おやままさおの部屋

阿蘇の大自然の中でゆっくりのんびりセカンドライフ

ありがたいなあ・・・

2010年06月02日 07時21分41秒 | 日記
今朝も明るい太陽が昇った。たしか天気予報じゃ崩れるといっていたがー。「ほんまかいな?」
時間はたっぷりある。

今日はさて何しよう。昨夕、ホウレンソウと時無しニンジンの種を植えた。ニンジンは前回失敗した。ほとんどが奇妙な姿をしたものばかりで、まともなやつ5,6本を残して全部捨てた。「何であんなのが生まれたんだろう・・・?」

今回は場所を変えて、深く耕して畝を作ったし、土も作っている。欲張らないで数を抑えて、1畝だけー。間引きはケチらずにバッサリやろうと思っている。「乞うご期待!」ってとこ。

量販店で買った去年の残りの種「地這えキュウリ」と茄子を蒔いたが、キュウリは発芽しない。茄子は発芽しているが生長しない。種はやはり賞味期限?が大事になるのだろう。

このままではキュウリが食えない。去年あんなに成功したのにー夏の真っ盛り、キュウリの生長していく様を見て感嘆したものだ。一日で数センチ伸びていくのだから、植物って生きてるのだと実感した。

かぼちゃを去年作ったら、すごく美味しかった。ほくほくとして甘い、最高の「作品」だった。それで今年は種から、たくさん苗を育てた。15,6個の苗を畑の隅あちこちに植えた。道路わきの離れた場所に植えていたかぼちゃの苗にいつの間にか「竹の柵」が施してあるのを退院して気付いた。「あれっ!?」俺あんなうまいことやれないし、だれが作ってくれたんだろう。近所の方に伺っても「いや知らんよ」と次々に否定。
地取り捜査の果てに、一人の人物が浮かび上がった。Mさんだろう。    
土地の方だが、ものすごく親切で、あれやこれや面倒を見てくれている。最近会わなくなっているけれど、先日も山から抜いてきたといって「楓」の木を持ってきてくれたし、ウドを取ってきたと御裾分けしていただいた。

2年前、これを植えてみてくださいと「ヤーコン」の種芋をいっぱいもらった。これが不思議な食感で今年も植えようと考えていたけれど、種芋が手に入らない。それでMさんに甘えて「ヤーコン」がもし余っていたら分けてくださいと頼んだ。数日後には種芋10個ほど持ってきてくださった。こうしていつも助けてくれる方なのだ。近所に住まれているK大学の工学部で教授だった先生の教え子だったらしく(真相は不明)、いつもその方の畑に来て手伝っておられる。奇特な方なのだ。こういう仏様みたいな慈悲の人間もいるのだ。

月1で大学病院に診察に通っているが、ロビーで何度かお会いしたことがあるので、持病を持っておられるのだろう。シャイで恐らく50から60にかけての年齢、私と同世代だろうと思われるのだが、一緒に飲んだことはないし、プライベートな話をしたことないので私にとって謎の男性でもある。どうでもいいことではあるがー。
いい人には間違いない。「最近、おやまさん顔見ないけど又入院でもしてるんじゃないかな・・・」と通りかかった時、心配されて、ふと見つけたかぼちゃの苗を見て、すぐ柵を作ってくれたんじゃないだろうか。これがほんとの愛なのだろう。釈迦の言う無償の施し。
学ぶこと多し。