おやままさおの部屋

阿蘇の大自然の中でゆっくりのんびりセカンドライフ

あーあ「期待の星」牛蒡もダメだった!

2010年06月06日 06時16分31秒 | 日記
今朝は早く眼が覚めて、ベッドの枕元に据え付けているスタンドにスイッチを入れたら、何かパチッという音がしたかと思ったら、切れてしまった。
いつもはこのまま1時間ほど本を読む週間なのだが、仕方ないから薄明かりの中、離れに入った。

窓から阿蘇を見上げると山稜が赤く染まっている。もうすぐ夜が明ける。今日も天気みたいだ。雨が欲しいところ。

昨日、腰にゴムベルトをしっかり巻いて、小型の低周波マッサージ機で腰の痛いところにパッドを貼って、電気を流しながら畑を見て回った。畑の向こうから軽のライトバンがやって来て、挨拶される人がいる。挨拶を返すと地元のHさんだ。去年、村の議員に当選された。土地を探している時に、随分お世話意なった方。親切で、農業のことだけではなくて、木工もプロ並みだし、博識。TVなどで南阿蘇を紹介する番組があると、彼は詳しいので出演依頼があり顔を出されることもある。

地元の地名士なのだ。しかし、気取らない人でもあり、車を降りると畑にやってこられて久しぶりに話をした。

そしていろいろ教えていただいた。落花生は株間が近すぎるのでもっと話したほうがいい。トウモロコシも間引きが足りない。牛蒡はもう収穫の時だと教示。「農業は毎日の雑草取りが大事」との教訓。
「明日、食用ひまわりの種」を持ってきてあげましょう」と約束して帰られた。メジャーリーグで外人選手がベンチでもぐもぐやってぺっと地面に吐き出しているやつだ。(あれだけはなじめない、汚く感じるし嫌だ)あおの食べているのがひまわりの種。食べたことがないので冒険だ。

すぐ、牛蒡を掘った。地面から出ている葉っぱは里芋の葉みたいにものすごく茂っている。
こりゃありっぱな牛蒡が育っているぞと心中期待していた。特にニンジンがダメだったので、牛蒡で面目躍如といきたい。

ところが・・・ ・・・・・ 

また、割れている。二股、三股。一本すーっと伸びているのも少しはあったが、殆ど奇形。上の葉が大きく茂っているのでまさかこんなことにはなっていないと思っていたが。残念!近所に分けてあげようと思っていたのだが「取らぬ狸の皮算用」に終わった。

農薬も一切使っていないし、肥料も時に化成肥料を量販店で購入して撒くことはあるけど、それが原因じゃないと思うのだがー石ころが混じっている?そんなこともない。考えられるとすればやはり竹。確かに、竹との第一次戦争から第4次戦争と戦い続けたのだが、未だに平気な顔で畝の中から顔を出す。地下にはべトコンの地下抵抗戦線が張り巡らされているのだろう。敵わない。当分腰が痛いので、戦闘放棄せざるを得ないのでされがままかー
悔しいーっ!!
牛蒡、携帯で写真を撮るのも止めた。がっくり。きんぴら、ごぼてん、酢ごぼう・・・いろいろ夢想してたのに。
土の下に長く伸びるのは止めた。ずぶ素人(しろ)の私では無理src="http://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0160.gif">
「あきらめなされよあきらめなされ あきらめなさるが無事であろ
どうせこの世はこうしたものと あきらめきれぬと あきらめる」高田渡の「あきらめ節」。

ところで昨日は夕方、妻と思い立って、やま(阿蘇山)に登ってきた。もちろん車で、だが・・・
私の家から真正面に見える夜峰山の頂上付近まで登ると、烏帽子岳山頂付近が薄いピンクに彩られている。ミヤマキリシマだ。私の家からでも目のいい妻はその赤く染まった山頂が見えるという。しかし、いかに白内障手術して改善されたはいえ、そこまでは見えない。折角来たんだからもっと登ってみようと妻を促して、山上へ。
ところが何か匂うのだ。刺激臭がする。そうか今日は中岳火口の火山ガスが出ているんだ。危ない!!以前このガスで多くの観光客の命が奪われるという事件があった。見える場所まで登って携帯で写真を撮ってそうそうに下山した。写真はその時のもの。