おやままさおの部屋

阿蘇の大自然の中でゆっくりのんびりセカンドライフ

神がかり松井のパス

2010年06月15日 12時08分21秒 | 日記

昨日は日本中が興奮の坩堝と化した。

いつもは起床五時半なのに、時計を見るとなんと7時半過ぎ。いやはや・・・
スポーツは応援する側の心を一つにする劇的な効果を持っている。野球の世界大会の決勝戦でも、当時街にいて携帯のTVを見ていて勝利が決まった瞬間、ガッツポーズをしたら道路向こうでも知らない若者がそれに呼応してガッツポーズ。道路を挟んで向こうとこっち、言葉はないのに気持ちが通じ合っている。この連帯感が昨日もあちこちで生まれたのではないか。

試合の前半終了間際に本田のシュートが決まった時には思わず見ていた妻とハイタッチしてしまった。
松井のアシストパスがよかった。彼のボールさばきは最高だ。フランスで活躍して随分もまれ上達したのだろう。シュートよりもリターンパスが鮮やかだった。

ハーフタイムまでは眠気と戦ったけれど、後は夢の中・・・
眼が覚めたときは後半ロスタイム。猛攻を受けていた。しかし守護神川島?が神がかり的にゴールを守ってくれた。彼には強い意志、根性を感じる。ついにタイムアップのホイッスル。やったーっとハイタッチしようとしたら妻はすでにご就寝。ひとりで「イエイ

WBCの時を思い出す。決勝戦の偶々仕事で街中に出張していた。その合間を縫うように携帯でTVの戦況を確認。最後の時はビルの外に出て、ダルビッシュの粘りピッチングを応援。勝負が決まった時、知らずガッツポーズが出ていた。その時、道路向こうでも若者達が集まって方を抱き合って喜んでいた。彼らとも目を合わせて知らない者同士だけど互いにガッツポーズしあった。日本全国でそんな状況があったのではないかと思う。

スポーツは思想も宗教も党派も人種も超える。人種・民族・国家は異人種・異民族・異国家間の試合の時には感情を刺激し合う面もあるが、互いに夢中になるのは確か。人為を超える能力を持つのは芸術特に音楽の力もそうだ。昨日のサッカー競技場を包んだあのなんとも形容しがたい音もアフリカの民族楽器だそうで、感情を興奮の極地にいざなう麻薬のような力を持つのかもしれない。

次はオランダだ。容易くない相手ではあるが、今回のことを鑑みると「なせばなるのかもしれない」当たって砕けろ!だ。フレーッフレーッニッポン