まつなが畑のはたけ日記

農ある生活をするため奈良御所市金剛山の麓に農地を借りスタート
素人農業の何気もない日々の日記

進学

2009年04月07日 20時26分41秒 | Weblog
 最近の新聞の記事に原子力の名を冠した学科や専攻が復活しつつあると。

 温暖化などで再評価と。

 大学へは殆どが高校を卒業しての進学だが、果して高校生に将来の進路を選ぶ能力があるのだろうか?と疑問に思う。いや、そういう教育がなされているのだろうか?

 大学を選ぶとき何を基準に選ぶのか?まずは偏差値。低ければ進学も出来ない。自分のいける大学の中からどういう基準で選ぶのだろうか?
 その大学に行き将来金儲けが出来る事が大前提となるだろう。そこに希望や目標といったものはあるのだろうか?

 恐らく動機は不純だろうと推測する。本当に原子力を知ろうという気があるのならこの世に必要の無いものだということぐらい分かるのでは。原子力から出るものは二酸化炭素よりもはるかに危険な環境汚染物質なのだから。
 温暖化はすでに環境問題ではなく環境ビジネスと言う名の金儲けの一つ。

 大学を卒業後どんな職業についてもその職業を批判された時、原子力が安全かどうかと言うことより最後の言い訳は「生活=金儲けが掛かっている」ということ。

 将来金儲けをするための進学ではなく人が生きていく為の進学であれば良いのに・・。原子力ではなくどうすれば省エネルギーで生活が出来るかとか、どうすればパチンコ店やコンビニなど無駄なエネルギーを使っている店や施設を減らせる町づくりができるとか。

 もう少し多くの人が農業や桶作りや鍛冶職人や家具職人など違う国の人に頼むのではなく自分達で身の回りのものを作る仕事をすれば世の中はもう少し良くなるのでは?

 金持ちの親を持ったお坊ちゃん、お嬢ちゃんへ。