてきた。「はあ、でも有田はここか
ら特急で二時間余りかかりますよ」、「あのくろしおって言う特急に乗ればいいのですか?」、
「まあそうですが、有田は特急は止まらないので、電車の乗換えで凄く時間をロスすることが
あります。今日みたいにしっかりホテルのフロントや駅員さんに聞いてください」と言うと、
「ありがとうございます、今度の旅で、初めて声を掛けていただきました。いい思い出になり
ます」と、立ち上がり、深々と頭を下げた。

次の日、大阪に向かう特急くろしおの中を歩いて女性を探したが、その便には乗っていなかった。
紀伊勝浦発が10時45分だったから、もっと早い便で有田に向かったのだと思う。できるなら、同
じ列車に乗り、有田辺りの見どころ、その他、和歌山県の情報を知っている限り彼女に伝えたか
った。できるなら、メール交換して、話し相手になってもいいとまで思った。

大阪に着く間、彼女のことをずっと考えていた。よくある旅の中の話なのに、どうしてこんなに気
になるのだろうかと。家に帰り、夜寝間に入った時もしばらく考えていたが、おのずと答は出た。
俺も独り身になってもう7年、『彼女に未来の自分を見ていた』のである。自分は一人っ子だし、
親戚も遠い地にいる。マンション暮らしで近隣の付き合いはまったくないし、孤独の晩年になるこ
とはほぼ間違いない。俺もしっかり歳を取っているのだ…。

うう、そうなりたくない。しかし、今のままだとその確率はかなり高そうである。静かな生活を好
む、やさしい女性は現れるのだろうか?

相変わらず、那智勝浦温泉は素晴らしい!

2016-11-14 01:38:45 | 旅行


毎年2、3回訪れていたが今年は初めて、和歌山県那智勝浦の「ホテル浦島」に行った。
ここは一番のお気に入り温泉ホテルで、もう20回ぐらい訪れている。それなのに、
ホテルで夕食を食べたのは初回だけで、その他はすべて朝食プランである。それはこ
この食事がまずいからということではなく、街に魅力的な居酒屋が沢山あるからで、
自由気まま、自分の好きな食材を食べている。それに、この地方で造り酒屋は一軒だけ
という尾崎酒造の地酒がとても気に入っているからでもある。

しかし、最大の魅力はその温泉力で、「忘帰洞」を含む館内六ヶ所の個性的浴槽がすべ
て源泉掛け流し。泉質も関西ではここしかない白濁の硫黄泉が訪れたすべてのお客さん
を魅了している。どのサイトでも、温泉評価は限りなく満点の5評価に近いのだ。難点は
、あまり温泉に浸かり過ぎると、体が硫黄臭くなることだが、これは苦笑するしかない。


今回は二泊三日の旅程だったが、温泉旅行は行ったことがないと言う会社の後輩が一緒だ
った。温泉に入り、火照った体で連夜馴染みの居酒屋に行った。勝浦のメインは「生ま
ぐろ…水揚げ量日本一」で、この時期から旨くなると言う。「今日は凄くいいのが手に入
ったから自信があるよ」と店主が言うので、お薦めのまぐろの刺身を食べたら、なるほど、
ねっとりとして、重量感があり、旨みが強かった。その他、まぐろの心臓や、胃のたたき
など珍しい部位も出してくれて、日本酒がぐいぐい進む。二日間で、ビール、日本酒、
ハイボールと、浴びるように飲み、帰りの電車は二人とも青菜に塩、ぐったりして眠りこ
け、赤い顔をしてため息ばかりついていた(笑)

その後輩が目を輝かせたのが、二日目の那智神社、那智の滝巡りだった。大門坂から那智神
社までの熊野古道を嬉々として歩き続け(この時点ではまだ体力があった)、那智の滝でたっ
ぷりのマイナスイオンを吸収して、「たまにはこういう旅をしなくてはいけませんね」と、
自分自身を鼓舞していた。「もっと熊野古道を歩きたいです」と、本当に気にいったみたい
で、良い旅だったと思う。

勝浦駅前からの那智山行きのバスはほぼ満員だったが、半数が外国からの旅行者で、小柄で
かわいい白人女性の三人連れや、中国人の観光ファミリー、そして北欧風の彫りの深い顔をし
た大柄な白人夫婦と、色々な国の言葉が車内から聞こえてきた。そう言えばホテル浦島でも朝
食バイキングでは同じような光景で、今年は約2400万人超の観光客が日本を訪れる…というニ
ュースも実感できた。那智勝浦は日本人でさえ「遠い観光地」というイメージがあるのに、そ
れを問題にしない彼らのパワーは凄いと思う。

ただ、一方で身につまされた話もあった。これは他人事ではない…という内容の話で、家に帰っ
た今も考えさせられている…(次回)


また野獣に追いかけられる夢を見た!

2016-11-07 23:06:10 | 人間

昨夜もまた嫌な夢を見た。自分の場合は、宝くじに当たったとか、仕事がうまく行
ったとか、ハッピイな夢を見ることはまずない。9割が何かに追いかけられる夢、
そしてあとの1割がセックスの夢だ。昨夜見た夢は、熊に追いかけられる夢だった。

だいたいが、クマかライオン、たまにトラ、いずれにしても、立ち向かっても無駄な、
絶対的強さを誇る野獣である。場所はだいたいが家の周囲や家の中で、最後は屋根裏
に隠れ、相手はもう立ち去ったかな…と、天井の板をずらして下を見ると、相手は必ず
いて、いつも目が合う。そこで、あまりの恐怖にハッと目が覚めるのだ。

現在はこんな夢を見る状況ではない。確かに寂しい独り身だが、仕事はうまく行っており、
特別悩んでいることはなく、誰かに追いかけられる理由はまったく存在しないのだ。し
かし、あまりに同じ夢を見るので、この状況をネットで調べてみた。

「クマやライオンはいわば権力の象徴です。ということは、あなたは偉そうにしてい
て、上役や後輩から嫌われるかも知れない状況を考慮してください…」

うーん、そうなのか?以前はある専門紙の編集長をしていたのだが、今はネットで専門
的記事を配信する契約社員。でも、会社の社長や部長とは以前からの知り合いで、飲み
会や旅行をする仲である。それがゆえに、馴れなれしく、暴言を吐くこともある。だか
らその夢は、「警告」なのかも知れない。気をつけよう、親しき仲にも礼儀あり、口は
災いのもとである。
 

ネットで調べた夢の中で、「殺人犯や殺人鬼に追われる夢と言うのは、典型的な悪夢に感じ
ますが、夢占いでは実はとても良い傾向を表す夢です」というのがあった。おいおい、マジ
か?とその理由を見ると、殺人鬼に追いかけられているのは古い自分で、相手に捕まれば
新しい自分が生まれると言うのだが、本当かなあ、どうも信じられない。

さて、自分の夢の中のあとの1割、セックスの夢だが、これは男の生殖機能の衰えを警告し、
再生を求める野生の本能だと言う。徹夜マージャン(マージャン以外でも)をして、紙屑の
ように体がくしゃくしゃになった時、妙にあの部分だけが立ち上がり、再生本能を誇示した
経験は誰でもあるはず。

この夢を見ると言うことは、まだ十分余力が残っているのかも知れない。そうだ、生きている
限り恋をしなくては!(笑)。