フジタ社員 解放

解放のフジタ社員３人、中国国内便で上海に
尖閣
　【石家荘＝関泰晴】北京の日本大使館は９月３０日午後、中国河北省石家荘市内で中国当局に拘束された４人のうち、同日解放された中堅ゼネコン「フジタ」社員の日本人３人と接触、解放を確認した。


　３人は同日、中国国内便で現地法人の所在地・上海に向かった。

　３人はフジタ国際事業部建設部次長、佐々木善郎さん（４５）、営業本部営業統括第５部次長、橋本博貴さん（３９）、現地法人「藤田中国建設工程有限公司」（上海）社員、井口準一さん（５９）。石家荘の空港では、旅客機に一般客が搭乗した後に、スーツ姿の３人がマイクロバスで到着、硬い表情でタラップを登った。

　一方、中国外務省の姜瑜(きょうゆ)・副報道局長は３０日の定例記者会見で、なお拘束中の現地法人社員、高橋定(さだむ)さん（５７）について、「さらに調べを受ける必要があり、関係当局が法に基づいて公正に事件を処理すると信じている」と述べた。

（2010年9月30日22時03分 読売新聞）

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無事に解放されました。3人の皆さん怪我や事故に遭わず、