日本人に生まれて

前期高齢者の仲間入りをしました。昭和、平成、令和を振り返りながら、日常の出来事を綴ります。

個人経営者 ウ-バ-パートナー

2019-09-20 13:53:02 | 仕事
個人事業主=経営者=社長

 ウーバーの素晴らしいシステムは、デリバリーの仕事を請け負う人のことを「パートナー」と呼び、尊重するところです。日本人の感覚からすれば、「使ってやるんだ!」高飛車の姿勢が目立ちます。いい例が外国人実修生の処遇です。コンセプトがぼやけていて、目指すところが見えません。「将来自国に戻り、わが社の技術の伝道者として活躍、次の時代につなぎ、広めてくれる。」このような広い視野に立てば「金の卵」=パートナーも「やりがい」が出てきます。日本の雇われ社長はそんな志もなく、自分の利益をいかに確保、地位の保身しか頭にありません。日産の社長辞任劇、日本企業の象徴的な出来事でした。その点、人の自尊心をうまく利用し、働く意欲をかき立てるウーバーの経営方針はすばらしいものがあります。一人でも、個人経営者、社長の肩書があれば、仕事にプライドを持ち、1件でも多く、配達しようとする意欲が生まれます。マンションの管理室にいるとウーバーのデリバリーされている人たちは目の輝きが違います。出身国は関係なく、特に外国人は真剣です。今はスマホ使えば目的地まで配達できます。自分がそばやの配達していた頃は、べニア板に町内会から配布される地図を地区ごとに分けて貼り、それをみて配達に行きました。今は、スマホが普及し、グーグルマップを利用すれば、配達先まで案内図が画面にでますので、迷うことなく到着することができます。乗り物とスマホさえあれば、個人事業主になることができます。朝日新聞の記事です。

自由だけど 不透明な報酬体系

不安定なウ-バ-イ-ツの配達員をするのはなぜか。話しを聞くと「自由な働き方」という言葉が聞かれる。東京都内の男性(47)は2016年11月に配達員になった。
「人と一緒なに仕事することが苦手」で起業したが失敗。「明日にでも仕事がほしかった。(ウ-バ-イ-ツ)はネットで知り、今までになく自由だし、すごく面白い仕組みだと思った」
 自転車で駆け回り、特別報酬わ含めて1日4万円、月に50~60万円を稼いだことも。飲食店を経営する今も副業で続ける。「副業としては理想的。自由だし、報酬に文句も言いません。お客さんの『ありがとう』って言う笑顔、お店で『いってらっしゃい』って言ってもらうのがうれしい」
 不安もある。昨年2月に転倒、ひざをおおけがをして、3カ月働けなかった。治療費は自己負担。配達用のバッグは重く、人をよけながら走るとバランスを崩しやすい。すでに10回近く転んだ。「一番求めているのは保険です。それがあれば、一番いい。」
 ウ-バ-イ-ツの報酬は都内の場合、店で配達する商品を受け取ったら300円。注文者に届けたら170円が支払われる。
 店から配達先までの距離に応じた額(1キロで150円)が加算され
、そこから35%はウ-バ-に徴収される。天候や配達件数に応じたボ-ナスもあり、「雨こそ熱が入る」という配達員もいる。
 報酬はすべてウ-バ-側の裁量で決められる。たとえば、注文の多い時間や場所で一定の倍率で報酬が増額される「ブ-スト」と呼ばれるボ-ナスの仕組み。「一昨年の秋ごろは1.7倍や2倍といった倍率だったが、今は高くて1.1倍。どのように倍率が決められているかは分からない。」と都内の配達員は言う。
 店から配達先への距離の詳しい計測方法は配達員に知らせていない。ウ-バ-側から1カ月で1万円分の計算を間違えていたという連絡が来た。という配達員もいる。
配達員は注文を受けた時点では配送先も知らされていない。明らかにされるのは店で商品を受け取った後だ。
 平均的な報酬額なついて、ある配達員の男性(39)は「2時間で3千~4千円では」。決して低い水準ではない。ただ、男性は言う。「配達員を個人事業主というのであれば、まず『この距離なので、このくらいの額』と提示してから依頼するのが普通ではないか。注文を受ける、受けないは値段を聞いてからでしょ、とも思う」
 ウ-バ-日本法人は「過度なキャンセルなくお料理の配達を完了いただくことを目的に、そのような設定としております、また、お客様のプライバシーにも配慮しています、なお、インセンティブについては事前にアプリ上でご提示しております」(広報)という。                     (笠井哲也・吉田貴司)

ウ-バ-イ-ツの今後

 ウ-バ-のすばらしいところは、料理を店とお客様の橋渡しするシステムを構築したことです。その中継地点を設置するだけで、winwlnの関係をつくり、店と客、どちらにも感謝されるています。アイデア一つで事業を立ち上げられる時代になりました。メルカリも同じ業態です。いろんな分野において、中継点を利用した商売が生まれています。ウ-バ-も改善すへき点がでてきていますが、是正すれば、個人事業家にとって安心、パートナーとしての責任をもって、配達に精を出すことでしょう。