これ!どう思います?

マスコミがあまり報道しない様な問題を、私なりに考えてみます。

野良猫の撲滅運動を始めましょう!

2018-06-17 22:39:55 | 社会問題
 先日、「賃貸マンションの外階段の下に多量の猫の糞があるので処理して欲しい」と依頼されました。酷い悪臭がしていて、畳三枚ほどの面積(5平方メートル)に中くらいのレジ袋で2袋も糞がありました。
 添付の写真は、糞を除去した後に『猫よけマット』をセットした状態です。猫の臭いを打ち消すと、より効果があるとの記事を読んで、クレゾール石鹸を撒きました。効果はある様ですが、クレゾールの臭いが何時までもするので、推奨は出来ません。

 この賃貸マンションに住んでいる方が、「近所に野良猫に餌をやる人がいるので、十匹以上の野良猫が徘徊している」と小声で教えてくれました。十匹の野良猫が一日一回糞をすると、この賃貸マンションの周りに年間3,650個の糞をすることになります。多分、45リットルのゴミ袋一杯になると思います。
 今回は、憎い野良猫について色々考えてみました。



【野良猫に餌をやる人】
 ペットを溺愛している人や野良猫に餌をやる人には、常識が通用しない人が多く、人の忠告など聞かないと思った方が良い様です。逆恨みをされるケースもあり、関わらない方が良いと思います。
 私の家の近所に昔小学校の先生だった(一生独身の)老婆がいました。毎日、十か所以上道端に昼間堂々とキャットフードを置いていましたので、我が家の近くに野良猫が”うようよ”いました。真似する人が増えて来て、野良猫はさらに増え近所では皆さん困りはてていました。庭だけでなく、鉢植えにまで糞をするのです!

 ”模倣犯”のなかには他人の家の車庫や庭にまで侵入して餌を置く人まで出てきました。私が散歩していると、庭が200坪以上ある家の前で、奥さん達が、「庭に誰かが毎日、キャットフードを置く」と話していました。私が夜散歩していた時、その家の庭に我が家の隣の奥さんが忍び込むのを見たことが有りました。

 我が家の隣の奥さんは、ワードで他人を中傷する様な手紙を作成し、夜中に郵便受けに入れにいく人でした。少し離れた家なので鳴き声は聞こえないのに、赤ちゃんが生まれた家に、「鳴き声が煩くて眠れない!」と言う手紙を入れました。可愛そうに、翌日赤ちゃんのお母さんが近所に謝って回りました。私は、「また隣の奥さんの仕業だ」と思いましたが、証拠は有りません。

 私は、以前隣の奥さんから酷い目に合いました。誰が読んでも男性の私が書いたと思う文面・内容で、近所の奥さんを中傷する(ワードで作成した)無記名の手紙を、夜中に郵便受けに入れたのです。手紙を受け取った奥さんが、手紙を持って、謝りと弁明に来られました。手紙を読ませて頂いたのですが、悪辣で卑劣な手紙でしたが、その文才には感心させられました。妻と二人で私が書いた手紙で無いことを説明し、納得してもらいました。
 この奥さんと、35年以上何とかうまく付き合ってきました!


【猫は不妊去勢して室内で飼いましょう】
 環境省は「猫は室内で飼おう!」、東京都は「猫は不妊去勢して室内で飼いましょう!」とインターネットで要請しています。
 猫を室内で飼う時に必要になるキャットトイレシートや猫砂は以前から市販されていますので、室内で飼う事は簡単です。盲導犬の様に、犬も猫も躾ければ室内で用を足します。
 
 江戸時代は、犬は放し飼いで猫は紐を付けて室内で飼っていたと言う記事を読んだことがあります。散歩していると、時々、紐をつけた猫を連れた若い女性と出会います。
 なぜ猫を室内で飼うように法律や条例で規制出来ないか? 一部の動物愛護団体が、「そんな規制をしたら、将来、野良猫が捕獲・処分されるから」と反対しているからだそうです。


【不妊去勢した猫だけ販売する様に法改正すべき】
 動物愛護を叫ぶのだったら動物を金で遣り取りするのは可笑しいと私は思います。然し、もっと可笑しいのは「東京都=猫は不妊去勢して室内で飼いましょう!」です。ペットを溺愛する人が、自分のペットを(買った後で)不妊去勢すると思いますか?
 不妊去勢した猫だけ販売する様に、条例では無くて法律で規制すべきと思いませんか?


【神戸市の野良猫対策】
 神戸市では、野良猫を捕まえて、税金で不妊去勢し耳の一部を切り取って、捕まえた場所の近くに放すらしいです。殺す費用と不妊去勢して元の場所まで運ぶ費用はどちらの方が高いのでしょうか? 後者の方は、犬猫病院の先生は喜ぶでしょうが! 元の場所に放した野良猫は数年後には死にます。死骸は保健所が税金で処理しなければなりません。

 神戸市の皆さん動物愛護を唱えるのだったら、野良犬にも同じ愛情を注いで下さい! (野良犬に狂犬病の注射をし、不妊去勢して捕まえた場所の近くに放すべきでしょう!)


【猫から感染する病気もあります】
 日本は数少ない狂犬病清浄国(発生していない国)の一つです。世界では、狂犬病は今でも毎年5万人ほど死んでいる怖い病気です。清浄国の為か日本では「犬からしか感染しない」と考える方が多いですが、狂犬病は全ての哺乳類に感染します。もちろん、猫も狂犬病になります。

 人間は狂犬病を発病するとほぼ100%助からないそうです。戦後、我が国でも外国で狂犬病になった犬に噛まれて、帰国後に三人亡くなられている様です。

 猫から人にうつる病気には、トキソプラズマ症とQ熱があるそうです。特に、妊婦がトキソプラズマ症に感染すると悲劇になる恐れがあります。国立伝染病研究所のホームページでは、『死産、流産、水頭症、脈絡膜炎による視力障害、脳内石灰化、精神運動機能障害などの恐れがある』と警告しています。


【野良猫対策は理知的に考えませんか!】
 国や地方自治体が使える金は無限では有りません。人間が野良猫と共生できるために使う金があるのなら、『子ども食堂』の支援や、いたましい『東京・目黒区の船戸結愛ちゃん』の様な、親による虐待事件を減らす対策などに使って欲しい‼