まつなが畑のはたけ日記

農ある生活をするため奈良御所市金剛山の麓に農地を借りスタート
素人農業の何気もない日々の日記

芯に繋がる

2010年06月14日 20時43分23秒 | Weblog
畑のようちえん、母親ミーティング。

私自身はこの活動を少し離れた位置で見ている。
この活動を始めて3ヶ月、みんなお母さん方が変わってくる。うちの嫁さんも含めて。

そしてこの場での子供たちも変わる。

始めた当初は皆バラバラで子供たち同士というより母子の関わりが多かった。今はだんだんと子供同士が意識し合うようになる。


ここでは母親が変わり、子どもが変わる。
保育園では決して無いこと。

お母さん方はこの3ヶ月でたくましく、さらに母親らしくなったように思う。
見ていて嬉しい。

そして自主保育って楽しい。


こうして農業をして自主保育を見ていて自分も変わったと思う。
シュタイナー教育の本を読んで思う。

日々暮らす中でどこか世間の常識との矛盾を感じる。でもそれが何か分からない。
でもこの本を読むことで心の芯の部分と結びつく感覚がする。

恐らくサラリーマンだったら読まなかっただろうし、読んで理解したとしても芯の部分ではなく頭での知識や理解で留まっていただろう。そして身にならないので一年もすれば全く忘れているということになる。

日々の暮らしがどれだけ大事か。

どう暮らすかでその人の知識が芯まで届き感情が湧き出てくるかが決まるように思える。



畑のようちえんは表面の付き合いではなく皆深い部分での付き合いをする。それが出来なければここには居られないかもしれない。
嫁さんは皆が芯の部分で繋がるように舵をとる。


人は行動と知識と心が一致した時、ストレスがなく自由でいられる。