MARU にひかれて ~ ある Violin 弾きの雑感

“まる” は、思い出をたくさん残してくれた駄犬の名です。

甘い囀り

2012-05-26 00:00:00 | まるチャンの「何だ、これ!?」

05/26    まるチャンの「何だ、これ!?」 (111)



             甘い囀り




     今までの『ボクの出てきた記事』一覧だよ。




 ワーワワ ワゥワゥワゥワゥ ワ~~ン ♪

 ワーワワ ワゥワゥワゥワゥ ワォーン ♪



 やあ、ボク、まるだよ! みんな、元気?
ボクね、今、お歌の練習してるんだ。

 ちょっと歌い過ぎて、疲れたな~。



 ようし、でも、小鳥さんたちみたいに綺麗な歌、
歌えるように頑張るぞー、ワン!

 ワワワ ワワワ ワ~~ン、
 ワワワ ワワワ ワ~~…。



 でもね、小鳥さんたちの中にも、お歌が上手じゃないの、
いるんだよね。 知ってる?

 たとえばね、ハチドリっていうの、聞いたこと、あるでしょ?
「ブ~ン、ブン、ブン」…としか言えないらしいんだよ。

 ハチみたいにね、ワワワワワン。



 [Hummingbird]っていうサイトがあったんだ。 その中
の[ハチドリとは?]の部分を引用させてもらうから、一緒
に見てみようね? ワン。

 このサイト、音も出るから、聴きたいときにクリックしてね?
[http://www2.netdoor.com/~takano/hummingbird-j.html]




 『Hummingbird(和名:ハチドリ)は中南米と北アメリカ各地
に棲息する、体長10cm前後の極めて小さい鳥です。 頭、
首、背中の色の違いにより340種にも分けられるそうです。
「飛ぶ宝石」と云われるように、ハチドリの身体は玉虫色で、
光源とその明るさによって様々な色に変化します。』



 あらぁ。 ずいぶん可愛くて、綺麗な小鳥さんなんだなー。
"飛ぶ宝石" だって! これはちょっと敵いそうもないぞ…。

 でも、"ブ~ン" としか言えないんでしょ? ボクの方が
カッコいいぞ、ワォーン!





 『"Humming"という言葉は、「歌をハミングする」という場合
の “ハミング” で、ハチドリが文字通りハチのように空中で
静止し花の蜜を吸う時に「ブーン」という音を立てることから
来ています。 ホヴァリングして嘴を花に突っ込み、さらに
長い舌で蜜を吸います。』



 へぇ、花の蜜が好物なのか。 本当にハチみたいな鳥
なんだねー。 あんなに細くて長いぞ、嘴が。

 あ、ホヴァリングって、知ってるよ、ボク。 ヘリコプター
みたいに、空中で静止するんでしょ?



 でも難しいだろうなー。 羽を動かしながら、
進まないなんて。

 ハチドリが羽ばたく様子]の動画だよ?
1秒間に40回以上、羽を動かすんだって!




 『私の住む南部を含むアメリカ東南部で見られるのは、背中
が緑色、前面は白っぽい灰色、雄は喉のところに赤い模様が
あるRuby-throated Hummingbirdという種類です。 私の町
へは早くて五月、遅くて七月頃現われ、十月頃にはメキシコ湾
を越えてカリブ海の島々へと去って行きます。』



 これ、和名でノドアカハチドリっていうんだって。 夏は南で
冬を越す、渡り鳥なんだね。





 『夏の風物詩でもあり、蜜を吸う姿が可愛いので、ほとんど
の家がハチドリのための餌台を設置しています。砂糖をお湯
に溶かして冷ましたものを、花のような形の容器に入れます。
ハチドリは、暖かいところの鳥らしく赤い花を好むようで、こう
した容器もほとんど赤い色で作られています。』



 甘いものや、赤い花が好きだなんて、人間の女の子みたい
だねー、ワン! でも、甘いの吸いに来るのは、オスもメスも
みんな、同じなんだよ?

 あ、"甘い汁を吸ってる" んだな! ワン!





 『どこにも動物をスポイルする人がいるもので(犬や猫に服
を着せるなど)、「ハチドリが疲れるだろう」という考えからか、
ハチドリが座って(!)砂糖水を吸えるようにした容器もあり
ます。 これはやり過ぎのような気がします。』



 …そうか~。 "スポイル"、ここでは "甘やかす"
っていう意味だよね?

 ほうら、やっぱり "甘い蜜"、吸ってるからだ。
駄目だぞー、ワン。



 そのノドアカハチドリ]が "スポイル" されてる様子だよ?




 『古代からハチドリが愛されていたことは、「ナスカの地上絵」
の一つにハチドリが登場することで判ります。 私もこの地上絵
を写真で見ていましたが、実際の鳥を見るまで、この “絵” が
どんなによく描けているか分りませんでした。』



 …ということは、ペルーの南部まで越冬しに行くんだね、
このハチドリは。



 ボク、ナスカの地上絵って、知ってるよ?

 wikipediaにはね、「長さ46mのクモ、96mのハチドリ、55m
のサル、65mのシャチ、180mのイグアナ、135mのコンドルが
書かれている。 最大のものは、ペリカンかサギ、もしくはフラ
ミンゴを描いたと推測される285mの鳥類の絵である。」…って
あったよ?



 ところで、シャチは海の生物だよね? それなのに、なぜ山
に囲まれた盆地の高原地帯で、絵に描かれているんだろう?
それはね、昔の太平洋が…。

 忘れちゃった。 次、行こうね? ワン。





 hummingbirdsの画像、もっと観たい人、いる?

 こちらは静止画像だよ。

 ハチドリで検索すると、まだまだあるんだ。




 ところで、ハチドリの出す "ブーン" っていうのは、羽の音だ
よね? 啼き声じゃなくて。

 じゃあ、オスが求愛したいときも、同じようにやるのかな?
"ブーン" って。 これに答えるメスも、みんなで "ブーン"。
イエスもノーも、同じ "ブーン"。

 変なの!

 それに、これ、啼き声じゃないよねー? ワワン。



 いつか書いてあったぞー。

 『鳥類は一般的にオスしかさえずりません。 オスがさえずる
のは、縄張り宣言のためやメスに対する求愛行為です。』

…って。



 ハチドリは、声は出さないのかなー? ワン…。




 『よく耳にした鳴き声は美声とは程遠い、天は二物を与えずと
いった感じの鳴き方でした。』



 おっ! 別の証言者が現われたぞ。

 啼くことは啼くんだねー。 でも、どんな声してるのかなー?




 次のは、また別の証言者だよ?

 『多摩動物公園で撮影したチャムネエメラルドハチドリです。
比較対象物がないので体長が判りにくいですが、全長約10cm、
体重は約6gというミニサイズの鳥です。 そんな小?さな身体から
意外と大きな鳴き声が出てくるのです。 大きな展示ホールの
どこかにいる他の個体と鳴き交わしています。』

      ハチドリの啼き声  (2011年2月撮影)




 じゃあ、歌は忘れてなかったんだね? ハチドリは。

 やっぱり、ボク、敵わないや…! ワン。



 ところで、この前のキガタヒメマイコドリはどうなんだろう?
鈴虫みたいな鳥だったけど。

 ひょっとすると、声を出す筋肉は退化しちゃったの? 心配
だなー、ワン…。 誰か知ってる人、いる?



 上手に歌うのって、難しいねぇ。

 ボク、これでもね、ニワトリさんよりは音楽的に歌えるように
なったんだよ。 でも、小鳥さんたちには敵わないな、ワン。




 ボク、maru のやつに訊いたんだ。 どうやったら、あんなに
綺麗に歌えるようになるの?…って。

 そしたらね、「それは無理だよ。」…って言われちゃった。



 「声を出すための筋肉や、体の作りが違うでしょ。 まる
チャンやぼくとは。 それも、何万年、何十万年の時間を
かけて、進化してきたんだもん、小鳥さんたちは。」

 シンカ?

 「ハチドリの嘴や、ホヴァーリングするための骨格だって、
同じことだよ。」

 フンフン。



 「まるチャンは、高い声で歌えなくても、元気よく吠える
こと、出来るでしょ? あれ、カッコいいよ!?」

 そうなの……?




 でもボク、やっぱりお歌がうまくなりたいんだけどなぁ…。

 maru のやつだって、大丈夫かな~。 「いくつになっても、
楽器は続ける。」…なんて、口じゃ言ってるけどねー。



 きっと退化しちゃうんじゃないかね~、ワン。



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