東京老人Tokyorojin

こごとじじい増山静男のブログです。

熱海

2013年02月03日 19時32分27秒 | 国内旅行
3日2月

小田急株主券消化の旅今日は熱海、

9:00発ロマンスカー箱根号に乗る、この列車は小田原までノンストップで、10:10到着、東海道線に乗り熱海まで、この区間は東海道で一番景色がよいところだ、このところ車が多くここを通ったのは何年ぶりだろうか、熱海でさらに伊東線に乗り換え来宮まで、ここに熱海市は熱海梅園の宣伝隊を派遣していた、梅園から糸川遊歩道(早咲き桜)まで無料の乗りあいタクシーがあるという、これはいい、来宮神社→梅園→起雲閣というコースを決めて、ラクチンにまわれた、

来宮神社

おおきな楠木があるという、大枝の一本が切り取られているが、雄大な巨木である、



丹那トンネル殉難碑

ちょうど丹那トンネルに列車が飛び込む真上に作られている、このトンネルは未曾有の難工事で工事中9回も事故があり、67人が亡くなっている、立派な殉難碑と神社も作られている、



熱海梅園

2分咲きとのことで今日は入場料を取らなかった、今回初めてきたのだが、この梅園の立派なこと、いろいろな設備があり梅の季節以外でも悪くない、お店や落語などのアトラクションは普通に行われていた、お菓子つき抹茶は300円

澤田政広記念美術館

梅園の中にある特殊な建物である、澤田は彫刻家であるが、絵、書、陶芸、版画などいろいろな芸術部門で活躍して、しかもたいしたものだ、皆さんに見てほしい、


起雲閣

大正8年にできた熱海の3大別荘といわれた、立派な建物と庭である、その後旅館として使われたが取り壊されようとしたとき、わずか12億円で熱海市の所有になった、こうした例もあるのだ、大田区のわら屋根の住居なんかを保存できないものだろうか、



昔は日本一の温泉街であった熱海、現在観光客、宿泊客は減り、中心の清水商店街はシャッターをおろした商店だらけ、大きなホテルも多くは取り壊和されて見通しがよくなっている、なんとかならないだろうか、起雲閣、熱海梅園を訪問した

東京老人は感動した、

近年訪問した観光施設の中ではトップの設備である、然るに訪問客の多くは地元の人々であり、東京から来ている人は少ない、

これはJR東日本の政策の責任がかなり大きい、関西の新快速電車は時速130キロで走るというのに、また、ほとんどがクロスシートで、いかにも乗りたいという電車であるのに、熱海まで来る東海道線はあまりに遅く、グリーン車は高い、小田原から熱海までの線路はとても魅力的なのに、電車は乗りたくないんだなあ、