東京のビジネスパーソンは歩く、歩くというお話をしました。
地下鉄が次々と出来上がり、ビジネスには電車という常識ができ、人々は駅から15分を歩きます。途中の乗り換え通路を10分歩くのも当たり前。お陰で太った人はいなくなりました。
しかし、よく見てみると、お年寄り、身障者の外出が意外に少ないのです。
バリアフリーにしてあるよ、と当局はおっしゃいます。確かに新しい駅にはエレベーターがあり、巨大な身障者用トイレも設備されています。だからといって、老人が列を成して電車に乗る光景は見たことがありません。
老人、身障者に一番優しいのはバスでしょう。東京では、ほとんどの車が低床式バリアフリータイプになり、歩道からノンステップで乗れます。
ところが、バスが便利になる前に、地下鉄の開通と共に次々路線を廃止してしまいました。
駅まで15分、のりかえ距離10分、高低さ30メートル、というただただビジネスパーソンの健康増進システムだけが稼動しています。
ということでお年寄りの外出が不可能になり、どうしても出かけるときはタクシーなのですが、タクシーは乗りにくい。運転手が手を貸してくれるのはごく限られた会社です。
真のバリアフリーを考えることが必要です。
蛇足
例えば、アキバ駅です。山手線、総武線などから地下34mのつくば線への乗り換えを毎日できる老人が居るでしょうか。考えただけでもイヤになる事でしょう。
一方では、相互乗り入れにより乗り換えなし、も在るんですけどね。
地下鉄が次々と出来上がり、ビジネスには電車という常識ができ、人々は駅から15分を歩きます。途中の乗り換え通路を10分歩くのも当たり前。お陰で太った人はいなくなりました。
しかし、よく見てみると、お年寄り、身障者の外出が意外に少ないのです。
バリアフリーにしてあるよ、と当局はおっしゃいます。確かに新しい駅にはエレベーターがあり、巨大な身障者用トイレも設備されています。だからといって、老人が列を成して電車に乗る光景は見たことがありません。
老人、身障者に一番優しいのはバスでしょう。東京では、ほとんどの車が低床式バリアフリータイプになり、歩道からノンステップで乗れます。
ところが、バスが便利になる前に、地下鉄の開通と共に次々路線を廃止してしまいました。
駅まで15分、のりかえ距離10分、高低さ30メートル、というただただビジネスパーソンの健康増進システムだけが稼動しています。
ということでお年寄りの外出が不可能になり、どうしても出かけるときはタクシーなのですが、タクシーは乗りにくい。運転手が手を貸してくれるのはごく限られた会社です。
真のバリアフリーを考えることが必要です。
蛇足
例えば、アキバ駅です。山手線、総武線などから地下34mのつくば線への乗り換えを毎日できる老人が居るでしょうか。考えただけでもイヤになる事でしょう。
一方では、相互乗り入れにより乗り換えなし、も在るんですけどね。