おやままさおの部屋

阿蘇の大自然の中でゆっくりのんびりセカンドライフ

生と死の間は紙一重!

2010年06月08日 07時36分17秒 | 日記
昨日も午後から天気が崩れるといっていたが、崩れないし、夜には雨になるとい予報は伝えていたが、信じることが出来ず夕方、畑と庭にいつも通り水撒きした。
朝外を見ると、朝日は姿を見せていないが、雨が降った形跡なし!!いつまで続くんだろう。こんな時に、梅雨ドバッと降るのではないか、そして被害もー
                     
お隣りの方が最近ずっと不在されていて、もう2週間以上大切にしておられル盆栽も畑もほったらかし。ご夫妻とも几帳面な姿で雨の降らないこの天気、おかしいなあと思っていた。あまり不在が続くので、妻が内のホースが届く範囲で水を撒いたその日午後、帰って来られた。ちょうど顔あわせたので、「どうかされたんではないかと心配していました」と声を掛けると、「えー、実は入院していました」と言われる。

話を聞くと、心臓が痛くなって病院に検査に行ったら、即入院となって手術したという。心臓の血管が詰まっているので一度手術したのだが、その晩に大きな発作に襲われ、再手術。4時間かけてのオペで「やっと生還できました」とさらっと言われる。冠動脈の真ん中の太いやつが99%%梗塞していたのでバルーンとステントを2本繋いで入れたという。
一緒ん話を聞いていた妻はその話でショックを受けたらしく、「聞いていて、冷や汗が出ました」という。

この方はお酒を飲まれない。もと公立中学の校長をされていた謹厳実直な人。時々、ジョギングにも出かけておられる。健康には人一倍気を使っておられるように思っていた。
話を聞くと、甘いものが大好きなので・・・そうか「甘党」なのか・・・

やはり顔色が良くない。奥さんがほんとに怒っていらっしゃる。「どうしても畑と盆栽が気になるので、帰るといって聞かないので2週間入院していました、今朝退院して帰ってきました」と。
この気持ちよくわかる。

2年前の自分の狭心症の時には、75%の血栓で狭心症ですといわれた。発作が起きて、自分で只事ではないと思って、たった1枚だけお守りでかかりつけの病院から頂いていた「フランドールテープ」(ニトロのテープ)を貼って危急を凌いで病院に駆けつけた。それも早朝なので近所に迷惑かけたくないと救急車を遠慮して妻の運転で。
緊急に検査をしたら、「あなたは心臓がいつ大きな発作=心筋梗塞が起こるかわからない。そく入院して手術しましょう」と医者は言ったが、「明日、終業式で式辞を述べる仕事があるのでー」と断固として入院を2日延ばしたもらった。「その間、どんな事が起きようが病院には一切の迷惑をお掛けしません」とまで言ってー。

2週間の前半5泊6日は私の白内障手術入院と重なっているが重さが違う。「急に胸が痛くなって」とさらっと言われるが、狭心症発作の時のなんとも言えない息苦しさ、胸の重圧感を思い出すときつかった筈だ。

心筋梗塞は起きてしまうと発作が起きた場所にもよるし、状況にもよるが命が危ない病気。最近はAEDが普及してきたので救命率が上昇しているらしいが、この村にはどこに設置してあるのか少なくとも半径2キロないにはない!村役場まで急いでいっても間に合わない。勤めていた学校には2つあったがー。

いつなにが起こるかわからないのが人間の命。今朝眼が覚めたことを神様に感謝しなければならない。そして今日ある一日を貴重な一日として有意義に過ごさなくちゃいけないと再認識した。

お互い無理したらいかんぜよ!^_^