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LogicalInSpace

イエス・キリストのブログ
プロテスタント(バプテスト派)

聖書を読む

2009-11-09 21:02:08 | 聖書の原典
現在は、聖書の原典を通読しようと頑張っています。

ヘブライ語、ギリシャ語の文法は、あまり細かい部分は気にしないで読んでいます。
でも、なかなか原典で読むのは、難しいです。

現在は、創世記とマルコによる福音書を読んでいます。
少しづつ頑張ろうと思います。

聖書は読んでいますか?

2009-10-19 08:51:45 | 聖書の原典
皆さんは、聖書を読んでいますか?

私は、読むというより音読して、聖書の原点のヘブライ語、ギリシャ語を読んでいます。
旧約聖書のヘブライ語は、創世記を読んでいます。
新約聖書のギリシャ語は、マタイによる福音書を読んでいます。

聖書の原点は、ヘブライ語、ギリシャ語より書かれているので、外国語を読むのと同じです。
私は、聖書の原点が読めれば、その方が良いと思いますが、読めなければ翻訳で読んだ方が良いと思っています。


最近は、「新聖書ハンドブック」を購入しました。

創造主の呼び名

2009-08-26 23:00:00 | 聖書の原典
創造主の呼び名は・・・!?

十戒には、次のように書いてあります。

あなたの神、主の名をみだりに唱えてはならない。
みだりにその名を唱える者を主は罰せずにはおかれない。
===== 出エジプト記 20章 7節 =====


<<< ヘブライ語 >>>
ヘブライ語では、創造主はどのように書かれているのか?

אלהים (elohim:エロヒーム) 日本の訳では「神」、英語の訳では「God」
===== ヘブライ語の辞書より =====
(複数形の形をとるが単数扱い)
天地創造の神、唯一神
================================


אדני (adonai:アドナイ) 日本の訳では「主」、英語の訳では「Load」
===== ヘブライ語の辞書より =====
主、主なる神、天地の支配者
================================

יהוה (発音は忘れられている) ヘブライ語の意味は「有りて在る者」
יהוה は、ヘブライ語では、アドナイと呼びます。
ほぼ正しいと推測される母音では、(yahaweh:ヤハウェ)と読みます。
訳はアドナイと同じより、日本の訳では「主」、英語の訳では「Load」
===== ヘブライ語の辞書より =====
ヤハウェ
主なる神【”有りて在る者”の意。ユダヤ人はこの名をみだりに唱えることを避けて代わりにアドナイ(主)、ハシェム(聖名)と発音する】
================================

旧約聖書では、この3つの言葉が用いられています。
創世記1章1節には、 אלהים が使われてます。


<<< ギリシャ語 >>>
ギリシャ語では、創造主はどのように書かれているのか?

θεος(theos:セオス) 日本の訳では、「神」
===== ギリシャ語の辞書より =====
①ギリシア神話から借りた語で、元来多神教における神々の中の一つの神、即ちゼウスやヘルメスやアルテミスなどを言った
②唯一の真の神、生ける神ヤハヴェを指して;ユダヤ教徒とキリスト者はこの異教的用語をきよめて最も高い意味に用いた。
無冠詞は神的本質、冠詞は人格神を指し示す。
================================

Πατερ(pater:パタア) 日本の訳では、「父」
===== ギリシャ語の辞書より =====
①父、父親、おとうさん
②先祖、祖先、父祖

③(神について)父、父なる神
(a) 万物の創造主、すべての生命の起源・源泉として、特に人間生命の源をたどれば神の創造に発するところから
(b)主イエス・キリストの父として。
(c)キリストの恵みにあずかる時、罪人が義とされて霊的な意味で神の子とされ、神を父と呼ぶことを許される意味
================================

※Πατερ(父) ο εν(の) τοις ουρανοις(天) 日本の訳では「天の父」
※太文字は冠詞です。

主イエス・キリストが、創造者のことを、「天の父」と言われました。

新約聖書では、この2つが使われています。

最近は・・・。

2009-07-24 10:19:17 | 聖書の原典
毎日AM0:00頃に、ギリシャ語で主の祈りをしています。

直接の言葉と意味を考えながら読んでいるので、そういう意味だったと感じるようになりました。
また、日頃の生活も整えられて来ている感じです。

みこころを天になるごとく、地にもなさせたまえ。
原文の直訳では、「天の中と地の上のように、あなたの意志がおこなわれる。」

我らがゆるすごとく、我らの罪をも赦したまえ。
我らをこころみにあわせず、悪より救い出したまえ。

原文の直訳では、「わたしたちの罪をゆるし、あやまちがおかしたものをもゆるし。
誘惑へとつれこまないで、わるいことから救ってください。」

※太文字の部分は文語訳です。

つまりは、「天の父の意志」と「私と隣人の罪と悪い事からの救い」の2つのテーマになっていると思いました。

牧師と聖書の原典

2009-06-26 09:36:42 | 聖書の原典
昨日は、牧師と聖書の原典について、話をしました。
特に、聖書の原典を読むにあたっての注意をお聞きしました。

牧師から原典を読む動機はと聞かれました。
私は新共同訳の聖書を4回読んだので、純粋に原典を読んでみたいと答えました。
子供の頃から、外国語に触れていないので、大人になって原典をスラスラと読める方は少ないと言っておられました。 逆に挫折する方が多いと言っていました。
牧師は、自分に合った目標を立てることを薦めていました。
私は、創世記、ヨハネによる福音書の対訳を購入したので、まず、この2つを繰り返して読んで、訳なしでも読めるようにすることを目標にしたいと思いました。

牧師からは持っている原典は、現在において写本に近い原典の本なので、これを安心して読んでいいですよ! と答えてくれました。
写本に近い原典とは、現存する写本がないからです。

原典を読む時の注意点としては、言語として考えた場合は、言葉が異なるのでニュアンスが異なる部分は確かにあります。
なので、話された言語の単語の意味、文法(例えば時制など)を比較しながら読むことです。
また、原典が書かれた文化、時代背景を考えなら読むこと。


昨日の夜は、改めて聖書の原典を読む意味を、自問自答してみました。
色々な日本語の訳がありますが、それら読んでも信仰的には問題はない感じがしました。
しかし、原典が読めるならば、その方が理解、解釈などが原典に沿っているので、信仰のぶれが少ない感じがしました。
ただし、原典を読める方は、そんなに多くないので、そんなに簡単な事ではないので、誰にでも薦めることは出来ないと思います。

有りて在る者

2009-06-22 15:09:33 | 聖書の原典
天地の創造者の呼び名はありません。
聖書のヘブライ語でも、「יהוה」は”有りて在る者”と語られています。 つまり、”存在しうる方”という意味です。
イエス・キリストは、天のお父さま「Πατερ ο εν τοις ουρανοις」と表現をしました。
※Πατερ(父) ο(冠詞) εν(~中に) τοις(冠詞) ουρανοις(天)

天地の創造者は”有りて在る者”と正しく表現するしかありません。

”有りて在る者”は「神」、「主」、「God」、「アドナーイ」、「ヤハウェ」、「エホバ」などと言われていますが、あくまでも人間が理解する単語して用いらているだけで、正しい単語表記はありません。
なので、”有りて在る者”は「神」、「主」、「God」、「アドナーイ」、「ヤハウェ」、「エホバ」などの表記はいずれも正しい表記ではありません。
正確には、正しい単語表記がないので、正しい表記が出来ないのです。

このブログは、キリスト教のブログなので、”有りて在る者”は「天のお父さま」と表現するしかないようです。

これが事実なので、かきねさんの「God」も正しい表記ではありません。

原典の訳が欲しい

2009-06-11 21:37:54 | 聖書の原典
聖書の原典(ヘブライ語、ギリシャ語)の訳について考えることが多くなりました。

聖書が神の言葉であれば、単語と1対1の訳があると、原典に近く触れるの感じがします。
なぜ、そのような聖書が出ないのかが不思議であります。

<ギリシャ語>
Εν αρχη ην ο λογος, και ο λογος ην προς τον θεον, και θεος ην ο λογος.
~なかに 初め あった (*) ことばは、 そして (*) ことばは あった ~ともに (*) 神を、 そして 神は あった (*) ことばは
(*) は冠詞なので、「その」とかの意味になります。

<Logicalの訳>
そのロゴスは初めにあった、そして、そのロゴスは神と共にあった、そのロゴスは神であった。
※λογος 「logos:ロゴス」と発音します。 意味は「ことば」ですが、ここでは、発音に忠実にロゴスとしました。

<ギリシャ語の文法>
名詞は、男性名詞、女性名詞、中性名詞と3種類あります。
格について「主格 ~は  属格 ~の  与格 ~に  対格 ~を  呼格 ~よ」がありますが、名詞は「語幹(変わらない部分) + 語尾変化」となり、語尾変化より格が決定します。
冠詞にも5つの格(主格・属格・与格・対格・呼格)が3つの名詞(男性・女性・中性)に存在します。
英語のように、「主語 + 動詞」と文法体系がしっかりしていませんが、ギリシャ語は、格があるので、主格が主語になります。
「動詞 + 主格」と書かれていれば、英語の「主語 + 動詞」となります。

<英語>
In the beginning the Word already existed; the Word was with God, and the Word was God.
中に その 始まっている その 言葉は すでに 存在した;その 言葉は だった 共に 神、そして その 言葉は だった 神。

初めに言があった。言は神と共にあった。言は神であった。
===== ヨハネによる福音書 1章 1節 =====

こんな感じの1対1の訳があると、原典を直接に理解ができなくても、原典に比較的に近い理解が出来ると思います。
※ギリシャ語、英語の単語は、私の解釈で1対1にしています。


===== 2009/06/14 PM1:00 追記 =====
ギリシャ語について追加しました。

===== 2009/06/19 PM11:40 追記 =====
日本語に1対1のヘブライ語、ギリシャ語の本は調べるとあるようです。

ヘブライ語と「主の祈り」

2009-06-07 08:30:52 | 聖書の原典
体調があまり良くなく、ヘブライ語の入門を読んだり読まなかったりです。
でも、「ヘブライ語入門」を初めから終わりまで、一応は読みました。

ヘブライ語は、右から左に読むので不思議な感覚の言葉です。
文字もすべて子音のみという特殊な言葉です。

例えば、「こんにちは」はローマ字で読むと「konnitiha」ですね!
ヘブライ語風に書くと、「knnth」のようになります。 (母音を省く)
発音は「konnitiha」となります。
子音だけで、意味がなるようになっているのが特徴です。
例外もありますが、同じ文字(子音のみ)で発音が異なり、意味も異なる場合もあります。 でも、意味は似ているものが多いと思います。

文法的には、動詞の種類が7つあります。 それぞれ、過去、現在、未来とあります。 動詞の変化を覚えるのが大変そうです。

名詞については、名詞の複数形は、イムがつきます。
神様をエロヒームと言います。 このヒーム(ヒイム)のイムの部分が複数形です。
なので、創世記の神様が複数形で書かれていると言われるのはこのためです。

十戒の戒めがありますが、「してはならない」と日本語の訳では書かれていますが、原典を読むと少しニュアンスが違いました。
「してはならない」は、命令の未来否定で書かれています。
英語では未来否定はありませんが、あえて書くと次のようになります。
Do not will be ... (・・・をしないでしょう)
なので、「姦淫してはならない」は「姦淫をしないでしょう」となります。
とにかく、命令の未来否定なのです。


最近は、「主の祈り」をギリシャ語でお祈りをしています。

Πατερ ημων ο εν τοις ουρανοις.
pater emon o en tois osranois
父 わたしたちの * ~なかに * 天

αγιασθητω το ονομα σου.
agiaspheto to onoma soy.
あがめる * 名まえ あなたの

ελθετω η βασιλεια σου.
eltheto e basileia soy.
くる * 支配 あなたの

γενηθητω το θελημα σου, ως εν ουρανω και επι γης.
genetheto to thelema soy, os en osrano kai emi ges.
おこなわれる * 意志 あなたの、 ~のように ~なかに 天 と ~うえに 地

τον αρτον ημων τον επιουσιον δος ημιν σημερον.
ton arton emon ton epiossion dos emin semeron.
* パン わたしたちの * 必要な あたえる わたしたちに きょう

και αφες ημιν τα οφειληματα ημων, ως και ημεις αφηκαμεν τοις οφειλεταις ημων.
kai aphes emin ta opheilemata emon, os kai emeis aphekaimen tois apheiletais emon.
そして ゆるす わたしたちに * 罪 わたしたちの、 ~のように ~もまた わたしたちが ゆるす * あやまち(罪)をおかしたもの わたしたちの

και μη εισενεγκης ημας εις πειρασμον, αλλα ρυσαι ημας απο του πονηρου,
kai me eisenegkes emas eis peirasmon, alla rssai emas apo tos poneros,
そして (否定) つれこむ わたしたちを ~なかへ 誘惑、 しかし すくう わたしたちを ~から * わるい

οτι σου εστιν η βασιλεια και η δυναμις και η δοζα εις τους αιωνας. αμην.
oti soy estin e basileia kai e dsnamis kai e doza eis toss aionas. amen.
なぜなら あなたのもの ~である * 支配 と * ちから と * 栄光 ~なかへ 永遠。 アーメン


上の段が、ギリシャ語です。
中の段が、発音(ローマ字読み)です。
下段が日本語の意味です。(*は冠詞「英語のThe」)


これからも、引き続きヘブライ語の勉強をしたいと思います。

主の祈り(直訳)

2009-05-23 15:45:53 | 聖書の原典
ギリシャ語より直訳をしてみました。

<主の祈り>
私たちの天の中の父よ。
あなたの名前を崇めます。
あなたの支配が来ます。
あなたの意志は行われます、天の中と地の上のように。
今日、私たちに私たちの必要なパンを与えます。
そして、私たちに私たちの罪を赦します、私たちもまた私たちの過ちを犯した者を赦すように。
そして、誘惑の中へ私たちを連れ込まない、しかし、悪から私たちを救います、なぜなら、永遠の中で支配と力と栄光はあなたのものであります。
アーメン。

直訳なので、少しぎこちない訳ですが、これが原文に近いと思います。

信仰生活について

2009-03-30 10:22:35 | 聖書の原典
最近は、私の教会ではないが、最寄の教会で礼拝が守られつつある。

<礼拝の優先順位>
1)私の教会で礼拝する
2)最寄の教会で礼拝する
3)教会のサークル活動に参加する

聖書は、原点で読みたいと思っているので、語学を勉強中である。

原点で読むと愛という言葉だけでも、色々な意味があるので面白い。
αγαπη(agape : アガペー) 無償愛。 これが神の愛である。
φιλια(filia : フィリアー) 友情愛
ερως(eros : エロス) 男女間の性愛
στοργη(storge : ストルゲー) 親子愛

聖書の愛は、αγαπη(アガペー)の愛が用いられている。

ギリシャ語では、神の愛、友情愛、男女愛、親子愛は区別して用いられているということである。

日本の愛は、すべてを愛で表現をしているので、混乱をしているかもしれない。
キリスト教でも、愛を混同して使用しているかもしれない。