まつなが畑のはたけ日記

農ある生活をするため奈良御所市金剛山の麓に農地を借りスタート
素人農業の何気もない日々の日記

二足の草鞋

2008年05月18日 22時12分33秒 | Weblog
 販売と栽培、付け加えてアルバイト。この三つをどうこなすか。栽培をより簡略に効率よくすること。手を掛けて、手を掛けて一つの野菜をまともに作ることをしていては成り立たない。どれだけ手を抜いて、それなりの形にするか?これが問題である。
 答えは手抜きにあった。出来るだけ自然の営みに沿った栽培をすること。これにより病害虫に強い野菜が出来た。学生時代出していた有機直売所の人にこの野菜ならすぐにファンが付くと言われた。手を抜くことで味が落ちるわけではなく反対に上がる。こんな栽培方法を今の農業形態を先に見ながら研究してきた。
 もちろん資材と機械を使えばもっと効率よく手間が掛からないようにすることが出来る。だが手を抜くとすぐに跳ね返ってくるのである。ようはどこに手を掛けて、抜くかが重要なのだ。
 販売と栽培、ちゃんとした中間業者があれば販売まで手がけることは無いが、そういうところは日本全国ほんの僅かである。この二つを手掛けるためには栽培方法から見直す必要がある。