賠償・料金値上げ 保養所・グラウンドも売却する予定。どうなる?
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以下は朝日新聞のニュース記事
東京電力の2011年3月期連結決算の純損益が1.5兆円規模の赤字になる見通しであることが20日、分かった。福島第一原子力発電所の事故の対策費用や廃炉費用などが膨らみ、約1兆円の特別損失を出す見込み。また、清水正孝社長(66)は事故の責任を取って辞任する方針だ。
決算は20日午後に発表する。純損失は1.5兆円規模で、過去最大になる見通し。当初は7千億~8千億円の赤字とみられていたが、福島第一原発1~3号機で炉心溶融が起きていたことが分かり、廃炉費用が膨らんだ可能性がある。
また、被害者への損害賠償費用などに充てるため、従来は3千億円程度と見込んでいた資産売却などのリストラを、5千億~6千億円規模に積み増す。KDDI株や保有不動産などのほか、保養所や運動場などの福利厚生施設も売却する方針で、追加のリストラ策も決算に合わせて発表する。