農業は努力が実るという仕事ではないとつくづく思う。ブロッコリー、キャベツ、カリフラワーの芽出しの失敗。種代、土代、時間、労力の無駄。沖縄人参は花が咲いてきた。一回目の7月下旬播きの人参は発芽が遅れ草に埋もれる。初めは小指の先しかない人参を抜かないように20センチぐらいの草を取っていたがまもなく手に負えなくなった。種代、肥料代、手間をかけたらかけただけ無駄が大きい。多品目栽培はこういうリスクが大きい。常に何品目かの作物と平行して進む、そのつど何を優先させるかを考えて作業は進む。ようは全てが完全ではない状態だということ。そして一品目の栽培技術も完全ではない。
「一年目でこいう失敗がもっと多いと思ってた。」と言う嫁。しかし、貧乏百姓は一つの失敗が大きい。今の栽培面積で完全に回らないと今後面積を増やすことが出来ない。常に最小の手間でそれなりの作物が出来る技術が問われる。
「一年目でこいう失敗がもっと多いと思ってた。」と言う嫁。しかし、貧乏百姓は一つの失敗が大きい。今の栽培面積で完全に回らないと今後面積を増やすことが出来ない。常に最小の手間でそれなりの作物が出来る技術が問われる。