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古本屋 書店 本棚事故

2009年10月14日 18時01分42秒 | Weblog
古書店事故、棚の固定不十分か ビスで上下二段重ね2009年10月14日12時23分

札幌市の古書店「デイリーブックス」で本棚が倒れ、近くの小学5年鈴木愛菜さん(10)が意識不明の重体になっている事故で、倒れた本棚は、小型の棚を二段重ねにしてビスで固定したものだったことが、道警への取材で分かった。道警は、固定が不十分だったために何らかの衝撃で倒れたとみて、14日午前、業務上過失致傷の疑いで現場検証を始めた。

 札幌東署などによると、倒れた本棚は、壁面の棚を除いて4列ある木製本棚のうちの3列。高さ約2メートル、幅約5.4メートル、奥行き約30センチ。捜査関係者によると本棚は、小型の棚(高さ約1メートル、幅約90センチ)を背中合わせにしたものを横に6個連結し、それをさらに2段重ねにしていた。計24個の棚は、ビスなどでつなぎ合わせたものだったという。

 道警の調べでは、二段重ねにした部分のビスは、倒れた際に外れていたという。また、倒れた3列は上部の両端で幅約10センチの木製の板によって連結されており、1列でも倒れると3列が連動して倒れる可能性のある構造だったという。

 本棚が倒れた際、上下の棚を連結している部分のビスが外れ、棚の角部分が愛菜さんの胸に当たった可能性もあり、道警が詳しく調べている。

 札幌東署は現場検証に店長を立ち会わせ、構造物の強度の専門家に意見を聴きながら計測するなどして、本棚が倒れた状況などについて調べている。

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