ニューギニア島でＭ７．６ 津波警報は解除

米地質調査所（ＵＳＧＳ）によると、インドネシア東部のニューギニア島で現地時間の４日午前４時４３分（日本時間同）ごろ、マグニチュード（Ｍ）７．６の地震があった。同国の気象当局は津波警報を発令したが、間もなく解除した。同国の主要メディアは午前９時までに地震による人的被害の情報を伝えていない。

　震源地は西パプア州（ニューギニア島西部）の州都マノクワリから西北西へ約１５０キロの海岸部。震源の深さは約３５キロ。震源地付近では午前７時３３分にもＭ７．５の地震があるなど、Ｍ５以上の余震が続いた。

　１回目の強い地震について日本の気象庁はＭ７．５と推定。日本への津波はなく、多少の海面上昇はあるものの被害などの心配はないとしている。（ジャカルタ共同）

毎日新聞