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共同通信 中川昭一氏 死因は循環器系の複数箇所に異常

2009年10月06日 19時40分37秒 | Weblog
中川昭一元財務相 循環器系の複数箇所に異常

中川昭一元財務相の弔問に訪れ、遺影に手を合わせる支援者ら
Photo By 共同
 4日に東京都世田谷区の自宅で死亡しているのが見つかった自民党の中川昭一元財務・金融担当相(56)の行政解剖で、循環器系の複数個所に異常が見つかった。警視庁は組織や細胞を調べる病理検査を実施して死因との関連を調べている。遺体が安置されている自宅には5日、鳩山由紀夫首相や新党大地の鈴木宗男代表らが弔問に訪れた。

 行政解剖では血管など、循環器系の数カ所の部位に異常が発見された。体内からは微量のアルコール成分が検出されたことも分かっている。

 警視庁は病死の可能性が高いとみている。検視の結果、死亡推定日時は3日午後11時前後とみられる。

 ある関係者は「1週間ぐらい前から、ずいぶん具合が悪いようだった」と話した。

 中川氏は9月27日に、地元の帯広市内で行われたゴルフ大会に参加。関係者によると、笑顔で元気にプレーしていたという。しかし、30日には予定していた会食をキャンセル。亡くなる2日前の今月2日も、帯広連合後援会の幹部会を、風邪を理由に欠席していた。周囲には「寝られなくて睡眠薬を使っていて、病院に通っている」などと話していたという。

 この日、中川氏の自宅には、次々と白い供花が届き、政界関係者も続々と弔問。鳩山首相は午前11時41分、黒いネクタイ姿で約5分間、遺族らと面会。「大変人間味のある方だった。心からご冥福をお祈りします」と語り、昨年、中川氏と酒席をともにしたことも振り返り「焼き鳥をつまみに政治談議したことを懐かしく思い出した」と述べた。また、父の故中川一郎元農相にも触れ「私自身が政治家になろうと思ったのは鳩山一郎ではなくて中川一郎先生で、わが家にお出ましになり、こんなに素晴らしい人間味のある先生がいるなら自分もやりたいと正直思った。それから政治の道に入る決意を固めた」と明かした。

 午後5時前には、中川一郎氏の元秘書で、一郎氏の自殺後、議席を争った因縁がある鈴木宗男氏が弔問し「眠っているような感じのお顔でした。今なお、本当に亡くなったという実感を私自身、受け止められない」と述べた。また、「かなわぬ夢ですが1日ゆっくり話がしたかった。とにかくお疲れさまでしたというのと、中川一郎先生が天国でどれだけびっくりしているか、どんな言葉で迎えるかを思ったら、言葉にならない」と涙ぐみながら語った。

 自民党の石破茂政調会長、細田博之前幹事長、甘利明前行政改革相、安倍晋三元首相らも訪れた。