まつなが畑のはたけ日記

農ある生活をするため奈良御所市金剛山の麓に農地を借りスタート
素人農業の何気もない日々の日記

農閑期の畑仕事

2010年02月07日 20時14分40秒 | Weblog
人参の種播きをする。
どれぐらいに出来るかは良く分からない。

出来るだけ早く出来て欲しいので小さい品種を2種類。トンネル栽培。
今年は少なく丁寧に。その成果が出ているのか先月播いた大根は今のところビニールは飛ばされていない。ちょうど芽も出てきた。

農閑期と言っても畑仕事が無い訳ではない。
2月になるとぼちぼちと種播きが始まる。レタスやキャベツ。下旬までには落ち葉と糠で温床を作り夏野菜の種蒔きが始まる。霜の心配が無くなる5月植え付けに向けて苗を作る。
就農した一昨年は半分が購入苗、去年は3分の1。今年は全て育苗しようと思う。

3月までには支柱用の鉄パイプを切ったり曲げたり、堆肥を作ったり、肥料を発酵させたりとやる事はありがたいことに尽きることはない。

今年の種が届く。
トマト、からし菜、カブ、葱・・・。種代だけで年間20万ぐらい掛かる。バカにならない。それなのに毎回余らしたり、播けなくって未開封のものもある。訳の分からないものを作って失敗したり売れなかったり。
もう少し切り詰めたい所だけどここはなかなか譲れない。

農業でこのときほどワクワクする時はない。
種袋にはキレイな野菜が載っていて説明どうりに作ってもそれと同じものになることは殆ど無いが想像を膨らませる時ほど楽しいことはない。

農業とは期待し裏切られ、また来年も同じように期待し裏切られまたその次の年もその次の年も・・そういうもの。