まつなが畑のはたけ日記

農ある生活をするため奈良御所市金剛山の麓に農地を借りスタート
素人農業の何気もない日々の日記

牛蒡

2010年09月17日 04時20分51秒 | Weblog
まだ例年よりも気温は高いのだろうか?
と言っても朝は寒いぐらいでトレーナーを着ている。
すっかり秋になった。

昼間は日が照れば汗がまだまだ出て来るが、うだる暑さはなく過ごしやすい。でもこういう気候はほんの僅か。。特に今年は短いだろうなぁ。


そんな中相変わらず野菜が無い。
保存している玉ネギ、ジャガイモを何時もよりも多めに入れ、値段を下げ、この場をしのいでいるが在庫もどんどん無くなっていく。
一応収穫した時にはどれぐらい入れていくか、12月までは確実に入れられるようざっと予定を組むが野菜が無ければそんなことも関係がない。

早く野菜が出来てきて欲しい。

そうして端境期に毎年収穫期が早まっているのがゴボウ。。
春に播いて小さいものなら7月に掘れる。ただもったいないのでと置いておく。しかしこの時期、野菜が無くなって堪りかねて掘る。

何時もなら嫁さんに「ゴボウが食べた~い」とせがられ、まだまだと思っても野菜が無くなり仕方なく掘り出すのだが、今年は野菜が早くから無くなったものだから、そんな嫁さんの声を聞く前にせっせこと掘る。
まだ早いのになぁと思っても早くにゴボウにありつけるのはありがたいもの。。

今年は比較的調子が良い。
白絹病という病気でゴソッゴソッと歯抜け状態なのだがわりと真っ直ぐに入っている。
このゴボウは柔らかさが特徴で寒さに遭うと香りがいっそう引き立ってくるように思う。

早くて7月、寒さに強く収穫期が長い。その為多く作って少しづつ出して行きたい野菜なのだが今年はペースが速い。白絹病でも結構やられているからどうだろう。

栽培も手間がそう掛からない。
発芽率が良いから一点播きで間引きいらず。マルチを使って除草も殆ど必要ない。
肥料もそう多くない。
春に種を播いて後は7月から3月まで採れるというなんとも都合の良い野菜なのだ。。

この野菜欠点は一度作った場所では5年ほどゴボウは作れないということ。

ナス科みたいにキク科の野菜はそう多く無いが水はけが良い限られた場所ではそう多く作るのはどうだろう?と毎年作付けを考える時に悩む。

来年は白絹病の対策を考えもう少し生産量を上げていこうと思う。