まつなが畑のはたけ日記

農ある生活をするため奈良御所市金剛山の麓に農地を借りスタート
素人農業の何気もない日々の日記

心の冬支度

2010年09月12日 04時49分04秒 | Weblog
日が明けるのも、暮れるのも早くなる。でもまだまだ暑い・・・。

あと少しのようだけど恐らく一気に気温が下がるのだろう。
トラクターのライトを始めて照らしながら耕す。

夕方の涼しい時間、もう少し欲しい。


長かった夏だけど後数日と思うと何故か寂しさが残る。
ホッとする気持ちももちろんあるのだけど、これからはどんどん日が短くなり気温が下がりあらゆる生き物が活動のスピードを緩める、もしくは冬眠に入り静かな冬に向かっていく。

秋は虫も人間も冬支度で大忙しだが気づけばもうトンネル無しでは種が播けないんだなぁと毎年冬の始まりに思う。



秋の寂しさ、憂鬱さがなんとも好きな私。
もうすぐ気温が下がり予測から実感に変わり心の中の何かがドッと押し寄せてくる。
秋のメランコリー。。
それはきっと心の冬支度なのだろう。

春の生き物が一斉に動き出し浮き立つ感じがする夏支度と対をなし、
冬の暗闇に向かっていくための。。

日本は四季があって良かったと思う。
こうして人間の心は豊かになっていくのだろうと何の根拠もなく思う。