
ニュースを見ててぬすけた顔のAの自信満々の表情にはすでに飽き飽きしてきた。

しかし、経済界の期待がいかに大きいのか唯一所持している生命保険会社の株価があっというまに急上昇したことだけはニンマリ。

経済の動向だけはよくわからない。必ず破綻が来ることは必至だと思っているので、株は今が売り時とどうしたら売れるのか調べてみたけど、簡単だと聞いていた売却は意外にややこしい。年明けないと手続きは無理だった。明日、大納会だしー

さて大好きな松井秀樹選手が引退することになった



高校時代からこの選手はずーっと見てきた。あの明徳義塾戦での連続5四球の時も

星陵高校の監督は名伯楽と賞賛されている山下智茂だが、彼の薫陶に心底影響を受けたのだろう。松井の生き方を見ていると(野球の実況中継や録画、インタビューを通じてだがー)嫌味を決して見せなかった。批判や皮肉も口にしたこと私はなかった。
こういうとまるで少年時代の長島を愛して止まなかった自分の再現だけれど・・・
プロ野球の選手が途中で日本を離れてアメリカのプロリーグに移籍して行く姿をずーっと見せられ続けている。今年もいろいろ出て行ったがどうなのか?
夢実現のために渡米するのはいいだろう。しかし、向こうは決して甘くない。渡ったはいいが、メジャーに登れない選手がこれまでいかに多かったかーそして少し登場したかと思うとすぐにマイナーに追いやられ、日本で多くのファンを持っていて年俸も1億以上稼いでいた選手が2軍3軍で自分の靴下さえ自分で洗う生活を強いられる。

苦労を重ねて、やっぱり生きて行くためには金を稼がないといけないととうとう帰国し再び日本プロリーグに戻って野球をしている選手の多いこと。
阪神にいた藪どうしているのだろう?井川は帰ってきた。和田はどうなってるのだろう?川崎はイチロウにあこがれてアメリカに渡り、一時はイチロウと一緒にプレーもしていたけれど、イチロウはヤンキースへ。イチロウは別格なのだよ、川崎君

君も帰国する?
松井はその道を選ばなかった。帰ってくれば恐らくどこかの4番を打てるだろうに・・・ここが生き方の違いだ。
松井はヤンキースでワールドチャンピオンになったし、そのMVPを取ったのだからいわば野球界の世界チャンピオン。この誇りを汚したくなかったのだろう。よくわかる

こういう一途な生き方、実直な考え方に惚れるんだよ、オヤジ達はー
ご苦労様でした松井秀樹選手
